北朝鮮「火星15」打ち上げで米朝戦争勃発の可能性99%に?


軍事的なプレッシャーとして、すでに米国は空母3隻を日本海に投入しているが、
12月4日から最新鋭ステルス戦闘機F22など約230機を展開して米韓合同軍事演習を実施する。

コリア・レポート編集長の辺真一氏は「戦争へのカウントダウンが始まった」と警告する。

「国際包囲網を張って兵糧攻めにしながら軍事プレッシャーをかけて、北朝鮮をギブアップさせようとしています。
しかし、北朝鮮が白旗を揚げない限りは戦争になります。これまでの経過を考えると、北朝鮮の側から折れるということはあり得ないでしょう。
金正恩氏はトランプ氏のことを『狂った老いぼれ』と呼んでいる。とても理性的とは思えません。
もう落としどころは見つかりません。アメリカが先制攻撃を仕掛ければ、北朝鮮は核攻撃で報復に出ます」

11月下旬、ヨーロッパのシンクタンク・欧州外交評議会(ECFR)が、
北朝鮮の核攻撃の標的リストを公表。米国のマンハッタンやグアム、韓国のソウルのほか、
日本では東京、大阪、横浜、名古屋、京都の5都市が含まれたという。

「史上初の核戦争になる。日本も韓国も北朝鮮も共倒れです。レッドラインは、北朝鮮が火星15を通常軌道で発射するか、
火星14を使って太平洋上で水爆実験を実施する。あるいは、火星12(中距離弾道ミサイル)でグアム近海を包囲射撃した時点でしょう」

辺氏はこう嘆く。
「日本にとって北朝鮮有事は今や想定内です。軍事衝突が起きないように、知恵を絞り、工夫を凝らして何とかしなければいけないのですが……」
https://dot.asahi.com/wa/2017120600006.html?page=2