12月5日の参議院法務委員会で、民進党の有田芳生議員が警察庁官僚の答弁に対し「ヘラヘラしないで下さいよ」と不快感を露わにする場面がありました。

「ヘラヘラしないで下さいよ。おかしいんですよ」
この日、有田議員は元TBSのジャーナリストによる準強姦疑惑について警察庁の審議官を追及しましたが、問題の場面は発行された逮捕状が執行されないケースがあるのか、という点についてのやり取りの際に訪れていました。

逮捕状が請求され、発行されたにも関わらず直前になって中止になるというケースは一般的にあるのか、と質した有田議員に対し、警察庁の大賀審議官は逃走の恐れがなくなった、逮捕が必要でないと判断された場合など「通常ありうるもの」と答弁。

「直前に停止されることもあるのか」と追及しても「直前ということもあり得る」と有田議員が扱った問題における警察側の対応に問題はなかったとの見解を示します。

すると次に有田議員が若狭勝前議員がブログで自身を「逮捕状と執行実務に精通している」とした上で「通常あり得ない」と述べていることを挙げて「この認識は間違っているのか」と尋ねたところ、審議官は少し苦笑しながらこう話し始めたのです。

警察庁「(少し苦笑気味に)まぁ個人の認識というものについてコメントをすることは差し控えたいと思いますけれども」

答弁の途中に「そんなこと聞いてんじゃないんだよ」「時間無いんで」とヤジが飛んだためか審議官は最後の部分でも「執行しないようにという指導をするということは『(強い声で)ある』ということでございます」と強調、こうした流れだったためか有田議員は開口一番、このように不快感を隠そうとしませんでした。

有田「ヘラヘラしないでくださいよ。おかしいんですよ。」

(略)

http://www.buzznews.jp/?p=2113404