12月3日に放送されたBS朝日「激論！クロスファイア」で、立憲民主党の枝野幸男代表が「産経新聞にあることないことやられてる」と語る場面がありました。
この日の放送では田原総一朗氏や小林よしのり氏らと北朝鮮問題や憲法改正、それに立憲民主党立ち上げ時の状況などについて議論していた枝野代表でしたが、発言は加計学園問題における安倍首相の発言を批判する流れから小林氏が「ポスト真実」に言及した際に述べられていました。
「今、ポスト真実になってしまっている」「自分の陣営にとって都合の良い言葉や論理だけを信じ込むという国民性が広がってきている」と懸念を示した小林氏に対し、田原氏が安倍首相とトランプ大統領も「朝日新聞に勝った」「俺もそうだ」という会話を交わしていた、と例示したところ、枝野代表は「ホントだったら信じられない話」とした上で産経の名前を挙げ、自らの政治的な立ち位置に言及。
枝野代表は「逆に我々はね、産経新聞さんからね、あることないこと、時にはないこともやられてますけど」と苦言を呈す一方で「別にそこに勝とうっていう政治じゃないですから。勝ち負けじゃないですから」と間接的な安倍首相批判を交え、「本当に言ったんだとしたらそれだけで政治家失格だと僕は思いますけどね」と否定していました。
続けて「国民の皆さんが声を上げないと」「国民の皆さんが変える最大限のお手伝いが出来る勢力になりたいと思っています」と立憲民主党の立ち位置を紹介しこの話を終えましたが、その後小林氏は再び安倍首相とメディアを批判。
「権力を監視するのはメディアの使命」「提灯記事ばっかり書いてたんじゃジャーナリズムの意味がなくなってしまう」と指摘すると「朝日新聞への被害妄想が凄くなりすぎている。何故そこまで敵視しているのかわからない」と語っていました。
