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森友学園の小学校設置趣意書の表題が「安倍晋三記念小学校」ではなく「開成小学校」となっていたことが明らかにされた件で、11月25日にこれを報じた朝日新聞への批判が強まっています。

朝日新聞は11月25日「森友の設置趣意書を開示 小学校名は『開成小学校』」というタイトルで伝えていますが、問題とされているのは朝日新聞が5月9日に掲載していた記事との関係。「『安倍晋三小学校』記載の資料?財務省は黒塗り開示」というタイトルで当時こう記述していたためです。

朝日新聞「学園の籠池泰典・前理事長は8日夜、取得要望書類として提出した小学校の設立趣意書に、開設予定の校名として「安倍晋三記念小学校」と記載したことを朝日新聞の取材に認めた。」

11月25日の記事では表題が「開成小学校」であったことを事実として報じている他、5月9日の記事との関係については訂正も謝罪もないまま、末尾でこのように淡々と伝えています。

朝日新聞「校名などが当初、黒塗りになっていたため、朝日新聞は籠池氏への取材に基づいて、籠池氏が「安倍晋三記念小学校」の校名を記した趣意書を財務省近畿財務局に出したと明らかにした、と5月9日付朝刊で報じた。」

これには厳しい声が相次いでおり、「黒塗りを利用して政権批判を煽った反省はないのか」「フェイクニュースを流したってことにはならないのか?」「慰安婦報道問題から体質が変わってない」といった朝日新聞への非難が多数聞かれています。

既に麻生太郎財務相が11月24日の会見で「朝日新聞は書いてあるとあおった」「だから報道はゆがんでいると言われるんだ」などと語っていたことも朝日新聞への注目度が増す要因となっている他、産経ニュースも11月25日の「産経抄」で「まなじりを決してこの件を追及していたマスコミや野党は、どう始末をつける気だろうか」「朝日新聞は5月9日付朝刊の1面記事で、趣意書に安倍晋三記念小学校とあることを事実であるかのように記した。」と朝日新聞を問題視しています。

また表題が「安倍晋三記念小学校」ではなく「開成小学校」であったことを11月22日にいち早くTwitterで情報公開していた自民党の和田政宗議参議院員は朝日新聞の報道問題について11月23日の時点で「朝日新聞は紙面を通じて籠池氏の嘘を拡散した形になりはしないか」「朝日新聞は読者と国民に説明すべきではないだろうか」と述べていましたが、11月25日の朝、朝日新聞がこの問題を報じたことを受け改めて「あのー、それで終わりなのでしょうか?」と疑問を呈し、5月9日の記事について「朝日が能動的に「安倍晋三記念小学校ではないか」と確認したようにも取れるのですが」と朝日新聞の対応が不十分であるとの見解を示しています。

「ウソがバレるとあっさりと報道。慰安婦と同じだね」
「朝日は事実と異なる記事への反省はしないの?」
「朝日新聞の能力の低さがまた証明されてしまった」
「何だよ謝罪文の一つもないのかよ。おかしいだろう」
「誤報なのか悪意ある捏造だったのか説明すべき」
「しれっと記事にすれば済むと思ってるのか?」
「黒塗りを都合よく利用して安倍批判した反省はどこに」
「まず安倍首相に謝罪すべきじゃないの?」
「フェイクニュースを流したってことにはならないのか」
「慰安婦報道問題から何一つ変わってないじゃないか朝日は!」
「籠池信じて安倍批判した挙句にこのザマ」
「結局裏取りもせず書いた記事でしたってことか。呆れる」
「訂正も謝罪もないなんてびっくり。何考えてんの?」
「黒塗り使って煽るだけ煽ってこれで終わりなの?」