山尾議員は、倉持氏起用について、憲法改正や安全保障問題などについて助言を受けるという。
だが、これらについて報道陣からマイクを向けられても「答えるつもりはありません」と、嫌悪感をあらわにし、憮然とした表情で答えた。

 この豹変ぶりにネット上では「不貞の噂があった相手を起用とか正気ですか?」「相手の奥さんの気持ちを考えた事あるのかな?」
「公私混同甚だしい」など、批判の声が大多数を占めた。

 経済評論家の勝間和代氏は「政策通はいくらでもいる。彼じゃなくてもいいと思う」と11月7日放送の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)でバッサリと切り捨てた。
続き「政策を作るときは『他人がどう思うか、国民にどう受け止められるか』ということがすごく重要。
それに対する配慮ができない方なんだなと思いました」と苦言を呈した。

 また、倉持弁護士の同業者である菊地幸夫弁護士は、11月12日放送の「アッコにおまかせ!」(TBS系)で
「山尾氏自身が法律家であり国会の中には、たくさんの弁護士がいる」と前置きし、「なぜこの人じゃなければいけないのか?」と疑問を投げかけた。
また八代英輝弁護士も2012年に司法修習修了・弁護士登録をした倉持弁護士に対し「弁護士になってまだ数年しか経っていない。
法曹界のキャリアも山尾議員のほうが上なのに……」と語っている。

 慶應義塾大学大学院法務研究科非常勤講師(憲法)、日本弁護士連合会憲法問題対策本部幹事・第二東京弁護士会憲法問題検討委員会幹事などを務める倉持弁護士。
この経歴をみれば、政策顧問起用は妥当といえるのかもしれないが、やはり今回の起用は時期尚早と言わざるを得ないだろう。

https://news.infoseek.co.jp/article/asajo_41030/