足立議員は約20分間の質疑で前半の10分強を加計学園問題における野党の姿勢と朝日新聞の報道批判に費やしていました。玉木代表と福山幹事長の献金問題については「斡旋利得罪あるいは斡旋収賄罪」ではないのか、と疑問を呈し、今の国会を「犯罪者たちが安倍総理を取り囲んで非難する」構図だ、と表現、これを問題視する観点から委員長に対し「自由討議でもいいから野党議員に質問する場をセットするよう検討頂けないか」と提案。

冨岡勉委員長は「一応理事会で検討する」とだけ述べていたことから実現の見通しは薄いと見られますが、足立議員は次に加計学園問題に関する朝日新聞の報道に話を移し、「ねつ造報道」と指摘するとその理由を解説していました。

「朝日新聞社がこういう記事を一面で出すというのはこれねつ造と言うんですよ」と厳しく批判した足立議員でしたが、コメントを求められた林文科相はさすがに「特定の報道について断定することは控えさせて頂きたい」と慎重な答弁。

加計学園問題に続いてサンフランシスコ市の慰安婦像問題や森友学園に関連した質疑を展開した足立議員はここでも野党を批判。「無責任野党は森友をやらず加計学園ばっかりやっている」と指摘するとその理由について「辻元清美国対委員長が関わってるからじゃないですか?」と述べ、「辻元清美国対委員長の生コンに関わる疑惑、野田公園に係る疑惑。これについてもこれからも追及していきたい」と宣言する場面も。

約20分の最後には再びこのように述べ、足立議員は質疑を終えていました。

足立「それでね、最後に申し上げますが玉木雄一郎代表の犯罪の疑惑。それから福山哲郎幹事長の同じように犯罪の疑惑。これについては引き続き追及していくことをお誓い申し上げて私の質問を終わります。ありがとうございます」

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