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憲法改正を支持する若者を「馬鹿」呼ばわりした朝日新聞の読者投稿欄が話題になっているようです。

これは11月9日の「声」欄に投稿された「特攻志願『お前たち馬鹿だ』」で、88歳の読者が18〜29歳の若者に苦言を呈している内容。

この年代の自民党支持や憲法改正への賛成が他の世代に比べ多いとする世論調査の結果を「寒気がする」と語るこの老人は、自身が若い頃海軍に志願したところ、戦場帰りの下士官から「海軍なんか志願して、お前達たち、馬鹿だなあ」と言われたことになぞらえて「わざわざ自分を兵隊にする改憲をしたがるお前たち、馬鹿だなあ……」「18〜29歳、自分が何をしているか、わかっているのか」と述べています。

しかし戦争を放棄した現行憲法の保持が東アジア情勢に鑑みれば寧ろリスク要因と捉える層からは「戦争反対と言ってても平和は訪れないだろう」といった意見が、また憲法改正がなぜ「自分を兵隊にする改憲」という解釈になるのかという論理的整合性からの疑問が、更に自民党以外の政党を支持すれば戦争を回避出来るという根拠がないとする反論が、そして朝日新聞が投稿欄を使って自社の主張を代弁させているかのような印象を与えている点への不快感がそれぞれ寄せられており、厳しい意見が相次いでいます。

老人の若い頃の時代とは異なり情報が溢れている現代においては若者は十分な情報を得た上で自民党や憲法改正を支持しているのだ、との声もあるなど、投稿は全くと言っていいほど共感を得られていないようです。

「戦争反対と言ってても平和は訪れないのだよ」
「憲法改正がなぜ若者を洗浄に送り出すことになるのか」
「現代戦で徴兵した兵隊が使い物になるわけないだろ」
「集団的自衛権を勘違いしてるんだろうなぁ」
「朝日を読むと考えが偏る典型のような投稿だ」
「88年も生きててこれなのか」
「この爺さんは時代の違いをわかっていない。今は情報がある」
「9条改正反対を唱える政党を支持するのはお前ら老害だけだよ」
「朝日を読むとこうなっちゃうよという事例ですね」
「この意見を堂々と載せる朝日がやっぱり一番すごいね」
「また朝日が投稿使って代弁させてるのか」