高森明勅
11月10日 0:30 ·
【改憲vs改憲】
山尾志桜里議員は、安倍首相が目指す自衛隊加憲論に、立憲的改憲論で対抗しようとされている。
一部の左翼がこだわる旧式の護憲論は、とうに見切っているのだ。
しかも、先手を打つ大切さを強く自覚されている。
だから、早急に中身を練り上げる必要がある。
その場合、リベラル的改憲論をいち早く打ち出している、倉持麟太郎弁護士の助力は不可欠だろう。
私自身、ご譲位を可能にする法整備の際に、お2人と“隠れ家”にこもって長時間、一緒に仕事をした。
両氏とも実に有能かつタフで前向き。
舌を巻いた。
この2人の貢献がなければ、あの法整備もどうなっていたか。
憲法問題でも、あの時に劣らぬ活躍が期待できる。
山尾氏がメディアの「むき出しの好奇心」に屈する事なく、公(おおやけ)の為、天下国家の為に、倉持氏を改めて政策顧問に迎え入れた事を喜びたい。
その勇気には頭が下がる。