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 立憲民主党の菅直人元首相(71)は衆院選公示の10日、地盤の東京・府中市の大国魂神社で第一声を行った。

 菅氏が立候補する東京18区では、これまで自民党の前職土屋正忠氏(75)との「土菅戦争」と呼ばれる激戦が繰り返されてきた。これまで4回の対決で2勝2敗。菅氏は最近の選挙では2回続けて僅差で敗れている。

 所属していた民進党が事実上の解党となり、新党「立憲民主党」からの出馬となった。今回も土屋氏との接戦が予想されるが、「共産党も候補を取り下げてくれた。平和で格差の少ない社会を目指すリベラル派からの、大きな期待を背負って戦う」と意気込んだ。

 この日は、菅氏に対して歯に衣(きぬ)着せぬ意見を発し「家庭内野党」とも呼ばれる伸子夫人(72)も応援に駆け付けた。伸子氏は日刊スポーツの取材に対して、「夫は希望の党から排除されて無所属も考えたけど、結果的に立憲民主党ができて逆によかった。すっきり戦えますよ」と話した。