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動向が注目されている民進党の蓮舫前代表が応援演説で「政治活動を共にして行きたい人だけを応援したい」と語っていました。

これは10月6日に佐賀県で大串博志氏の応援演説をした蓮舫前代表が、演説の中で語っていたもの。民進党が公開している動画の中で、蓮舫前代表はこう述べていました。

蓮舫「ひとつだけ言えることは、私はまだ参議院の民進党議員です。この私にとって、民進党という政党で、一緒に戦ってきた仲間は、宝です。その、宝の、仲間の中でも、今回いろいろな行動が分かれたんですが、これから先も、ずっと政治活動を共にして行きたい人だけを、私は応援したいと思っています。」

また大串博志氏も別の場所における演説の様子を動画で公開していますが、ここでも「決めたことがある」「一緒にやりたい人だけを応援する」と同様の内容を訴えています。

蓮舫「私は、今でも、民進党の参議院議員です。その立場で、今回私が決めたことがある。一緒にやりたい人だけを、応援する。一緒にこの国を作りたい人だけを、応援する。ブームや、流れや、あるいは様々な思いで、あちらこちら動くのではない、本当に皆さんの方を見てる人だけを、応援する。その最も応援したい人が、大串博志さんです。」

大串博志氏は蓮舫代表の元で政調会長を務めた後、希望の党から佐賀2区で公認を受けています。また10月4日の本村賢太郎氏(神奈川14区)、5日の坂本祐之輔氏(埼玉10区)、そして10月6日の大串氏に加え同じ日にに決起集会に参加したという吉良州司氏(大分1区)のいずれもが希望の党の公認候補である一方で、態度を保留しているとされる青柳陽一郎氏の応援にも蓮舫前代表は駆けつけていました。

蓮舫前代表はFacebookで大串氏について改めて「引き続き、絶対に一緒に働きたいと願っている方です」と述べています。