日中首相、10年ぶり祝電交換へ…関係改善示す
読売新聞:2017年09月28日 07時11分
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170927-OYT1T50137.html

 日中両政府は、29日に迎える国交正常化45周年にあわせて、安倍首相と李克強(リークォーチャン)首相の祝電を交換する方向で最終調整に入った。

 複数の日本政府関係者が明らかにした。
国交正常化の節目にあわせた首相間の祝電交換は35周年以来の10年ぶり。
両政府は一定の祝賀ムードを演出することで、日中関係が改善基調にあることを印象づけたい考えだ。

 2012年の40周年は日本政府が沖縄県・尖閣諸島を国有化した直後で、日中関係が「戦後最悪」と称されるほど悪化していたため、記念行事が軒並み中止され、祝電交換も外相間にとどまった。

 安倍首相と河野外相は28日、在日中国大使館が東京都内で開催する記念レセプションに出席する方向だ。