http://www.buzznews.jp/?p=2111385

麻生太郎副総理が9月23日に宇都宮市内での講演で語ったという発言を報じた記事を巡って朝日新聞に多数の批判が寄せられ、その後見出しが修正されるという騒ぎがありました。

これは朝鮮半島有事において大量の難民が日本に押し寄せた場合、その中に武装難民が含まれていたらどのように対応するのかという点に麻生副総理が言及していたもの。TBS NEWSによると麻生副総理はこう語っていたといいます。

麻生「今度は向こうから日本に難民が押し寄せてくる。向こうは武装しているかも知れない。武装難民かも知れない。警察で対応できますか。じゃ自衛隊、防衛出動ですか、じゃあ射殺ですか。真剣に考えた方がいいよ」(TBS NEWSより)

「射殺」という言葉を含んでいたためか、この発言は注目を集め、各メディアが報じています。

読売「麻生氏「武装難民の射殺」に言及…朝鮮半島有事」
毎日「麻生氏「武装難民は射殺か」朝鮮半島有事対応で」
産経「麻生太郎氏「北朝鮮の武装難民来たら射殺か」 有事なら「真剣に検討」」
時事「麻生氏「武装難民来たら射殺か」=半島有事対応で」
共同「武装難民、射殺にも言及麻生副総理、北朝鮮有事で」

麻生副総理の発言は「射殺」という単語を用いてはいたものの、最悪の事態を想定しておくのは当然だ、工作員である可能性もあり得るといった点からの指摘も多く、一定の理解を得られています。ところが、上記の通り各メディアが「武装難民」と明記しているにも関わらず朝日新聞はこのように報道。

朝日「麻生副総理「警察か防衛出動か射殺か」 北朝鮮難民対策」

これには「おかしい」という声が相次いでいました。

「武装難民を北朝鮮難民にすり替えるとか悪質だな」
「相変わらずやり方が汚いねぇ朝日は」
「見出しがおかしいぞ朝日新聞」
「タイトルから悪意しか感じない」
「また発言を切り取って揚げ足取りかよ朝日」
「ホント朝日はどこの国の新聞だかわからんよ」
「他の新聞は武装難民って書いてるのに朝日だけ」

すると、朝日新聞はその後本文を変えずにタイトルをこのように修正。

朝日「麻生副総理「警察か防衛出動か射殺か」 武装難民対策」

その為、おかしいことを自ら認めたか、として今度は呆れられているようです。

「デカデカと不正確表記してそっと修正、か」
「サラリと修正してるじゃねーか」
「こっそり見出し変更してる。酷いな」
「これで扇動されちゃう人だっているだろうに」
「悪質すぎる。本当に悪質すぎると思う朝日は」
「これでクオリティペーパーとかよく言うわ」

当初のタイトルから朝日新聞の姿勢がよくわかる、という声も多く聞かれていますが、質の低下の問題である可能性も否定できず、いずれにせよ信頼を損ねたと言えそうです。