【モスクワ共同】公明党の山口那津男代表は13日午後(日本時間同日夜)、訪問先のモスクワの大学で学生の質問に答え、安倍晋三首相が目指す憲法9条改正や2020年の改正憲法施行は現状では困難との認識を示した。「相当な国民の賛同がなければ難しい。今はとてもそこまでいっていないので、はっきり言って難しい」と述べた。

 同時に「首相が提案したような改正が実現するかどうかは、見通すことはできない」と指摘。「(12年に示された)自民党改正草案と首相の提案は異なるものだ。自民党内の意見が集約されていない」と理由を説明した。

配信2017年9月14日 00時02分
東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017091301001864.html