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「やましい気持ちはないということがあります……」

――我々は(東京都千代田区)三番町(の高級マンション)に一緒に泊まっているとか、関西地方で橋本さんと同じホテルに泊まっているなどのことを確認しています。そのあたりについては、どうでしょうか? 

今井 あの……ですね、三番町のマンションに関しては、なぜマンションを借りているのかから話させて頂くんですけれども、国分寺に家があるのはご存じだと思います。国分寺から国会に通うまで、朝の時間とか、スケジュールで日程がなかなか(家に)帰れないことは確かにあって、都内在住だから議員宿舎も借りられないこともあって、マンションを借りようと思って、借りています。

(橋本氏がマンションに)泊まったか、泊まっていないかという質問ですけれども、そこに関しては、そういう事実はない。で、私もこういう性格なんで、国分寺もそうですし、三番町のマンションもそうですけれど、色んな方をね、招くことはありますね。そこで深夜までね、友達とおしゃべりをしたとか、また三番町においては、そういうこともあったかもしれないですけれども、私自身は、やましい気持ちはないということがあります。秘書の方も、家に入ることもあれば、演説の内容とか、そういったことを夜中までやる時もあれば、っていうことで、私自身あの……そこら辺は一線を置いているというつもりです。

――7月14日の夜、橋本先生と三番町に入っているのを確認しています。男女が一晩を共にするということの意味は、大体の人が想像できると思うんですが……? 

今井 仰りたいことは分かるんですけれども、そこはやっぱり……ねえ、まあ、軽率なというかね、行動をしたのは、まあ、あの……うん、申し訳ないとは思っていますけれども、これだけはお伝えしたいのは、ちゃんと、まあどこまで私の想いが伝わるか分かりませんが、男女の関係はないと、一線は越えていないと、いうことです。

「もうちょっと待ってもらっていい?」

――その時は、何か打ち合わせが? 

今井 あのですね、大阪の……何て言うんでしたっけ、箕面(みのお)、において、「ありがとうのコンテスト」っていうのだと思うんですけど……

――「ありがとうの手紙コンテスト」

今井 そうそうそうそうそうそう、そうです。で、その主催者と、橋本先生が知り合いで、橋本先生から頂いたお話なんですが、そこでの講演内容が「命のありがたさ」って、今までの講演の内容とは全く違ったんですよね。私は、その主催者の方とは名刺を渡しただけの関係でしたから、命のありがたさ、またはそういったありがとうの大切さといった内容の講演だったんです。

 その時に、色々と講演内容っていうのを、一緒に考えてほしい、という思いで、深夜までなので、もちろん会館にも深夜……どうなのかなあって思いながらも、まあそこら辺は本当に軽率だったと思うんですけれども、しっかりね、ちゃんとした場所でね、打ち合わせできたらよかったんですけれども、なにせ政治の話もしますので、あんまりね、人がいないところ、結局深夜まで原稿を書いていたっていうことがありましたけれどもね。もし原稿の中身が見たいのであれば、ぜひお見せしますけれども。

――その時、橋本先生は、なぜ東京に? 

今井 えーっと、橋本先生は私の記憶上、多分、その前の日、えーっと……ちょっと曖昧なんですけれども、(自民党の)集まりがありまして、それの幹部の方たち、私も選挙中でお世話になった先生方だったので、橋本先生もその一員だったので、その集まりで、はい、そこでもお会いしましたね。

――その後、一緒に大阪へ行って、その晩、大阪のホテルでも同宿されていると思うんですけれども? 

今井 はいはい、大阪のホテルで、ですか? それはどこ? 

――●●(註:実際の取材ではホテル名を提示)です。

今井 あーーー。はいはいはいはい、泊まりましたね。一緒には泊まってないですけれども。

――部屋が別だったということ? 

今井 いやいやいやいや、そこは、部屋に入ってはいなくて、ロビーとか下のレストラン街とかあるじゃないですか。そこで食事してたかもしんない。

――部屋には泊まられていない? 

今井 ないですね。

――その日、どこに泊まったとか、覚えていますか? 

今井 もうちょっと待ってもらっていい? ちゃんとお答えしますので。