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9月11日に放送されたテレビ朝日系「橋下x羽鳥の番組」に出演した前原誠司・民進党代表が、山尾志桜里議員の「ガソリンプリカ問題」について「既に一定のけじめはついている」との認識を示す場面がありました(画像は番組公式サイトより)。

前原「山尾ガソリン問題は一定のけじめついている」

この日は「民進党前原誠司新代表を2大問題で追及SP 党立て直し&北朝鮮問題」として山本一太参議院議員やジャーナリストの辺真一氏に堀潤氏、それに杉村太蔵氏や女優の田中道子氏が出演していましたが、山尾議員の幹事長就任撤回について質問が飛んだ際にそのシーンは訪れていました。

番組が収録された9月5日は民進党の新人事が決定した日であり、まだ山尾議員の不倫疑惑が報じられる前であったことから「何故撤回するのか」「党内の反対意見のためか」といった質問が前原代表に復数から寄せられます。

すると橋下徹氏が「寧ろ山尾さんに幹事長をやってもらいたかった。何故ならガソリンの費用の問題が有耶無耶になっているから、幹事長になって説明責任を果たしてもらいたかったからだ」と前原代表による山尾幹事長撤回の決定に疑問を投げかけ。

前原代表に対し、民進党が抱えている説明不足という問題をしっかりと解決した上で政府を追及すべきだ、という観点からの指摘で、「山尾さんの件はまだ多くの国民がモヤモヤしている」と述べていましたが、これに対し前原代表は「記者会見して一定のけじめはついている」という認識を示したのです。

橋下氏が民進党は自民党にその程度じゃ不十分だと言っているじゃないか、と反論すると前原代表は「橋下さんは山尾さんの記者会見見ましたか?」「秘書が非を認めて責任を取りお金払ったんですよ」と譲りません。

十分なけじめをつけていない、と考える橋下氏は甘利問題で山尾議員が「秘書だけがやってたなんて信じられないなどと追及していた」点を挙げ「あれだけ政府を追及するんだから自分達もそういう姿勢を示した上で政府追及したほうが信頼獲得出来る」と助言すると共に「あれでけじめついたというなら自民党だってみんなけじめつけてると思う」と苦言。ここで場面は終了していました。

前原代表が山尾議員を擁護する姿勢を強く見せていることについては収録された9月5日当時、まだ山尾議員が離党していなかった点を踏まえる必要がありますが、ガソリンプリカ問題について「既に一定のけじめがついている」という認識であると判明した点は、多くの人々から違和感を持って受け止められそうです。

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