https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170908-00017910-houdouk-soci

民進党は8日朝、常任幹事会を開き、7日夜に提出された、山尾 志桜里元政調会長の離党届を受理した。
「党のホープ」の離党は、「山尾ショック」として党内を揺るがしていて、執行部は混乱の早期収束に躍起になっている。
山尾氏が7日夜に離党届を提出したことを受け、民進党は8日朝、常任幹事会を開いて扱いを協議した。
出席者からは、受理への慎重論も噴出したが、「臨時国会に混乱を持ち込みたくないという本人の意向は重く受け止めるべきだ」として、受理を決めた。
民進党の前原代表は「(山尾氏の離党は)極めて残念な思いがいたします」、「私自身も含めて、党としていろんな話を聞かせていただき、最終的にはご本人が判断をされたことであります」、「ご本人のそういった決断を、われわれは尊重したいと」と述べた。
一方、山尾氏は党幹部に対し、「いつか党に戻るために頑張る」と、今後の活動への意欲を示しているという。
今回、議員辞職ではなく、離党となった背景には、10月に行われる衆議院の補欠選挙への影響を、最小限にしたい執行部の意向があったが、混乱を早期に収束したい思惑とは裏腹に、「山尾ショック」の余波はしばらく尾を引くとみられる。
山尾氏の離党届を受理を受け、8日朝の地元の反応。
愛知・尾張旭市では、地元の人から「人間的には、わたしは信用してたけど、ちょっとなんか、別の問題があったみたいだけど、そんなことであれ(離党するなら)するんだったら、議員としてのね、任務が果たせないんじゃないかなって」、「山尾さんがやましいことがないっていうことであれば、お辞めになる必要はないんじゃないかな」、「もうちょっと頑張ってほしかったんだけどね」、「ああいう形で民進党を離れたのが残念です」などの声が聞かれた。