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9月5日に公開された「ニュース女子 #122」が「日本のタブー」に焦点を当てタブーとされる項目を10個挙げています(画像は番組より)。

この回は「戦後と左翼・日本のタブー・怒りのニュース」というサブタイトルで戦後の左翼活動の歴史やその変遷、現代抱える矛盾などについて元共産党に所属していた出演者らが解説するなど掘り下げていましたが、その後「日本には何故こんなにタブーが多いんでしょうか」としてメディアが「忖度」して取り上げないタブーの問題に切り込みます。

まず朝鮮総連と新聞の押し紙に注目した番組はこれらについて詳細な説明に及ぶと「まだあるメディアが扱えないタブー!?」として8個を羅列し、合計10個の「タブー」をリスト化していました。「朝鮮総連」と「押し紙」以外の8個には「宗教法人の税制優遇」や「少年犯罪の実名報道」「電波オークション」などが含まれています。

「食品表示・添加物」や「ATM手数料」については大手企業によるスポンサードの関係という見方を示していましたが、押し紙問題や電波オークションのようにメディア自体に内在する問題でもあるもの、更に「作家スキャンダル」のようにネットでも囁かれることのある項目もあることから、今回「ニュース女子」が扱った「タブー問題」がネットで反響を呼んだり、沖縄基地反対派問題の時のように番組が取り沙汰されるような展開となれば、タブー問題が改めて議論されることになる可能性もありそうです。

何より「メディアが扱えないタブー」であるとされている以上、最近特に批判的な空気が強いメディアの姿勢への疑問が改めてクローズアップされる機会にもなるかもしれません。