https://www.minshin.or.jp/a/112522
民進党ホームページより

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日本政府は本日、北朝鮮が昨年9月以来、6回目となる核実験を強行したと断定した。核実験の実施は、我が国のみならず、東アジア、ひいては国際社会全体の平和と安全を決定的に損なう危険極まりない暴挙であり、断じて許されない。最大限の強さで断固非難し抗議する。

国際社会の強い自制の声や警告に反して繰り返された核実験は明確な安保理決議違反であり、国際社会に対する明白な挑戦である。北朝鮮は、先日、日本上空を通過する弾道ミサイルを発射するなど挑発を強めている。こうした蛮行は、国際社会からのさらなる孤立を招く結果以外に、何ら得られるものはない。北朝鮮はこのような暴挙を繰り返すことなく、核・ミサイル開発を放棄する道を選ぶべきである。

北朝鮮の保有する核を不可逆的に廃絶し、検証可能な監視下におくと共に、東アジア及び国際社会の平和と安定をもたらすよう、米中ロをはじめとする安保理常任理事国が果たすべき役割を強く求め、このような暴挙は国際社会の意思と合意を踏みにじる行為であり、核保有は認められないことを北朝鮮に明確に知らしめるべく、国際社会が一致して行動するよう求めるものである。

政府においては、警戒監視、情報の収集と分析を続けるとともに、不測の事態に備え、より一層万全を尽くしてもらいたい。緊張が高まる現下の北朝鮮情勢を打開するため、同盟国である米国と緊密に連携すると同時に、日米韓の緊密な連携を図りつつ、日中首脳間でも緊密なコミュニケーションを図ることが極めて重要である。また、武力紛争となれば、各国市民を巻き込む極めて甚大な犠牲を生む。冷静に日本の外交力を発揮することが最も重要である。