http://www.buzznews.jp/?p=2110766

8月31日に北朝鮮の要求に応えるよう求めるかのような発言をして注目を集めている東京新聞の女性記者が(関連記事参照)、9月1日午前に行われた菅官房長官の会見で「回答になってない。どういうことか」などと答弁に不快感を示す場面がありました(画像は政府インターネットテレビより)。

「回答になってないんですがどういうことでしょうか」

この記者は9月1日も質問を連発、冒頭から野田総務相の発言を取り上げて政府の見解を質すも、菅官房長官は野田総務相も政府の一員であるからと言わんばかりに「野田大臣に聞いて欲しいと思います」と返すなど穏やかではない形で始まっていました。

その後話は北朝鮮問題に移りますが、記者が聞いていたのは前日同様、北朝鮮との対話がどうなっているのかという点と、安倍首相がミサイル発射の前夜、公邸に泊まっていたことから政府が何らかの情報を得ていたものという仮説に基づいた「何故国民に知らせなかったのか」という点についてでした。

まず後者については仮に前日の段階で政府が何らかの情報を得ていたとしても、日本上空を通過する形で発射されるのかそれともグアムに向けて発射されるのか、更にはこれまで繰り返されてきたケースと同様、日本海に落下するのかといった展開まで把握していたとは考えにくいにも関わらず記者は「何故前日のうちに国民に通知しなかったのか」という点に固執。

「前夜の情報で可能性が高かったら前夜知らされていたのか」「危険性がないと判断したからという理解で良いのか」「何故前夜に知らせなかったのか」などと繰り返したため、「危険なしと判断したからか」という質問には菅官房長官も「(北朝鮮に対する認識が)性善説のような質問だ」と呆れ顔を見せるシーンも。

しかし、この日菅官房長官が一番の苛立ちを見せたのは前段で北朝鮮との対話がどうなっているのか、と追及を受けた場面でした。前日に続き北朝鮮の意向に沿うべきだと言わんばかりに「やはりなるべく緊張を緩和する方向での対話を日本側としては呼びかけているのか」と聞く記者に対して「国民の生命と財産を守るのが政府の最大の責務」と答えた菅官房長官でしたが、この記者は「回答になっていない」と不満を示したのです。

「そういう対話を含めてやっているのか否かの回答にはなってないんですがどういうことでしょうか」と食ってかかる記者。これには菅官房長官が珍しく、通常は「・・・と思います」などとしている語尾をこのように変えて厳しい表情を向けていました。「事柄の性質上答えることは控えたい。」

尚、約18分間だった会見の中で記者の質問は6分強でしたが、その間に4回もこのようにアナウンスが流れていました。

アナ「簡潔にお願いします」
アナ「次の日程ございますのであと何問かでお願いします」
アナ「質問に移って下さい」
アナ「この後公務がございますので今手が上がってる方1問でお願いします」

以下ソース


参考
東京新聞・望月衣塑子「金委員長の要求に応え冷静に対応するよう政府は米韓に働きかけているのか」 菅長官会見で [無断転載禁止]©2ch.net
http://fate.2ch.net/test/read.cgi/seijinewsplus/1504184202/