70人でも教員足りないよって話

櫻井「教員数が多いという話をされていましたが、先ほどの数を見てみると決して教員数が多くないように感じるんですよねえ?
1学年80人。帯広畜産大と合わせて80人のところで131人の教員がいると。加計学園は1学年160人に対して72〜73であったと。これが定員として見れば相当教授陣が多いんだという話になっていましたが、そこはちょっと違うんじゃないかという点が一つと、
それからもう一つは、医学部の場合は医者集めする時に、いつ開学するというのが分かっていないと、大体集められません。それは何故かというと、例えば北大なら北大を辞めて来られるわけですから、
北大として見れば、その先生がいなくなれば、そのコマを誰が埋めるのかとか、色んなことをやらざるを得ないわけであって。我々で言うと外来もありますから。先生方も外来あるだろうと思いますけれども、
そういった外来や教育のあり方とか、そういったところを全部埋めるためには、今度は誰がどの役割ね、いついつからですね、と。
期限が決まってなければ一般的に言うと集められないと思うんですよ教員を。今回は教員が70何人集まって熟度が高いから、だから加計学園に決めましたという理由のひとつになっているんです。
これはおそらく平成30年4月ありきで”加計学園に決まりますからどうですか?”と言って集めない限り僕は集まらないと思ってるんですが、この二点についていかがでしょうか?」
教授「教員の数という観点からするとですね、先ほどお示しした通り、今も申し上げた通りで、私たちの場合には学生が80名。そこに対して専任教員としては90名程度です。ただそれだけではとてもではないので、とてもとても教育は実施できません。
従って、様々な形での特任教員というふうなものも雇用し、実際の教育にあたっているというところがあります。それで今現状では130名程度ということになりますけれども、これでもギリギリなんとかかんとかというところで、
一人あたりの実労働時間というのが物凄いんです。あの、この場で言うのも難ですけれども、結構ブラックなので。相当大変です。世界的に比べて見てもですね。100名ちょっとの教員というのは、まあそういうところもあります。
しかし、欧米の学校で特徴的なのは、まあ教員が100名であって、学生が例えば100名であったとしても、それをサポートする支援スタッフがやはり同数いるわけですね。100名ぐらいのスタッフがいて、色々な細かなことはきちんとそういうスタッフがやってくれる。
そういう風な状況がきちんと整えられているということがあろうかと思います。あるいは大体は学生数300に対して教員も300というようなところが、比較的大きな大学ではそういうところが欧米で一般的かなと受け止めておりますので、
日本においても少なくともやはり学生数と教員数、一クラスあたりですけれども、これは同じくらいの人数がいなければ、私は到底教育が十分なものはできていかないだろうと。特に国際水準化という観点で見た時の十分な教育は実姉不可能だという風に思っております。」
https://youtu.be/vpzoimVG08k?t=3245 民進党・加計学園疑惑調査チーム会合 2017年8月29日 より