「行政の公平さがゆがめられたのではないか
その疑問に答えぬままの認可である」
「文科省の担当者が内閣府幹部から『総理のご意向』などと、学部の早期開学を求められたことを記録した文書が明らかになっている」
「しかし、内閣府側は文科省との面談記録を残していないとした上で、『記憶にない』などと、文書の内容を否定している
官僚らの証言からは、疑念が拭えたとは言えない」
「愛媛県今治市が特区に手を挙げる2カ月前の2015年4月、当時の首相秘書官は同市職員や学園関係者と官邸で面会したとされる
だが元秘書官は『会った覚えはない』と否定し、なぜか官邸に面会記録も残っていないという」
「残念なのは、産経新聞など一部のメディアが加戸氏(前愛媛県知事)の発言を取り上げて、『加計』疑惑を報道するメディアを一方的に攻撃し、安倍首相もそれに便乗していることだ」