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加計学園問題に関する歪んだ報道に警鐘を鳴らした広告を紹介しメディアの偏向を批判した産経ニュースの記事に、東京新聞の記者が異論を呈して強く非難されています(画像はTwitterより)。

7月10日の閉会中審査をテレビがどのように報じていたか検証している広告について産経はこう伝えています。

産経「前川喜平・前文部科学事務次官の発言については、計2時間33分46秒にわたり取り上げていた。ところが、前川氏に反論した加戸守行・前愛媛県知事の発言はわずか計6分1秒、原英史・国家戦略特区ワーキンググループ委員の発言はたったの計2分35秒しか放送しなかった。」

産経「もっとも、これはテレビ局だけの問題ではない。放送法の縛りは受けないものの、7月10日の閉会中審査における加戸氏の発言に関しては、朝日新聞と毎日新聞も、記事本文中では1行も触れなかった。」

すると8月25日の夕方、東京新聞の記者が「加戸氏の発言があまり報道されなかったのは報道する価値がなかったからにすぎない」と反論。これに数多くの批判が寄せられています。

記者「加戸氏の発言があまり報道されなかったのは、報道する価値がなかったからにすぎない。なぜ首相の友人の大学に決まったのか、そのプロセスこそが加計問題の本質だが、加戸氏が国会で語ったのは「いかに愛媛に獣医学部が必要か」という域を出なかった。」

押し寄せる厳しい反応の大半が「価値があるかどうかは読者が決めるものだ」「自分達が価値を決めるとばかりの傲慢な姿勢だ」「そういう態度だから偏向報道になる」といったもので、東京新聞の記者を支持するという声は殆ど聞かれていません。

産経の記事を書いた阿比留瑠比氏は記事においてこう懸念を示しています。

産経「テレビも新聞も、事実や読者・視聴者が考えるための材料をありのままに提供することよりも、自分たちの主義・主張に都合のいいことだけ熱心に伝えている。前川氏の意見と加戸氏らの反論のどちらに軍配を上げるかは本来、情報の受け手自身が選ぶべき話である。そんな当たり前のことが、前川氏の見解だけしか報じないメディアによって妨害されている。」

加戸氏の発言を「価値がなかった」と断じた東京新聞にとっては、ベイブリッジと米軍ヘリの写真の方が「価値がある」という判断だったということのようです(関連記事参照)。

「価値があるかないかはメディアが決めることじゃないだろう」
「価値を決めるのは報道を受けた我々だ。思い上がるな」
「メディアがどう捉えたかなんてどうでもいいんだよ」
「てめえの主観なんざどうだっていいんだよ」
「価値が無いと決めつけて報じない時点で偏向報道だよ」
「傲慢な態度だな。何が『価値がなかった』だ」
「報道する価値をマスコミが決めるから偏向するんだろうが」
「マスコミ風情が国民の情報収集を左右するとか許されるわけない」
「判断は読者がするよ。決めつけるのはお前たちのエゴ」
「新聞記者のクズさ加減がよくわかる発言だよ」
「お前たちは判断材料を提供するのが仕事だろう」
「価値のあるなしは読者に委ねるべき。何故そんなに傲慢なんだ」
「偉そうなことを言う前に正確に報道してみろ。なんだあのヘリ写真は」
「東京新聞程度だとこういう乱暴な理屈しか思い付かないのかな」
「お前らの印象操作に都合悪かったからなんだろ?」

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東京新聞・佐藤 圭「加戸氏の発言があまり報道されなかったのは、報道する価値がなかったからにすぎない」 [無断転載禁止]©2ch.net
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