菅野完に信者が多い理由が判明


 それ以来、菅野氏は、毎日のように電話やメールで
彼女にさまざまな要求をするようになった。
電話の量もメールの量も尋常ではなく、
時には電話の途中でタクシーで乗り付けてやってくることもあった。
氏はBさんに対し様々な要求をしたが、その多くは
ネット上で彼を「バッシング」する様々な輩に対して、
菅野氏を擁護するような書き込みを書け、反論のツイートを書け、
というような彼への「援護」を強要するものだった。
Bさん本人のアカウントだけではなく、
架空のアカウントを作ってそれを行うよう指示されることもあった。
日々の電話やメールは日増しに多くなり、
ひどいときには一日中10分おきに何度も電話がかかってくることも。
対応をしなかったり断ったりすると、泣き落としのような、
恫喝のような物言いで執拗に電話やメールを繰り返す状況が続いた。
Bさんは疲れ果て、菅野氏にコントロールされていく状況を自覚しながらも、
それに抗うことはできなかった。
「自分の頭で思考するということができず、彼の要求に応えられない自分が悪いのだ、
と思い込むようになっていました。」(Bさん)。

 ある時には「デモで身近な知人が体を触られた」という
虚偽のツイートをするように強要されたこともある。
その「被害」を弁護士に訴え出ろとも要求された。
「事実ではないことでそんなことはできない」と拒否すると、
「自分のアカウントで書けないのなら別アカウントを作って広めろ」
などと強要されたという。
「私と同じく彼に命令されてネット上だけではなく
身近な人間関係に<このように言え>と言われたり仕向けられたりし、
結果的に情報操作に協力させられていた人は多かったと思います。
自信のない、弱い人間に近づき、弱みを見せたり恫喝したりしてコントロールする。
それで私のように参ってしまった人も男女を問わずいました」(Bさん)


『日本会議の研究』著者の性暴力事件裁判、いよいよ判決。
この事件から見えてくること、考えるべきこととは
http://www.lovepiececlub.com/news/2017/08/04/entry_006646.html