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安倍に「山口県人会」迫田の後追い人事で尻拭いさせられなければ

>大門みきし
6月11日 ·
〈 佐川理財局長 〉
 きょうの朝日新聞は、「森友学園」問題での財務省佐川理財局長の一連の時間かせぎ答弁ついて、小池晃さんやわたしの発言も入れながら、厳しく批判をしています(写真)。
政府は「加計学園」問題においても、事実から逃げる答弁を繰り返すべきではないと。まったくそのとおり。そもそも逃げ切れる話ではないのだから。
 「大門さんは佐川さんとどういう関係ですか?」
 ある日の早朝、議員会館の廊下で、佐川理財局長がわたしにすがるような姿勢で話すのを見ていた民進党議員が聞きました。
 佐川宣寿さんは十数年前、塩川正十郎元財務大臣(故人)の秘書官をしていた方で、まじめでよく気のつく有能な人でした。
「森友学園」問題に「遭遇(そうぐう)」しなければ、世間の批判にさらされることもなく、平穏に官僚人生をまっとうされたでしょう。
 
 廊下の立ち話でわたしが佐川さんに言ったのは、財務省の「完全防御・無回答主義」はちょっとやり過ぎではないか。
あとは、寝ていない様子だったので、無理して倒れないようにと。それだけでした。
 民進党のその議員は「佐川こそ元凶だ」と憎悪むき出しでしたが、かれは財務省全体の意思を示しているに過ぎないとおもいました。
 ただ、その後も佐川さんの答弁を聞くたび、なにをそんなに守ろうとしているのだろうと考えました。
安倍首相というより、一生守らなければならない財務省ワールドでもあるのかと。
 いっぽう、文科省では首相官邸に異議申し立てをする勇気ある官僚があらわれました。公正であるべき行政がときの政治権力にゆがめられてはならない。いい意味での霞が関ワールドの発揮かもしれません。
 いずれにせよ死ぬときはひとり。組織のことより、子や孫に「恥ずかしくない人生だったよ」と言えるようになりたいものです。