小池百合子の小沢評

> 小沢の政治手法については、
> 「極論すれば、小沢氏の政治行動の基準は、わずか二枚のカードに集約される、と。
> それは『政局カード』と『理念カード』である。
> 具体的にいえば、『政局カード』とは持論である政権交代という錦の御旗を立てることであり、
> 『理念カード』とは安全保障を中心にした政策構想である。
> 小沢氏というと政治的駆け引きに長けているように見えるが、決してそんなことはない。
> むしろやり方はシンプルだ。自民党を離党し、細川政権の樹立から今日まで、
> 手の内のカードはこの二枚を駆使することに尽きる。ある時は『政局カード』を振りかざし、
> それが手詰まりになると見るや、今度は『理念カード』を切る。この繰り返しである」と評している。

> 小沢と決別した理由については、

>「 『政局』と『理念』の二枚のカードに振り回されることにも、ほとほと疲れていた。」

> 「かつて小沢さんは、自由党時代に取り組んだはずの国旗・国歌法案について、
> 自民党との連立政権から離脱するなり、180度転換し、『反対』に回った。
> 国旗・国歌法案は国家のあり方を問う重要な法案だ。
> 政治の駆け引きで譲っていい話ではない。

> 同じく外国人地方参政権の法案についても自由党は反対だったはずだが、
> 公明党の取り込みという目的のために、『賛成』へと転じたことがある。
> 国家の根幹を揺るがすような重要な政策まで
> 政局運営の“手段”にしてしまうことに私は賛成できない。

> これが私が小沢代表と政治行動を分かとうと決意する決定打となった」と説明している。


小沢とは完全決別して
都知事になってからも小池は小沢批判をしている