民進 江崎大臣の発言で閉会中審査へ出席求めるも自民応じず
日本放送協会:2017年8月9日 14時39分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170809/k10011094441000.html
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170809/K10011094441_1708091453_1708091455_01_02.jpg

自民党と民進党の国会対策委員長が会談し、民進党が、江崎沖縄・北方担当大臣に日米地位協定をめぐる発言の真意をただしたいとして、
10日の閉会中審査への出席などを求めたのに対し、自民党は、発言は安倍政権の方針に沿ったもので応じられないという考えを示しました。

この中で、民進党の山井国会対策委員長は、江崎沖縄・北方担当大臣の日米地位協定をめぐる一連の発言は、政府見解とは異なる可能性があり本人に真意をただしたいとして、
10日開かれる衆議院安全保障委員会への出席を求めるとともに、衆議院の沖縄・北方問題に関する特別委員会の開催を要求しました。

これに対し、自民党の森山国会対策委員長は、「江崎大臣の発言を精査すると、閣内不一致ではなく、これまでの安倍政権の方針に沿ったものだ」として、応じられないという考えを示しました。
また、山井氏が、臨時国会の早期召集を重ねて求めたのに対し、森山氏は、「盆明けに返事をする」と述べました。

このあと民進党の山井氏は、記者団に対し「安倍総理大臣は『国民に丁寧に説明する』と言っているが、やっていることと逆だ。
江崎大臣も出さずに、隠して、隠して逃げまくるという意味では、『仕事人内閣』と言っても、仕事をする気がないのではないか」と述べました。