http://www.buzznews.jp/?p=2109862

7月24日の衆議院予算委員会で質疑に立った民進党の玉木雄一郎議員が、安倍首相の答弁に対し「偽りだったら責任を取って辞職するか」と何度も迫っていました(画像は衆議院より)。

玉木議員は構造改革特区で申請を繰り返していた加計理事長と安倍首相が数多くゴルフしていたにも関わらず、ふたりの間で申請の話が出ていなかったという件について国民も「ホントかね?」と思っていますよと疑念を示すと、安倍首相の「1月20日発言」について「総理が知っていたことがわかったら責任を取って辞任されますか?」とその正確性を確認していました。

安倍首相は加計氏との関係を再度説明すると共に「正直に申し上げており総理としての職責を今後も果たしていきたい」と理解を求めましたが玉木議員は納得せず「いや、今の答弁が偽りであれば責任を取られますか?」と繰り返します。

しかし安倍首相は「常に総理大臣として責任をもって答弁している」とするにとどめるなど玉木議員の質問に乗る様子を見せず、やりとりは平行線を辿っていました。

どうしても「辞任」の言質を取りたかったのか玉木議員は再び「虚偽答弁だと後でわかった場合には責任を取るかと聞いている」と迫りましたが首相の回答はやはり変わらず。

すると、ここで業を煮やしたのか玉木議員は委員長から指名されても席を立たず安倍首相に対し無言の抵抗のような態度に及び、期待通りの答弁をしないことへの不満を露わにします。

ヤジが飛び交う中、短時間の議事中断を経てから安倍首相は答弁に立つと「総理として責任をもって答弁している」という部分については変化なかったものの、「辞任」に言及しない理由については森友学園問題で口にしてしまっていたことが批判を浴びる形になってしまったためだ、と説明、改めて理解を求めていました。

これには玉木議員も「辞任」の言質を取ることを諦めたのか「明言できないんですね」「残念であります」と最後まで納得する様子を見せないままこのやり取りは終了。

「答弁が偽りだったら辞任すると約束しろ」と迫った玉木議員の姿勢は辻元清美議員問題を思い起こさせそうです。というのも森友学園問題において3月末に辻元清美議員の名前が出た際、玉木議員は辻元議員の会見について「明日午後、本人が記者会見する予定です」と予告した上に「逃げも隠れもいたしません」と強気だったにも関わらず、結局会見が行われない結果に終わると今度は「あまりにもデマが酷い」「問題をすり替えようとうごめいている方々がいらっしゃる」などと責任を他者に押し付け中止を宣言するという身勝手な振る舞いだった上に「ツイッターにはあくまで予告としか書いていない」と開き直って大炎上していたためです(関連記事参照)。

自分の発言は他人のせいにして平気で反故にした玉木議員が、安倍首相に対しては執拗に辞任を要求する姿勢はどこまで支持を得られるのでしょうか。


参考
【タマキード事件】玉木雄一郎が獣医師会から献金を受け取ったと口を滑らせてしまう 日本獣医師政治連盟とずぶずぶの関係 [無断転載禁止]©2ch.net
http://fate.2ch.net/test/read.cgi/seijinewsplus/1495629409/