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加計学園問題について民進党の桜井充議員が国会で流出犯の名前を挙げたシーンを紹介したい。民進党に情報提供を行った人物は不明だが、前川喜平氏で間違いないとみられている。

「最初の8枚の文書は前川喜平が情報提供したような」

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— netgeek政治 (@netgeekPolitics) 2017年7月17日

桜井充「最初の8枚の前川…あの〜、え〜参考人がですね、情報提供されたような…、まっ、名前がありませんでしたが、すいませんが菅官房長官から怪文書と切り捨てられた文書…」。

非常にきわどい発言だ。当初、出所不明の流出文書は玉木雄一郎議員が受け取り、そこからネット上で公開されることになった。玉木雄一郎議員はもちろん情報源を確かめてから党レベルの話にまで発展させたはずであるから、民進党の議員は流出させた犯人を知っていることになる。

もともと民進党は受け取った人物すらも隠していたが、野田佳彦議員がテレビ番組出演中にうっかり口を滑らせたことで日本中に知れ渡ることになってしまった。

参考: 【第二の永田メール事件】加計学園のリークは玉木雄一郎に届いたものだった。玉木死亡フラグ!!

そして前川喜平氏は国会で「流出させたのはあなたなのではないか?YESかNOで答えて」と質問された際、「回答を差し控えさせていただきます」と返すのみで一切否定しなかった。いや否定できなかったのだ。国会の場で虚偽答弁を行うことはできないからこれが精一杯だったに違いない。

だが、あろうことか味方のはずの桜井充議員が名前を出してしまう。「前川」という名前を挙げた直後にしどろもどろになり、慌てて「〜情報提供されたような」「名前がありませんでしたが」などと付け加えているのは非常に苦しい。「流出した8枚の文書は行政文書でしょうか?」とシンプルに聞けばよかったのに、文部科学省前事務次官の前川喜平氏が関与していることが気になり、質問中に混乱してしまった。

証言を総合すると加計学園問題はただの冤罪だった。

前川喜平氏の「安倍総理が友人を贔屓して行政のあり方を歪めた」という考察は完全に間違いだったのだ。罪のない人を誤って貶めようとしたからには誰かが責任を取らなければならない。現状では前川喜平氏が被害妄想を元に自分で流出させた文書について「私も見た」と証言し、自作自演で騒動を起こしたという筋書きが最も確からしい。

一度は内閣府との交渉に負け、それでも獣医師会の既得権益を守るために動いていた前川喜平氏。もうここらへんで負けを認めて「私が間違っていました」と謝罪してほしい。