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愛媛県前知事の加戸守行氏のリアルな証言が面白い。これまで不透明だった部分が明らかになり始めて安倍総理は本当に無関係ということが証明されつつある。

加戸守行氏の重要な証言を4つまとめてみた。

(1)1999年に知事に就任してから今治に大学を誘致しようとするも失敗。2005年に獣医学部の話が持ち込まれてきた。地元県議と加計学園事務局長が同級生だったからだ(安倍総理は関与していない)。

【加戸前愛媛県知事が語る経緯】
99年:地域振興の為に知事と今治で大学誘致に奔走するが頓挫

05年:公務員獣医と大動物獣医師不足で困ってた時に、愛媛県議の友達の加計学園事務局長から打診

獣医師問題も解決し地域振興に繋がる獣医学部誘致は一石二鳥だったが、獣医師会の壁で進まず pic.twitter.com/GRHGOKxFdF
— DAPPI (@take_off_dress) 2017年7月12日

(2)知事の仕事の中で一番困ったのが公務員獣医師の不足だった。口蹄疫などで大騒ぎしている中、感染症対策が必要なのに、ペットの獣医師に流れて公務員獣医師は減っていた。理由は獣医学部の入学定員が東日本が8割を占め、西日本は2割しかない。獣医師になりたい人は東京に行ってしまって帰ってこない。ニーズがあるところに施設をつくるのが国の方針でしょうと。

加戸前愛媛県知事「知事として家畜衛生管理(伝染病対策)を行う公務員獣医師と牛や馬などを診療する大動物獣医師不足に一番困ってた。しかし獣医学部の入学定員数は東日本8割。一極集中ではなくニーズがある所に必要な施設を作るのが国の方針では?」

愛媛の獣医不足は深刻。獣医学部は必要です! pic.twitter.com/vPxS23EqzJ
— DAPPI (@take_off_dress) 2017年7月12日

(3)自分の出身でもある文部科学省になんとかしてくれと頼んでも「いや〜これは農林水産省がOKしてくれないんです。その理由は日本獣医師会が反対しているからです」と。既得権益としかいいようがない。

加戸前愛媛県知事「文科省の後輩に『獣医学部新設は日本獣医師会が反対してるから農水省がOK出さない』と言われた。これは既得権益としか言えない。愛媛に作らず東京に学生を寄こせは思い上がりも甚だしい!」

自分達の既得権益を死守しようとする獣医師会も、それに従う文科省も農水省も腐ってる pic.twitter.com/NhnTsGzpSY
— DAPPI (@take_off_dress) 2017年7月12日

(4)国家戦略特区でやっと動き始めて「よかったね〜」って言ってたら、最近になって安倍総理と加計理事長が親友と知った。それなら12年前に忖度してもらいたかった。親友と分かってたら鶴の一声でこれやってくださいとお願いしてましたよ(笑)

加戸前愛媛県知事「国家戦略特区でやっと獣医学部新設に進み良かったと思ったら、最近の報道で安倍総理が加計理事長と親友と判った。それなら12年前から忖度してほしかった。親友と知ってたら鶴の一声でやって下さいと言ってた!」

獣医学部新設誘致を進めてきた当事者の主張を伝えない報道は異常 pic.twitter.com/pHXE833W3P
— DAPPI (@take_off_dress) 2017年7月12日

歴史的経緯を踏まえた加戸守行氏の話は周囲との証言とも整合性がとれており、安倍総理が加計理事長を贔屓していないことの裏付けになっている。悲惨なのは文部科学省時代の元上司に論破されることになった前川喜平氏だ。

今や国民は国益のために岩盤規制と戦った加戸守行氏を信じており、既得権益にしがみついた前川喜平氏を疑いの目で見ている。

加計学園問題、あなたはどちらの証言を信じる?
— netgeek (@netgeek_0915) July 12, 2017

前川喜平氏の座右の銘は「厚顔無恥」であっていたか?伝言ゲームで伝達ミスがあったとしても勝手に安倍総理の指示だと勘違いして世間を騒がせた罪は重い。