丸川珠代五輪相(参院東京)が昨年獲得した自民党員数が2人で、党所属国会議員の中で最も少なかったことが7日、分かった。自民党は全議員に「1千人の党員獲得」のノルマを課しているが、丸川氏は現職閣僚でありながら遠く及ばなかった。

自民党は、平成26年から「120万党員獲得運動」を始め、所属全議員に新規と継続を合わせた党員を1千人以上集めるよう指示し、達成しなければ不足1人につき2千円の罰金を命じた。来年からは未達議員の実名を公表する方針も決めている。

党関係者によると、昨年のトップは武田良太衆院議員で1万人を超え、逆に約150人がノルマを達成できなかった。党執行部は成績優秀者を人事などで優遇するなど信賞必罰を明確にする意向で、現職閣僚でありながら最下位の丸川氏に対し、党内から不満の声が上がりそうだ。

07月08日 10:44 産経新聞
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