懸念されるのは、前川氏自身がそれほどの有効打を持っていないような印象がある点。

冷徹に見れば前回の記者会見には新しい情報や有力な証言は登場せず、
本人の所感や私見に終始していたように思う。

同じような姿勢で参考人招致が行われても、自民に致命傷を与えうるものがあるのかどうか。
本人はそもそも政権打倒を目指していないし、もうネタもないと公言している。
自民もそれがわかっているから応じたという可能性がある。

もちろん「能ある鷹は爪を隠す」的に前回には言わなかった爆弾を持っている可能性もあるけれど。
逆に言えばそういう隠し球がなければこの参考人招致が有意義なものにはなりづらいと思う。

(余談ながら、メディアのアンコンには触れて欲しいなあとは思う)