https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170627-00000537-san-pol

自民党の細田博之総務会長は27日の記者会見で、細田派の豊田真由子衆院議員=埼玉4区=が
秘書(退職)に対する「このハゲ」などの暴言と暴行の責任を取って自民党に離党届を提出した件に
ついて「本人が衝撃を受けて入院・加療中で、いろんな事情がある」とかばった。

細田氏は、豊田氏による説明内容として「(秘書の運転する自動車が)高速道路をひとつ早く出た。
怒ったら高速道路を逆に入り直した。『人の命を何だと思っているんだ』『高速道路を逆走したら
人が死ぬじゃないか』と、やり取りが始まっている。(秘書が)『すいません』というから、
『人が死んでもすいませんで済むのか』というやり取りだ」と述べた。

そのうえで細田氏は「弁明、酌量の余地なく、いろいろいわれている。整理して説明すべきだ」と語り、
当面は事態を静観する考えを示した。

豊田氏を含め、平成24年の衆院選で初当選した自民党の衆院2回生は、不祥事が相次いでいることから
「魔の2回生」と呼ばれている。細田氏は会見で「個別に起きた問題を十把一絡げに取り上げるのは良くない。
個別に本人も反省すべきは反省するということだ」と指摘した。