自民党も馬鹿

2014年春の園遊会には、衆議院議員である豊田真由子と、その夫が招待されていた。
ところが園遊会当日、豊田は母親を伴って、
赤坂御苑の国会議員用の受付場所に出向いた。
その際に、豊田は同伴者について
「事前に夫から母親に変更する旨を連絡した」と説明したが
困惑した受付の担当者が「いつ、どこの誰に連絡したのか」と尋ねると
言葉を濁し具体的な説明はしなかった。
宮内庁の職員が招待者以外は入場できないと説明したところ
豊田は「なぜ入れない!」「入れなさい」などと大声で恫喝した。
さらに、宮内庁職員が手に持っていた配偶者用のネームプレートを
奪い取ると、それを自ら母親の胸に付け、
勝手に会場に侵入してしまった。
宮内庁の職員はなおも食い下がり
母親は入場できないと再三にわたり説明し理解を求めたところ
今度は母親のことを「私の配偶者だ」などと主張し始め
無理やり突破してしまった。

園遊会はおめでたい場であり、騒ぎを避けるべきだとの判断から
職員らは豊田の侵入を食い止めることができなかった。
しかし、宮内庁においては「あってはならないこと」との声が強まり
衆議院に対しルールの周知徹底を要請する事態となった。
さらに、宮内庁によれば、同伴者の変更についての事前連絡が
あったとの事実は確認されていないとしている。