山梨県は14日、富士吉田市、富士河口湖町、鳴沢村で採取した野生キノコから、
国の基準(1キロあたり100ベクレル)を上回る放射性セシウムを検出したと発表した。
3市町村の野生キノコは2012年秋に国の基準を上回る放射性セシウムを検出して以来、出荷制限が続いている。

 県林業振興課によると、3市町村で採取した20検体を12、13の両日に調べた。
その結果、富士吉田市のアカモミタケ同970ベクレル、
鳴沢村のチャナメツムタケ同210ベクレルなど8検体で国の基準を上回る
セシウムを検出した。同課は採取などの自粛呼びかけを継続するとしている。【屋代尚則】

http://mainichi.jp/feature/news/20141116k0000m040011000c.html
放射性セシウム:野生キノコから基準超 山梨3市町村