今年の「第66回NHK紅白歌合戦」出場歌手発表が行われた11月26日、3年連続出場していたももクロは落選。
すると公式ホームページ上で「紅白歌合戦を卒業します。ありがとうございました」と“紅白卒業宣言”をブチかまし、
別の記事で大みそかにカウントダウンコンサート「第1回ももいろカウントダウン〜ゆく桃くる桃〜」を開催することを発表した。

「業界から冷たい目で見られてしまうのは、紅白出場を狙ってももクロサイドが動いていたから。
落選を受けての“卒業”だけに、負け惜しみととらえられてしまっている」(音楽関係者)

発表の約3週間前に、落選がももクロサイドには伝えられていたが、深刻なのは卒業発表が
生みの親でマネジャーから事務所の取締役&プロデューサーに昇格したK氏の“暴走”だった点だ。

「批判にあわてたK氏は発表のあった26日夜、卒業宣言について『みんなで考えた総意』とツイッターで説明しましたが、
真相はまったく違いますよ。落選濃厚を知ったK氏はブチ切れて卒業宣言という仕掛けをした。
K氏は過去にも紅白の演出をめぐって、NHKサイドと何度も衝突していた。
ステージ裏でスタッフにブチ切れて『もう出ねえぞ!』と怒号を浴びせた姿も目撃され『出ても金にならない』などボロクソ言っていた」

公式ホームページのでは「私たちは私たちのやり方で、みなさんと一緒に『私たちの道』を歩き続けます」と今後の方針を説明。
最後に「ど真ん中しか歩きません」と結んだが、これもメンバーではなく、K氏の言葉とみられている。
メンバーの百田夏菜子(21)は27日、ブログで「もう泣き疲れた。今でも情けないくらい紅白ってワードを口にするだけで涙がでてくる。
出たかったー!5人で!いつだって私たちの夢だった」と、K氏ら運営サイドとの認識のズレを告白。
佐々木彩夏(19)もブログに落選の悔しさを書き込んだ。
「K氏自身の感情だけで卒業宣言したことで不信感を招き、メンバー間にも不穏な空気が漂っている」(前同)

運営サイドとすれば、紅白落選で人気凋落のイメージがつくことを恐れ、
卒業という形を取った戦略もあるようだが、やはり卒業宣言はしない方がよかったようだ。

紅白卒業のももクロ分裂危機 生みの親K氏に一部メンバーが反発 2015年12月06日 10時00分
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/480201/