梢は花帆ちゃんの寝そべりぬいぐるみを取るためにとんでもない金額を連コしてたんだめぐ…その額、5000円!
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慈「………」
< 機械さ~ん…仲良くして…わたくしは仲良くしたいのよ…
慈「………」
< そうそうそこ…ああっ!行き過ぎてしまったわ!
慈「………」
< 両替…両替…纏めて1000円札2枚してきた方が良いわね…花帆さん、もう少しまっててちょうだいね
慈「な、なんだあっ!?」 慈「リハビリも兼ねてゲームセンターに音ゲーをしに来てみたら、まったくゲーセンに来る層とは真逆のタイプの真面目ちゃんがいたんで…」
慈「からかって遊んでやろうと思ったけど…」
慈「なるほど、花帆ちゃんの寝そべりぬいぐるみを取りに来てたんだめぐね…」
慈「しっかし…まぁ…」
慈「ドが付くレベルでド下手だね…梢」
慈「ううん違うね」
慈「もうあれはドドド下手だね、蓮ノ空だけに」 < ふふっ、お待たせ花帆さん
慈「景品の花帆ちゃんに話しかけてるし…傍から見たらただのヤバいヤツめぐ…」
< なにっ!
慈「………!」
< おかしいわね…今、慈に悪口を言われたような感じがしたのだけれども…
< …気のせいね
慈「あいつガンダムのパイロットかなにかなんかめぐ!?」 < あと20回やれば取れるかしら…?
慈「まぁ…普通だったら取れると思うめぐ、初期の位置からでも2000円あったら」
< でも、もう50回やってるのに全然取れる気がしないのよね…
慈「な、なんだあっ!?」
慈「50回!?5000円!?そんなにかけて取れないの!?」
慈「う、うそめぐ……こ、こんな事が、こ、こんな事が許されて良いのかめぐ!?」 機械さんよりも店員さんと仲良くして位置動かしてもらえ 慈「よっぽど悪質な確率機……」
ウイーン カスッ
< ああっ!また花帆さんが灘神影流弾丸滑りを…
慈「……じゃないめぐ、あれ絶対梢がクソ下手なだけたよね…」 慈「そうだよ!店員さん!店員さんに頼んで取りやすい位置にして貰えば…」
店員さん「あの~お客様…」
< はい?
慈「おっ!」
慈「噂をすれば店員さん!その子もう5000円以上ぶっ込んでるんです!助けてあげて…」 店員さん「……宜しければお取りしやすい位置に動かしましょうか?」
慈「しゃあっ!」
慈「GJ!これであのセンス無しでも取れるように…」
< ありがたいのですが…結構です
慈「なにっ!」
< 花帆さん…いえ、この寝そべりぬいぐるみはわたくしの実力で勝ち取らないといけないと思いますので…
店員さん「は、はぁ…」
< わたくしは花帆さんにとって誇れる存在でなければならないんです、誰かの助けなしに1人で出来なければ…
慈「異 常 花 帆 愛 者 」 店員さん「ま、まぁ…あんたほどの実力者がそういうのであれば…」
慈「ああっ!店員さん~!」
ウイーン カスッ
ウイーン ボテッ
< 機械さ~ん…もう少し手加減をしてくださいな…
慈「これ以上は危険めぐ、梢を止めるよ!」 慈「や、やっほ~梢~」
梢「……あら?」
慈「き、奇遇だね~?ゲーセンに来るなんて珍しいじゃん」
梢「……そうね、わたくしがこういう場所に来るのは確かに珍しいかもしれないわね」
梢「目的があるのよ…この子を連れて帰りたいの」
慈「この子……」チラッ
慈「なるほど、花帆ちゃんの寝そべりだね」 慈「でもさぁ梢?」
慈「寝そべりぬいぐるみだったら、中古ショップとかオークションとかでも買えるし安上がりだよ?」
慈「梢はクレーンゲームとか慣れてない…ってか機械全般苦手なんだしそっちで買えば良くない?」
梢「苦手、ではないのよ?得意になる途中」
慈「はいはい」 梢「それに、わたくしは自分の力で花帆さんをお迎えしたいのよ……ねだるな勝ち取れさすれば与えられん、という事ね」
慈「怒らないでくださいね?そんな自己満足で5000円も溶かすとかバカみたいじゃないですかめぐ」
梢「貴様ぁっ!わたくしを愚弄する気かぁっ!」 梢「50回だけではないのよ!ほら、あと20回追加できるだけの100円玉もあるの!」
梢「これだけやれば流石に機械が得意になる途中のわたくしでも……」
慈「どの世界にも通じることだけど…」
慈「中身の無いヤツが数を誇る!」
梢「な、なんだぁっ!」 5000円はリアルでもまだまだ序の口だと思うのだけれど 今どきの子はこのゲームをUFOキャッチャーって言わないって知ってショックを受けた 慈「クレーンゲームはプレイする数ではなくプレイした質だよ!普段から梢もトレーニングの時とかに同じこと言ってるでしょ!」
慈「少なくともクレーンがスカるのを「弾丸滑り」とか言ってるようだと100万円使っても取れないよ!」
梢「か、数ではなく…質…」 慈「もう見てらんないからね!めぐちゃんは口を挟むよ!」
梢「慈…」
慈「ん?」
梢「その、あなたの厚意はありがたいし、言っている事はもっともだとは思うわ?」
梢「でもその…わたくしはどうしても花帆さんを自分の力で取りたいのよ…」 >>22
UFOキャッチャーはセガの商標登録めぐ、めぐちゃん達はバンダイナムコなんだからライバル会社のマシン名は使わないめぐ 梢「ね?お願いよ…」
慈「もー梢はおバカだなぁ分かってるって」
梢「?」
慈「めぐちゃんは「口」を出すんだってば!「手」は出さないよ!」 < この辺…かしら?
< そうそう横はその辺、縦はちょっと待ってね…
< なるほど…台は横から覗くのね…
< 基本中の基本だよ!3から数えるから0で止めてね
< 分かったわ
< 3~2~1~
< ぽちっ
ウィーン ………ボテッ
< これはどうなのかしら…
< おっけおっけ!狙い通り!次は…
「たのしそうだね~ボクも混じって来て良い?」
「もう!ダメですよ、仲良くお2人でやってるんですから!」
「はーい……あ、じゃ、ボクあっちの台にするね」 花帆ちゃんの寝そべりを取るために、コインではなく札束を積んでプレイする梢先輩 慈「…うん!めぐちゃんの読み通りなら次でラストになる筈だよ…まぁ梢次第だけどね」
梢「ぷ、プレッシャーをかけないでちょうだい…」
ウィーン ……ガシッ
梢「機械さん…お願い…花帆さんを出口で落として…」
慈(今回のアームはめっちゃ強い筈…大丈夫行けるって…)
ウィーン……ガッコン!
店員さん「やっと取ってくれた~!(おめでとうございます景品獲得でーす!)」 梢「や、やった!取れたわ慈!取れたわよ慈!」ブンブン!
慈「おめでとう梢!あだ!あだだだ!嬉しいのは分かるけど人の手を掴んでブンブンしないで!めぐちゃんの腕も取れちゃう!」 おわり
新幹線が東京駅着いたからここでおわりだよ
あの後めぐはこずの寝そべりぬいぐるみを1000円ちょっとで取ってこずにプレゼントしてたよ
「ほら、これでスリーズブーケが揃ったでしょ」って言って渡してた、こずめっちゃ喜んでた。イケメンだね、めぐは
ちなみにボクは500円6プレイで2つのペースでさやをお迎えしてたら10個目くらいで店員さんに「もう勘弁してください」って言われたから次のお店に行くね
さやはいくつあっても困らないんだ、悔しいだろうが真理なんだ 怒らないで下さいね
タフ語録まみれのSSってバカみたいじゃないですか 成人にも関わらず、
結婚もせずに女性声優を追いかけている☺
tps://i.imgur.com/qGd2sbQ.jpg
tps://i.imgur.com/PbnndIV.jpg
弱者男性の代表格とも呼ばれているチギュフェさん、
ん、
tps://i.imgur.com/hudB00p.jpg
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ギジレンさん
tps://i.imgur.com/comdeGl.jpg
tps://i.imgur.com/HUoYGsu.jpg
どうもお疲れ様です、俺CHANです☺。
tps://i.imgur.com/jzavO7W.jpg 当然のように自分たちのグッズが売られてるラブライブ世界の平常運転
>慈(今回のアームはめっちゃ強い筈…大丈夫行けるって…)
アームの強さって周期とかあるの? >>44
景品が落ちるところにセンサーがあってな
挑戦回数に応じて徐々に徐々にアームが強くなっていくんや
んで景品が落ちたらセンサーが検知してアームの強さがリセットされる
まあ適当なウソなんやが >>44
確率機っていって〇百円ごとにパワーが強くなる周期が決まってるのが今の主流…らしいです
上手い人は他人のプレイ見て観察して強い時以外は取りやすいように形を整えるだけにする…みたいです
綴理先輩みたいにぽんぽん景品取ってく人はそこが違う…らしいです
「いまは目玉焼きだからだめ」
「いまはスクランブルエッグだから形整える」
「よし、次が茹で卵だ」
って言いながら景品乱獲してましたから、綴理先輩 今の筐体はn回目以外はアームが弱くなってる(nは店側が設定可能)
早い話、腕とか関係なく一定額突っ込まないと取れない(ある程度の腕がないとそのチャンスタイムも無駄になるが)
店側の言い分は、景品を掴み取るという体験を提供しているから無問題とのこと
やっぱり怖いッスね、ゲーム・センターは 私は花帆さん取るのに13,000円使ったのだけれど ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています