栞子「私にはアルバイトの適性がありま
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しおかす社会人IF
しおかす
スクスタエアプ
エロ無し
社会人IF
しずりな
キャラ崩壊注意
マルチバース
スパイダーバースの続編観た?めっちゃ面白いよ 夜中
栞子「…スゥ……スゥ……」zz…
かすみ「………ん」
かすみ「……ぅ……あつぃ……ケホッ」
かすみ「……う…ケホッ…ぅぅ?……うー………」
かすみ「………ぁぅ………のどかわいた……」ヨロヨロ
かすみ「………ぅぅ………ぁぇ………た…てない」
かすみ「…うぶっ……」クテッ かすみ「……ぅ……ふー………うー……みず……み…ず」
栞子「……スゥ…スゥ」zzz……
かすみ「……しお…子……み…ず……ケホッ…」
かすみ「…はぁ……はぁ………しお…子……し…お……」グイグイ
栞子「……ん」 栞子「…ん、かすみさ…ん?」
かすみ「しお子……」
栞子「……」ボヤッ
栞子(荒い息、汗ばんだ手、潤んだ瞳、赤い顔)
栞子「……」
栞子「………ん」ギュー
かすみ「んぶ」 栞子「んー……」ナデナデ
かすみ「しぉこ……あつ……ぃ…」
栞子「…ん」
シュルッ…プチッ…
かすみ「……ぅ……はぁ………」
栞子「……ん……」ジー
かすみ「…しぉこ……ちが…」 栞子「………ぁー…ん」チュッ
かすみ「…んぁ………ん……」ビクッ
栞子「…ん……はぁ……唇…あつ…」
栞子「……んぁ……ちゅ……れ…」
かすみ「…っは……ぁん……じゅる……」 栞子「…れー……」
かすみ「……ぁ」
ゴク…
栞子「………」
かすみ「……んく…はぁ………はぁ………」ウルウル
栞子「…れ」ベー かすみ「……ん」チュッ
かすみ「ん…ふ……ジュルッ……ん…コクッ………ん…」
かすみ「…はぁ……はぁ……ぅぅ………」
かすみ「……ん……れ…ジュルッ……」
栞子「んっ…くび……汗かいてますから…」
かすみ「…れろ……ちゅっ……」 栞子「ゃ…汗…なめちゃ………」
かすみ「れぇ………れろ……れ……は……ぅ……ぁ」グラッ
バタッ…
栞子「んぐ……え?……かすみさ………あつ……あっつっ?!かすみさん?!」
かすみ「….ぅ…ぅ……」 栞子「熱!熱あるじゃないですか…!?」
かすみ「…ぁ…ら……がぅ……て…(だから違うって言ったのに)」
栞子「ど、どう、どうしよ…どうしよ」
栞子「く、くすり、氷枕、お粥、えーとえーと」
かすみ「…み……ず」
───────── ─────────
朝
[38.7℃]
栞子「…昨夜よりはすこし落ち着きましたか…」
かすみ「…こっちの……ケホッ…セリフ…ゲホッ!」
栞子「…あれは……すみません、かすみさんがえっちすぎたので…」
かすみ「ゲッホ!……ゴホッ!……」 栞子(ふざけてる場合じゃありませんね)
栞子「会社には連絡は…」
かすみ「…ゲホッ…line…だけ……」
かすみ「……しお…子……感染っちゃう…から…ゲホッ…もう…いい…から…」
栞子「……かすみさん」 かすみ「…そこ…鞄…に、ゴホッ 財布…ある、から………」
かすみ「…それで、どこか……泊まって」
栞子「…かすみさんはその間どうするんですか」
かすみ「もう…へーき………ひとりで…大丈夫……だから」
栞子「そういう訳には」
かすみ「しお子」
かすみ「お願い」
かすみ「うつしたくないの」
かすみ「お願い。」
栞子「……………………は…ぃ」
───── ─────
栞子「本当に…ダメな時は連絡してください。」
栞子「私じゃなくても…それこそ救急車とかに」
かすみ「…ふふ………おおげさ…」
かすみ「た…だの…かぜ……だから……だい…じょう……ぶ」
栞子「………………では…」
ガチャッ…バタンッ
……ゴホッ…ゲホッ………ゲホッ…………ゴホッ…… 栞子「……」
栞子「…………」
栞子「っ…………う………」ボロッ
栞子「うぅ…………うぅぅぅ………」ボロボロ……
─────── ───────
ピンポーン……
「はい」
栞子「三船栞子です。」
ガチャッ
璃奈「いらっしゃい。あがって。」
栞子「はい、失礼します」
璃奈「そんなかしこまらないでいいよ。こっちも心配してた。」 栞子「…すみません……」
璃奈「ううん。……かすみちゃんは、…どう?」
栞子「…朝 薬を飲んで…えっと熱が39℃近くで、あ、おかゆ…えと食欲…」
ギュッ
栞子「……」
璃奈「落ち着いて、ね?」
栞子「……うっ………ぅ…………」ボロボロ
璃奈「大丈夫…大丈夫だよ……絶対大丈夫」ナデナデ
────── ──────
璃奈「しずくちゃんにも連絡した。」
璃奈「もうすぐ上がるから、すぐ帰るって」
栞子「…はい」
璃奈「とりあえずは…そうだな……3人で交代で看病しに行くのはどうだろ」 璃奈「ひとりで付きっきりだとやっぱり感染っちゃうし、買い物とか、いろいろ動きやすいんじゃないかな」
璃奈「…幸い私はテレワークだから、予定は作りやすい。」
璃奈「……あとしずくちゃんの仕事はシフト制だから時間がバラバラなんだよね…早い時間の時は帰りに寄って様子見てから、とかになるかな……」
栞子「……」
璃奈「…栞子ちゃん」
璃奈「………栞子ちゃん!」バンッ 栞子「はぃっ!」ビクッ
璃奈「……」
栞子「すみ…ません……ぇと……なんでしたっけ……」
璃奈「………」
栞子「すみません…すみません……」
璃奈「…もうすぐしずくちゃん帰ってくるから、そうしたら3人で話し合お。ね?」
栞子「はい……はぃ……」
────── ──────
ガチャッ
しずく「はー…っ……はぁ……ただいまっ!」ハァハァ…
しずく「えーと栞子さんっと、お、いた」
璃奈「…おかえり」
栞子「…お邪魔してます」
しずく「え、空気重い…え、風邪だよ……ね?…風邪なんだよね?」
─────── ──────
しずく「…まぁ私も交代で看病はいいと思う。リスク的にも、負担的にも。」
璃奈「だね。それじゃあシフトと照らし合わせて順番決めようか」
栞子「……」
しずく「栞子さん?」
璃奈「………」
璃奈「なにか不満があるなら言って」
栞子「……」 璃奈「…ねぇちょっとさっきから」
しずく「り、璃奈さん落ち着いて」
しずく「栞子さん、心配なんだよね?分かるよ!…だからみんなで看てあげようよ!ね?」
栞子「……あの」
栞子「……お願いがあります。」
栞子「……かすみさんのこと、お2人にお任せしてよろしいでしょうか」 しずく「え」
璃奈「…なに言って─」
栞子「っ」土下座
栞子「………働きます。……かすみさんのために、働きたいんです。」
栞子「……かすみさんが体調を崩したのは、私のせいです。」
栞子「…仕事を探します。かすみさんが少しでも楽になれるように。」
栞子「かすみさんとずっと一緒に暮らせるように。」 栞子「どうか、お願いします。」
しずく「……」
璃奈「……栞子ちゃん」
栞子「…はい」
璃奈「それなら早く求人探さなきゃ」
栞子「は、はい!」
璃奈「正直相方が風邪引くまで甘えてたのはアレだけど」
しずく「ちょ…」
璃奈「風邪ひいたからって理屈っぽい考えはダメ。2人で生きてくって決めたなら、どんな時でも助け合わなきゃ」
璃奈「でしょ」 栞子「…璃奈さん」
璃奈「しずくちゃん、シフト表。しずくちゃんには休みの日と早番の明けに行ってもらう」
しずく「う、うん」
璃奈「それ以外は私」
栞子「……」
璃奈「…と、あぁ、愛さんそういえば暇そうにしてたな、頼もう」 しずく「あ、じゃあ私他の人も聞いてみる」
栞子「……ぁりがとう…ございます……」
璃奈「栞子ちゃん」
璃奈「健闘を祈る」b グッ
しずく「っ!」b グッ
──────── ────────
しずく「……さて」
コンコンッ カスミサーン シズクデース ハイリマース
ガチャッ
しずく「かすみさ………ん」
かすみ「……ハァ…ハァ…」 しずく「っと…やばいな」
しずく(枕元のは…ゲーかな。でもほとんど水…)
しずく「換気」ガラッ
しずく「かすみさーん、いろいろ借りるねー」
しずく「まずはバスタオル、と」
しずく「かすみさん、OS-1ある。飲んで。」
かすみ「…ぁ……しず………」
しずく「うん、看に来たよ。大丈夫。もう大丈夫だよ。」 かすみ「……んっ…コクッ…コクッ……」
しずく「ゆっくり、ゆっくりね」
かすみ「ん………はぁ…………はぁ………」
しずく「息整えて、ゆっくりでいいよ」
しずく「今身の回りのもの交換するからね」
しずく「寝返りうてる?」
かすみ「……ん」ゴロン
しずく「一瞬ごめんね、シーツ替えるね」 しずく「…っと……かすみさん、着替えよっか」
ハイバンザーイ…サムイ?…イマアセフクカラネ~……ナンデキスマークアルノ…
しずく「洗濯機、オン!」ゴウンゴウン
しずく「……よし」
しずく(枕カバーは次亜塩素酸ナトリウムとお湯で消毒…洗濯物は部屋干しして保湿、と)
かすみ「……はぁ……はぁ………」ピピピ
[39.2℃]
しずく「……まずは熱から」
───────── ─────────
栞子「も、もば、もばいるおーだー250番のお客様~!」
栞子「こ、こちらご注文の……え、持ち帰り……しょ、少々お待ちください…」
栞子「…あ、えと………も、もうしわけ」
「大変申し訳ございません、すぐお持ち帰りでお包みしますのでおかけになってお待ちください!」
「三船さん裏で包みお願いします!」
栞子「あ、は、はい」
「三船さんポテト塩しましたー?!」
栞子「あ、えーとすみません!まだです!」
「タイマーなったら止めるだけじゃなくて塩もお願いしますねー!」
栞子「あ、はい!すみません!」
──────── ────────
コンコンッ…カスミチャン、リナデス
ガチャッ
璃奈「お邪魔します、かすみちゃん久しぶり」
かすみ「スゥ…スゥ…」
璃奈「ん。少し安定してきてるのかな」 璃奈「えーっと、水分補給、着替え、身体拭き、洗濯、洗濯物取り込み、部屋干し、明日のゴミまとめ……」
璃奈「しずくちゃんが引き継ぎメモしてくれたから助かる。正直看病慣れてないから…」
かすみ「……ん……ケホッ……スゥ……」
璃奈「……んー…やせ、いや、やつれてる…ね」 璃奈「……やるか、料理」
ガサガサ…トントン…バンノウネギスゴイチラカル…キッテアルヤツカッテクレバヨカッタ…
トントン……トントン……グツグツ……カチャカチャ……
かすみ「……ぅ」
かすみ「…………ぁ……り…なこ?」ムクリ
璃奈「あ、おはようかすみちゃん。無理に起きなくていいからね」 かすみ「……ありがとう」
璃奈「うん。」
璃奈「おかゆ、食べられそう?」
グツグツ……
かすみ「」グゥ…
璃奈「みたいだね」
かすみ「……えへへ」
────────── ──────────
栞子「なんでお菓子コーナーにマグロ赤身を放置するんですか……」
栞子「あ、はい?あ、卵…は…今入荷なくてですね……あ、えといやいつ来るかはちょっと分からなくて…あ、あ」
彼方「お客様申し訳ございません、今全国的な鳥インフルエンザの流行で卵の供給が滞っておりまして、はい、はい、申し訳ございません。はい。はい。はい。申し訳ございませんでした。またご利用くださいませー…………………シネ」
栞子「す、すみませ、すみませんすみません」
彼方「いーのいーの、あーいうのに意識使ってたら持たないから適当に頭下げとけばいいんだよー」
彼方「あ、常温に生鮮物あった系?捨てていーよ。」
栞子「は、はぁ…」
──────────── ────────────
愛「昨日りなりーはネギと卵のお粥にしてたみたいだから、今回はコレ!」
愛「おばーちゃん特製梅干しのおかゆにしようね~」
愛「あ、水分どう?OS-1不味くなってきた?」
かすみ「…はい、すこし…」
愛「お、それいい知らせ!それねー脱水症状の時以外は不味く感じるんだよねー。よし、じゃポカリにしようか。汗どう?」
かすみ「……背中がちょっと」 愛「あーそれじゃパジャマと背中にタオル挟んでおこうね。んー汗も出てるなら、ポカリは水でちょっと薄めるかなー」
かすみ「……ありがとうございます…」
愛「ん!元気になってくれればそれで良し!」
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「サーマッシュ アンヴォアイエ アンメニュスペシャル アンオルモー アンポワソン アンビスク メインはフィレのヴィアンキュイね!」
「「ウィ ヴィアンシュ!!」」
栞子「おおん……?」
「パントリーさん洗い物溜めないで!!」
栞子「はいぃ!!」
──────── ────────
かすみ「ハフハフ……」ズズッ…
ランジュ「………」
かすみ「……」ŧ‹”ŧ‹”
ランジュ「……ど、どうかしら」
かすみ「……うっまぁ……」キラキラ… ランジュ「!」パァァ
ランジュ「きゃあ!やったわ!!」
かすみ「これ、この…え、うっまぁ……中華粥うっまぁ……」
ランジュ「そうでしょそうでしょ!お粥の本場は中国よ!ランジュもこのお粥大好きなの!!」
かすみ「…っ……」ボロッ ランジュ「っ!?かすみ?!どうしたの?熱かったかしら?!」
かすみ「…ぃぇ……ぃぃぇ………っぐす……」
かすみ「……み、みんな………ほんと………あり…がとう…ござい…ます」ボロボロ
ランジュ「泣かないで…ランジュ悲しいわ…早く元気な笑顔を見せてね!かすみ!」キャア
かすみ「ぐすっ…はいっ……はいぃ……もぐもぐ……うまぁ……」グスグス
───────── ─────────
1週間後
栞子「皆さん、この度は本当になんとお礼を申し上げたらいいか…」
璃奈「これくらい普通。友達だもん」
しずく「栞子さんも1週間ほんとに頑張ってたね」
愛「朝昼晩で短期バイト3つだもんねー」
ランジュ「友達に頼られるって本当に嬉しいものね!またいつでも頼っていいのよ!ランジュどこへだって駆けつけるわ!!」キャア
璃奈「栞子ちゃん、バイト始める前と顔つきが全然違う。凄くかっこよくなってる」 しずく「もうかすみさんに頼りっぱなしにはならなそうだ
ね」
栞子「っ…はい!……私、三船栞子は…かすみさんと…」
愛「ちょ、ちょちょ、それ私たちに言うもんじゃないでしょ?」
ランジュ「かすみも心配してたわ!早く素敵な栞子を見せてあげないと!」
栞子「はいっ!」
───────── ─────────
栞子「………」
コンコンッ
「わ、えー今日も来てくれたんですか?でもさすがにもう体調も全然大丈夫ですよー?」ガチャッ
栞子「…具合どうですか」 かすみ「……しお子…」
栞子「その……今度皆さんに改めてお礼しに行きましょうね。」
かすみ「……しお……こ」
栞子「はい」
かすみ「しお、こ……手…手……怪我…」
栞子「あ、えーーっと、洗い場でお皿割っちゃった時に」
かすみ「洗い……場?」 栞子「………かすみさん」
栞子「…私、働きます。」
栞子「かすみさんはずっと私を助けてくれていました。」
栞子「今もずっと助けてくれています。」
栞子「私もかすみさんのお役に立ちたい。」
栞子「かすみさんのために生きたい。」 栞子「私を助けてくれたあの時から、今までの恩返しがしたい。」
栞子「私にこの人生をくれたかすみさんに」
栞子「私の残りの人生を捧げます。」
栞子「…これを」
かすみ「………こ、れ…」 かすみ「………こ、れ…」
栞子「1週間程度のアルバイトじゃ、この程度のものしか買えませんでした…けど」
栞子「いつかもっとちゃんとしたのを買えるように頑張りますので」
栞子「……受け取ってくれますか?」
かすみ「っ…」
かすみ「……っなーんだ……心配して損した…」
栞子「え」 かすみ「……風邪で意識朦朧としてる時、一つだけ覚えてることがあってね」
かすみ「しお子が悲しい顔して部屋を出ていった時の事。」
かすみ「なんか、何となく、あの時、もう二度と会えないんじゃ、ってそんな不安を一瞬だけ感じちゃったの」
かすみ「そのあとものすごく悪化してね、死んじゃうんじゃないかなってくらい」 かすみ「みんなのおかげで助かった」
かすみ「みんな言ってた。しお子が私のために変わろうとしてるって」
かすみ「それを聞いて安心して、どんどん体調も良くなって」
かすみ「……私、しお子いないとダメなんだなって」
かすみ「私の人生、しお子無しは考えられない」
かすみ「だから」 かすみ「だから」
ギュッ
かすみ「私の人生も、貰って欲しい、な……って」
栞子「…かすみさん……」
かすみ「………ん!」ズイッ
栞子「……はい」
スッ… 栞子「その…必ずもっとちゃんとしたのを…」
かすみ「んーん…」フルフル
かすみ「これがいい……っ」
かすみ「これがいいの………っ」
栞子「……ありがとうございます。」
かすみ「……これから、よろしくね」
栞子「…こちらこそ、よろしくお願いします」
かすみ「……」キラッ
かすみ「っ……えへへ」
栞子「……ふふっ」
───────── ─────────
その後
ガララッ
「らっしゃい」
「きゃあ!素敵なお店だわ!」
「あまりはしゃがないでください、ランジュ」
「予約してた『三船』です~」
「この店、来たことある。愛さんが」
「ちょちょちょあれはもう忘れてってぇ~」
「愛さんは今日ノンアルでいいですね?」
「はい」
「こういう店初めてだわ!何を頼もうかしら!」
「ふふ、今日はもう決めてあるんですよ、ね?かすみさん」
「ねー」
「うわ見せつけてくるなぁ~」 みんなが代わる代わる看病してあげるシーンすごく良かった
乙乙 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています