ガシッ


『えへへ、ハグしよーぜー璃奈ちゃん』


璃奈「しまっ…」


『斬られたの左手だけだし〜?ハグには腕さえあればいいもんね』


璃奈「っ……!!!」ジタバタ


『暴れないのー。ほら、彼方ちゃんの右眼を見てくれたまえ』


璃奈「なっ…!?」


キュイッ


『これね、彼方ちゃん特注おめめのファントム・アイ・インプラント。璃奈ちゃんに楽しい映像を見せてあげるぜ』


ピカーッ!!


璃奈「いっ…!!!でもそれは、私には意味が無い!!」


『そうそう、これってホントはポート接続して脳に直接送るやつなんだけど…璃奈ちゃんには出来ないから』


ウィーン…!!


璃奈「…そ、それ」


『うん、彼方ちゃんの右手にあるサードアイカメラを直接目に押し付けちゃうよぉ。いやぁ右手を斬るべきだったねぇ』


『…ま、左手にもあるけどさ』


グイッ!!