【SSコンペ】璃奈「よし、過去に戻って将来有望な金髪ロリにマーキングする」
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璃奈「このタイムトリップボタンを使って過去に戻り、将来有望な金髪ロリに事前にマーキングしておく」
璃奈「過去から戻ってきた時にはきっと、実った果実♤が食べ頃になる」
璃奈「それを」
璃奈「狩る♡」
璃奈「全く、自分の才能が恐ろしいよ(りなちゃんボード「金髪巨乳」)」
璃奈「問題はどこにトリップするかだけど、門前仲町の機運が高いとパツキンセンサーに出ている」
璃奈「できるだけ過去への干渉を避けるために現代の物は置いていこう」
璃奈「携帯とお財布、テレテレパシーステッキに愛さん用の首輪と・・・」ガサゴソ
璃奈「・・・これも置いてった方がいいかな」
璃奈「よし、それじゃあ行こう」ポチ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ボンッ
璃奈「・・・到着」
璃奈「景色は元の時代とそんなに変わらないっぽい」
璃奈「西暦は・・・うん、本屋の店頭に「禁書○録」の新約の一巻が出てるから10年前で合ってる」
璃奈「タイムトリップには成功した、だけど時間はあまりない。おそらくもって一時間」
璃奈「それまでに手頃な金髪幼女を見つけなきゃ」
璃奈『とは言ったものの、実際に探し出すのは難しい』
璃奈『パツキンセンサーも時代への干渉を避けるために置いてきたし、そんなに素質のある金髪幼女が都合良く見つかるわけ
うぅ・・・グスっグスっ
璃奈「これは・・・泣き声?あの公園の方からだ、行ってみよう。」テクテク 某公園
金髪幼女「グスっ・・・グスっ・・・」
璃奈『おるやんけ』
璃奈『見れば解る、この子の金髪力、練り上げられている』
璃奈「早速マーキングをしよう」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
璃奈「こんにちは、どうしたの?話聞こか?」
金髪幼女「・・・?」
璃奈『は?正面から見たらさらに可愛いんだが?決めた、10年後に絶対にぶち犯す』
璃奈「一人で泣いてるみたいだったから気になった、お名前はなんていうの?」
金髪幼女「・・・ママが知らない人にお名前教えちゃいけないって」
璃奈『失敬だな、これじゃあ私、まるで不審者みたい』
璃奈「そっか、ちゃんとママの言うこと聞けてえらいね」ナデナデ
金髪幼女「・・・///」
璃奈「それじゃあお名前はひとまずいいや、なんで泣いてたの?」
金髪幼女「・・・あのね、入院してるお姉ちゃんがいるんだけどね」
金髪幼女「お姉ちゃんを元気にしてあげたくて、お医者さんにどうしたらいいか聞いたの」
金髪幼女「そしたらね、入院中はずっとお部屋にいて寂しいと思うから、お見舞いに来た時はいっぱい笑顔にしてあげてって」
金髪幼女「だからお姉ちゃんのこといっぱい楽しくしてあげたいんだけど、どうしたらいいか分からなくって・・・」 璃奈「・・・っ!!」バチーン
金髪幼女「お姉ちゃんどうしたの?ほっぺたが赤いよ?」
璃奈「大丈夫、なんでもないよ」ヒリヒリ
璃奈『ごめんなさい、さっきまであなたのことを10年後にはぶち犯すとか思っていたことを許してほしい』
金髪幼女「すっごく痛そう・・・ちょっと待っててね」スッ
金髪幼女「えっと・・・痛いの痛いの飛んでけーー」
璃奈「・・・」
金髪幼女「えっと・・・どう、かな?」
璃奈「好き、結婚しよう」
金髪幼女「ママが結婚は大人にならないとできないって言ってたよ?」
璃奈「くっ、日本国憲法なければ入籍していたのに!!」
金髪幼女「???」 璃奈「ごめん、こっちのお話」
璃奈「それで、あなたはそのお姉ちゃんをどうやったら楽しくさせられるかが分からないんだよね?」
金髪幼女「うん・・・」
璃奈「私の先輩・・・って言っても難しいよね、お友達がこんなことを言ってた」
璃奈「『楽しいから笑うんじゃなく、笑うから楽しいんだ』って」
璃奈「私もね、そのお友達が笑ってるのを見るとすごく楽しい気持ちになれる、自分も笑顔になれる」
璃奈「今だってその笑顔を思い出すだけで楽しくなっちゃう」
璃奈「と言っても、あまり表情に出すのは得意じゃないから伝わりにくいと思うけど」 金髪幼女「? お姉ちゃんさっきからずっと楽しそうなの分かったよ?」
璃奈「え」
金髪幼女「楽しそうにお話してて、なんだか私も楽しくなっちゃった!!」
金髪幼女「笑顔になると本当に楽しくなるんだね!!ありがとう、お姉ちゃん!!」ニコッ
璃奈「・・・うん、こちらこそありがとう」
璃奈『今の笑顔・・・似てる・・・』
璃奈「今の笑顔、お姉さんにも見せてあげてね」
金髪幼女「今の笑顔ってどんなのだった?」
璃奈「どんなの・・・あ、だったらりなちゃんボードを見せれば・・・」
金髪幼女『・・・そうだった、元の時代に置いて来たんだった・・・ならば』 璃奈「そこの木の棒を使って・・・」ガリガリ
金髪幼女「地面にお絵描きしてるの?」
璃奈「うん、今のあなたの笑顔はこんな感じだった」
璃奈『りなちゃんボードのにっこりんフェイス、いつも使ってるから間違えない』
金髪幼女「すごい!!とっても楽しそう!!」
璃奈「うん、だからお姉さんにもとびっきりの笑顔を見せてあげてね」
金髪幼女「うん!!」 ピコーンピコーン
金髪幼女「お姉ちゃんの触覚みたいなのが光ってるよ?」
璃奈「もう時間だ、そろそろ帰らなくちゃ」
金髪幼女「え、お姉ちゃん帰っちゃうの?」
璃奈「うん、そろそろ帰らないとみんなが心配しちゃうから」
金髪幼女「そっか・・・ねえお姉ちゃん」
璃奈「?」
金髪幼女「えっとね、えっとね・・・最後にお名前聞いてもいい・・・?」
璃奈『特定の情報が過去に残るのは流石にまずい、未来が変わりかねない。だったら』
璃奈「私の名前はね」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ボンッ
璃奈「・・・部室・・・無事戻ってこれた」
璃奈「あの子、無事にお姉さんを笑顔にしてあげられたかな?」
璃奈「ううん、きっと大丈夫」
璃奈「だってあの笑顔は」
璃奈「私の自慢の笑顔だもん」
璃奈「あ、マーキングし忘れた」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ッテイウコトガコトガアッテサー
エマ「ふふっ、愛ちゃんって本当に面白いことたくさん知ってるね!!」
愛「そうかなー、私は普通のこと話してるつもりなんだけど」
エマ「じゃあきっと、愛ちゃんが笑顔で話してくれるから、だからとっても楽しく感じるのかも!!」
愛「!!そう言ってもらえると愛さん超嬉しい!!ありがとね、エマっち!!」
エマ「どういたしまして、でも本当に愛ちゃんの笑顔って素敵だよね。」
愛「それがさー、昔私に笑い方を教えてくれた人がいてさー」
愛「まあ正確には『どんな風に笑ってたか』だから、なんていうんだろ・・・そうだなぁ」
愛「『笑顔の形」、かな」 エマ「すっごく素敵なお話!!他には何か覚えてないの?」
愛「それがその人がどんなだったかはあんまり覚えてなくさー。あ、でもすっごく笑顔の素敵な人だったことは覚えてる!!」
愛「あとその人が地面に描いてくれた笑顔をなんとなく覚えてるんだけど・・・そうそう、りなりーのりなちゃんボードとそっくりだった!!」
エマ「すごい!!そんな偶然ってあるんだね!!」
エマ「その人のお名前とかって覚えてないの?」
愛「それがさー覚えてないんだよねー・・・んや、覚えてないとも言えないのか」
エマ「?どういうこと?」
愛「愛さんさ、最後にその人に名前聞いたの、そしたらさ」
愛「秘密、だって」 以上になります。
趣旨に沿うことが出来ているかわかりませんが、面白い企画に参加させていただきありがとうございました。 SSも良かったんだが新約1巻が10年以上前という事実に震えてる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています