【若気の至り系SS】歳末無印1期12話を見せない運動
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2022年12月18日––––
深夜・11時間近––––
東京・原宿駅前にて––––
舞踊家「嗚呼……」
舞踊家「ついに……」
舞踊家「ついに、この日が来てしまいましたよ」
デザイナー「とうとう来ちゃったね……」
シンガー「ようやく世間が、忘れかけていたというのに……」
舞踊家、腕時計を確認……
舞踊家「まもなく11時……」
舞踊家「私たちの黒歴史が、ふたたびお茶の間のTVに流れようとしています……」
デザシン「ひぃぃっ……」ガクブル 舞踊家「こうなった以上……」
舞踊家「我々が取るべき行動は、ただひとつ……」
デザシン「ごくり……」
舞踊家「一件でも多くの民家を回って……」
シンガー「『ラブライブ!』を見るのを止めさせる……」
デザイナー「それしかないよね……」
舞踊家「では……」
舞踊家「穂乃果……ことり……」
舞踊家「行動に移しますよ」
デザイナー「うん……」
シンガー「せーーのっ……」
3人「私たちの、黒歴史を見せるなーーーー!!(あらSSのノリで叫ぶ)」 〜喫茶店〜
扉ガチャ……
チリリリーーン……
かのママ「あ、ごめんなさーーい」
かのママ「いま、店じまいをしてるところで……」
マンマル「キュィ……」
舞踊家「い……いえいえ」
舞踊家「私たちは、お茶を飲みにきたのでは……」
デザイナー「あのぉー、つかぬ事をお伺いしますがぁ……」
かのママ「え?」
デザイナー「いま……TVで何を見てますかぁ?」
かのママ「て、TV??」 マンマル「……」
シンガー「ねぇねぇ!」興味津々
シンガー「君、このお店のペットなの?」
マンマル「……」汗ダラダラ
シンガー「かわいい〜〜♡」
シンガー「穂むらでも、お店のマスコットにフクロウを導入しようかなぁ?」
舞踊家「穂乃果っ!!そんなのに構ってる暇なんか……」
\『ラブライブには、出場しません』/
3人「!!!!!!!!」 かのママ「ちょっと2人とも〜!」
かのママ「すこしはTVの音量を下げなさいよぉ〜!」
\TVじゃないも〜〜ん!!/
\ブラビアだも〜〜ん!!/
シンガー「ま……マズイ……」
シンガー「早速、穂乃果の見られたくないシーンが……」
泡を食って、店の奥へ駆け込む!!
かのママ「あっ!! ちょっと!!」
マンマル「キュゥッ!!??」
シンガー「はやく……はやく止めないと!!」 〜居間〜
絵里『もうランキングに、μ'sの名前は……』
かのあり「……」見入ってる
絵里『……無いわ』
かのん「うわぁぁぁ……」
かのん「これもう、一生モンのトラウマじゃん」
ありあ「ほんと穂乃果ちゃんって、バカの標本みたいな女だよね」
ありあ「ライブ前日に雨の中を走るとか、普通の考えじゃない……」
ドタドタドタ……
かのあり「……ん?」
扉バァァァァンッ!!
かのあり「!!!!????」 シンガー「ぜぇ……ぜぇ……」
にこ『あと……少しだったのになぁ……』
シンガー「あ……」
かのん「うえぇぇっ!? うえぇぇぇっ!?」
かのん「だ……誰!? あんた!!」
シンガー「だ、誰って……」
ありあ「ちょっ……け、警察呼びますよ!?」
シンガー「別に、怪しい者じゃあ……」
かのん「背中にスタンドマイクを背負って、夜遅くに押し入ってくる人間の、ドコが怪しくないの!?」
(と––––) 雪穂『お姉ちゃ〜〜ん』
シンガー「ひ……」
雪穂『お姉ちゃ〜〜ん、ご飯できたって〜〜』
シンガー「や……やめてぇっ!!!!」
シンガー「お願いだから、いますぐ消してぇぇぇぇっ!!!!」
かのあり「え?」
シンガー「いいからTVを消してぇぇぇぇ!!!!」
かのん「ノンノンノンノン……」
かのん「この子にはちゃんと、SONYブラビアという歴とした名前が……」
雪穂『もぉ〜〜、寝てるのぉ〜〜?』
雪穂、部屋の襖ガラララ……
シンガー「」 .
/ } j/イ ! / /i{ { { /_ノノ ̄ \: | {| {| ,′ }
ノ|! { i 〕 ! !{| jノ { :( __,,.. -ヘ \ { {{ { ,′
__j !| ' {| {、 いi| ,: : : : : : : : : :! ` }! ,′ /
j八 ハ 〕 {ぃ 乂{ {.: : : : : : : : : } i | ′ i {
! 〉 いヽ ハ : : : : : : : :/ }}/ { l
} l| i〉 ぃ /!「 ̄⌒ヽ、.′ _,ノ/ { l
ト、 ij { } } / jノ '/ / i
{ぃ、 イ|{ ! j/ ,rfニ⌒ヽ、 ,′ / {
Vハ川 !{ i | 八 _ァ| ∧! !i !
イ jノ八ぃ l / ` ⌒''一′ ! /.| {i l 川
/ ,ハ / jハ{ 〈 l イ トい j/ リ
r 1 j/ / \ _,. -i { / ハ !ル′
∨ , ′ , ′ /´ `ニ二, ′/ l 〈 / jハ
\/ /、ヽ _,. -‐/ , ′ i 〈/ i
-/ / \ / / l ∨ | シンガー「あああああああああああああああ」
スタンドマイクを、滅茶苦茶ふりまわす!!
シンガー「見るな見るな見るなああああああああああああああ」
TVバキィィィィッッッッ!!!!
かのん「ひいいいいいいい!!!!」
かのん「ラブライブ優勝のお祝いに買ってくれた、私のブラビアがああああ!!!!」
ありあ「おとうさあああああん!!!!」
ありあ「おかあさあああああん!!!!」
ありあ「変な女が、TVを壊したあああああ
あ!!!!」
かのん「だからブラビアと言えといってんだろおおおおお!!!!」 ドタドタドタ……!!
舞踊家「穂乃果っ!!」
シンガー「あ、海未ちゃん!!」
シンガー「さっそくTVを一台、殲滅したよ!!」
デザイナー「やったね!! 穂乃果ちゃん」
かのママ「あんたたちぃ〜〜〜〜」
3人「あ……」
かのママ「ウチのモデルになった、喫茶店の人の気持ちが、よぉ〜〜くわかったわ💢」
舞踊家「どうやら長居は無用ですね」
かのママ「あなた〜〜!! この聖地荒らしの星信どもを逮捕するよう、はやく110番して〜〜!!」
デザイナー「急いで、つぎのお家に行こう!!」
シンガー「合点だいっ!!」
脱兎の如く、店を出る3人!!!! ありあ「あっ!!逃げた!!」
かのん「うわあああん、お父さ〜〜んっ!!」
かのん「ブラビアが死んじゃったぁ〜〜!!」
我が子の遺体のごとく、ブラビアを抱きしめ……
かのん「明日、SONYサービスステーション品川へ、車で連れてってぇ〜〜っ!!」 __
'´ 、`ヽ
i 人ヽリ)
イw(´ヮ`ハ それから?
と) 芥)つ
く/_i_i_>
し'ノ 〜可可の下宿〜
海未『突然ですが、ことりが留学する事になりました』
可可「……」
穂乃果『海未ちゃんは知ってたんだ……』
すみれ「おやおやぁ〜〜?」ニヤニヤ
すみれ「急に、言葉数が少なくなったわねぇ〜〜?」
可可「……うっさいデス」
すみれ「アハハッ☆ そうよねぇ〜〜」
すみれ「どっかの留学生も、土壇場になるまで……」
可可「……」
すみれ「だぁ〜〜〜〜〜〜れにも帰国の件を言わなかったもんねぇ〜〜〜〜」
可可「黙れデス……グソクムシ」
\♪ピンポーーーン/ クゥすみ「??」
すみれ「あんた、何か頼んだの?」
可可「いえ……」
可可、玄関までスタスタスタ……
可可「一体だれでショウか……」
可可「こんな夜分に……」
扉ガチャ……
デザイナー「ごめんくださーーい♡」
可可「はぁ……?」
デザイナー「あのーー、ちょっと聞いて回ってるんですけどぉーー」
可可「宗教の勧誘だったら、お断りデスよ」
デザイナー「いや、そうじゃなくてぇーー……」
デザイナー「いま……TVで何を見て……」
\『わからないよ!!』/
デザイナー「ぴいいいっ!!!!」 \『だっていなくなっちゃうんだよ!?』/
デザイナー「あびゃああああ……」
デザイナー「わ……わたしの一番見られたくないシーン……」
思いあまって、可可を突き飛ばす!!
可可「きゃああっ!?」
デザイナー「み……見ないでくださーーい!!!!」
やんやんダイナミック家宅侵入!!!!
可可「ご、強盗〜〜〜〜〜!!!!」
すみれ「え……!?」
可可「強盗デスゥ〜〜!!すみれぇ〜〜!!」
可可「はやく、サニパ様のパネルを、どっかに隠して下サ〜〜〜〜イッ!!」 ドタドタドタ……
デザイナー「あっ……!!!!」
すみれ「!!??」
ことり『何度も言おうとしたよ……?』
デザイナー「」
すみれ「だ……誰なのよったら誰なのよぉ!?」
ことり『でも……穂乃果ちゃんライブやるのに夢中で……』
ことり『ラブライブに夢中で……』
デザイナー「」 ドタドタドタッ!!
シンガー「ことりちゃんっ!!」
ことり『だから……ライブが終わったら、すぐ言おうと思ってた……』
ことり『相談にのってもらおうと思ってた……』
デザイナー「」活動停止
シンガー「し、しまったぁ〜〜っ!!」
ことり『でも……あんな事になって……』
舞踊家「はやくっ!! TVのコンセントを抜くのです!! 穂乃果っ!!」 .
{厂\ }/:.:.:.:.:.:.:> ¨¨¨¨¨ ヽ
ハ -――fこ> ¨¨¨¨´ 、 \
: 〈:.:.:.:.:.:.:.:. ´ \: : :,
i / `ヽ: :./ / / 丶}ヘ j}、
|./ ∨ '゜/ ′ ‘。 /′ 、
| : :/ ={}=/ / j } .| }/ ,
| : : .′ .メ |ハ | | ′
; : : : .′ / ;゙ー--- |,__{ | |、 i
′: : :/} ′ i 斗-=ミ、 ゝ{:..|ィ 人} | |
/ : : /:.:} ! | |レ'__)ハ }ト ∨ }/ }__j |
/ : : : :..:.:| j| .j| |{ 弋r少 斗=ミ | イ
: : :.i: : :| j{.|ij{ .|(_)― __)ハ‘,| | / i|
i : : :|: : :|八|iハ ..小:.:.:. 弋r少 ノ`} l:′i|
j│ : : : |: : :}: : リ。} } \ ′ `¨C /:/ j{ .| ノ
i{ .| : : :.:{: : :}: : ウゝ. | /⌒ヽ :.:.:ー=彡.::八 |/
|レ ¨¨¨¨i≧ュ...,,_イ{ リ、 〈 } /イ//{:| }:|
´ }i:i:i:i:i:i:{ \ ー‐ ィウ:.|ィ゜リ .乂
. / / Y:i:i:i∧ ー┐` --−<.: :j|:| |: |}|
/ ′ | Y:i:i:i∧、{三≧r≦}│i:i:i:i:i:ヽ:| |:/ |
. /\ ̄} {________} }:i:i:i:i:i∧ ー/ハ〉 |:i:i:i:i:i:i:i:i|`¨ヽ i{
′ ,ノ `ー┘ {/___}:i:i:i:i:i:i∧ |:i:i:i:i:i:i:i:i| ‘ぃ
└<{ 「i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧ {:i:i:i:i:i:i:i:i| } い} ことり『聞いて欲しかったよ!!穂乃果ちゃんには!!』
ことり『一番に相談したかった!!』
シンガー「え〜〜っと、こ、コンセントは……」
TVの背後に回り、配線を確認するシンガー……
可可「あ!! サニパ様に目もくれずに、TVを狙うなんテ……!!」
可可「さては、NHKの回し者デスネ!?」
ことり『だって……穂乃果ちゃんは、はじめてできたともだちだよ!?』
ことり『ずっと側にいたともだちだよ!?』
可可「可可はちゃんと、受信料は払って……」
止めようとする可可を、羽交い締めする舞踊家!! 可可「は、離して下サ〜〜イ!!!!」
舞踊家「なにをモタモタしているのですか!? 穂乃果!!」
ことり『そんなの……』
ことり『そんなのぉ、当たり前』ブチッ
すみれ「あ、消えた……」
シンガー「はぁ……はぁ……」
すみれ「もぉっ!! せっかくいいトコだったのに、なんで消しちゃうのよぉ!!」
デザイナー「全然よくないよっ!!!!」
すみれ「ギャラッ!?」
デザイナー「これのせいで、総選挙で最下位になっちゃったんだもの!!!!」
デザイナー「あれほど再放送はやめてって、運営とMXにお願いしたのに……!!」
舞踊家「ことり……」 デザイナー「うわあああああん!!!!」
デザイナー「こんな思いをするぐらいなら、メイドカフェと再コラボしなければよかったよぉぉぉぉ!!!!」
泣きながら外に出るデザイナー!!
シンガー「あ、待ってよぉ!! ことりちゃん!!」
舞踊家「放っておきましょう……穂乃果」
シンガー「え?」
舞踊家「ああなってしまっては、ことりはもう役に立ちません……」
舞踊家「残りの時間は、私達だけで巡回しましょう」
シンガー「そ……そうだね……」
穂乃果『頑張ったって……もう……』
シンガー「……!?」 .
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> ´ `¨¨¨¨..,,¨¨¨¨¨¨¨¨´ `
` ..,, 丶
` ..,, 穂乃果『すごいな……追いつけないよ……』
すみれ「TVがダメなら、スマホのワンセグがあるわ」
可可「あ、穂乃果さんが病んでマス」
シンガー「ぬわあああああ!!!!????」
穂乃果『わたし……何やってたんだろう……』
シンガー「何やってんのは、お前らだろうがああああ!!!!」
すみれのスマホを、窓から外へ投げ捨てる!!
すみれ「ああああ!!!!私のギャラクシーがああああ!!!!」
可可「水信よりもタチが悪いデスよ!!コイツ!!」 .
__ / ───=ミ:.: : : : : : . .、
// -=: :  ̄ ̄ ̄: : . 、: : : : :\
r‐ ァ '´.: : : : : : : : : : : : : : : :\ \: : : : : .
{/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\ \: : : : .
/.: : : : : : : : : : : : : :.\: : : : : : : : : : \ ',: : :. :.
/: : : : : : :|: .、:. :.: : : : : :.\: : : : : : : : : : , ',: : :. :.
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|: : : : : / ',: , \: : : : : : : : : :' , : : : : : : | !: : : : : それから
|: : : : :.| -‐ヘ:., ー────l: : : : : : 「~~~\.:\
|: : : : :.|´ \ / | : : : : : ′ ゙.: :.\ それから?
|: : : : :.| ⌒' __ | : : : : / ゙,: :.l⌒
:. : : : 、 =≠彡´ |: : :./ }: :.|
八ヘ: : : :.\≠彡^ .::::::::::.j:./ j : j
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/^⌒ト⌒ 人____/j/j/
人 \ ー 一' / {: : :/^^~__
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^~~ _ _≧=--=チ-'^~ }
/ 人_
{ _/ `ヽ
__人 _,. ≪^ \
/ ≫==─────==<~ ,
/ -―{}―- '
.′ / ィ介.、 \ i
.′ (___/ / .i \__ノ |
.′ / | | 〜きな子の下宿〜
きな子「これ……ラブライブっすよね?」
メイ「紛う事なき、ラブライブだ」
きな子「さっきからずっと、不穏な展開がつづいてるっすけど……」
四季「たぶん、広島が連敗してたときに書かれた脚本だと思う」
きな子「そ、そうなんすか?」
四季「作家の気分と、作品の雰囲気が似通ってしまうのは、創作物によくある現象……」
四季「つまり、ダメな花田十輝のパターン」
夏美「スパスタ二期が不評だったのも、ぜんぶ広島のせいですの」
きな子「へぇ〜〜っ……」
きな子「きな子はてっきり、虹信の妨害工作だと錯覚してたっすよ」 穂乃果『ライブゥ?』
メイ「お……いよいよ修羅場だぞ」
絵里『ことりがいなくなる前に、全員でライブをやろうって』
凛『おもいっきり賑やかなのにして、門出を祝うにゃ〜〜!!』
\♪ピンポーーーン/
夏美「誰か来ましたの」
メイ「んだよぉ〜〜、せっかくいいトコなのにぃ」
きな子「ちょっと、見てくるっす」
メイ「変質者だったら、すぐにドア閉めろよな」
四季「昆虫だったら大歓迎」
夏美「いまは冬ですの」 スタスタスタ……
きな子「は〜〜い、どなたっすかぁ……」
扉ガチャッ……
舞踊家「あ、夜分遅くすみません……」
きな子「はぁ……?」
舞踊家「不躾な質問で、恐縮なのですが……」
\『これが9人の、最後のライブになるんだから』/
舞踊家「!!!!」
シンガー「ダメだ海未ちゃん!! この家も見てるよ!!」 真姫『ラブライブだって、まだ次があるわ』
メイ「まきちゃん」
四季「まきちゃん」
夏美「まきちゃん」
\なっ、何するんすかぁ〜〜!!/
3人「!!!!????」
\え〜〜いっ!!そこを退きなさいっ!!/
\穂乃果たちの死活問題なんだよっ!!/
メイ「え……嘘だろ?」
メイ「ほんとに変質者が……」
ドタドタドタ……
シンガー「うわっ!? こんな大人数で……!!」 穂乃果『それに無理だよ……』
穂乃果『A-RISEみたいになんて、いくら練習したってなれっこない……』
シンガー「ぎゃああああああ!!!!!」
シンガー「寄りにも寄って、このシーンがああああ!!!!」
四季「圧倒的不審者ムーブ……」
夏美「どこの迷惑系Ltuberですのぉ!?」
にこ『あんたそれ……本気で言ってる?』
舞踊家「あなた達!! いますぐ視聴をやめなさい!!」
にこ『本気だったら許さないわよ……』 舞踊家「こんな番組みてたら、あなた達に悪影響がでますよ!!」
メイ「変質者に説教される筋合いはねぇ〜〜っ!!」
にこ『許さないっていってるでしょ〜〜っ!?』
真姫『ダメェ〜〜!!』
シンガー「まきちゃん」
舞踊家「まきちゃん」
きな子「まきちゃん」
メイ「まきちゃん」
四季「まきちゃん」
夏美「まきちゃん」 絵里『じゃあ穂乃果はどうすればいいと思うの?』
シンガー「あ……」
絵里『答えて……』
シンガー「み……」
シンガー「みみみみみみみ見ないで見ないで見ないでぇ〜〜〜〜っ!!!!」
(これが9人の最後のライブになるんだから……)
穂乃果『……』
穂乃果『やめます……』
シンガー「」
きな子「え……」 .
|: : : :/丶、 / : : : : : : : : : : : : / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :‘,
|: : く \/ : : : : : : : : : : : : / : : : : : : : : :|: : : : : : : : : : : : : : : : ‘,
|: : : : ー=ミ / : : : : : : : : : : : : / : : : : : : : : : : |: ,。*'゚廴__ : : : : : : : : : : |
| /: : : : : : :∨ : : : : : : : : : / : :/i : : : : : : : :|: : :|´ <i : : : : : : : : : :|
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: : :/: : : : : / |: : : : : : :| { ` V : : : : |′´ |: : : |: : : 从
.′:/: : : : : / i|: : : : : : :| x≦f 笊苅ミV : : |:| 斗 笊苅ミメ | : : ハ: :/: :∧
{: : {: : : : : :{ 从 : : : : : ‘, \ ヒzzzソ ∨: :N 弋zzzzソノ : : /」}/: : : :∧
∨ ト : : 从 .′: :、: : : : ‘, \{ / : /,ノ : : : : : ∧
V{ \ : : ハ {: : : : :\: : : : :、 . : /: : : : : : : :} : ハ
. \ ヽ: : } ∨: : : : : \: : : \ ' /ィ" : : : : : : } : ∧ : :}
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ノイ ∨: : : : : : : : : 个 . . 个 : : : : : : : /: / V}
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{ | | ∨/ニニ//ニニ|ニi|//ニニ//ニニ/ | | } 穂乃果『わたし……スクールアイドル……』
穂乃果『……やめます』
シンガー「」
シンガー「」
シンガー「」
四季「戦闘力が、大幅に落ちていく……」ピピピピッ
例のゴーグルで、シンガーの戦闘力を測定……
四季「いま、0になった」ピーーーー
舞踊家「ほ……穂乃果ぁぁぁぁ!!!!」
シンガー「」
茫然自失で、立ち尽くすシンガー…… 夏美「勝手に人のウチに上がりこんで、勝手に真っ白な灰になってますの」
メイ「聖なるラブライブの時間を穢した、罰が当たったんだな」
きな子「みんなぁ〜〜、TV見なくていいんすかぁ〜〜?」
舞踊家「……ハッ!!」
きな子「まだお話は、つづいてるっすよ〜〜?」
舞踊家「あわわわわっ……」
舞踊家「つい気を取られて、忘れてました……」
舞踊家「この後は、私の……!!」 穂乃果『……』
負け犬のように、尻尾を巻いて逃げる穂乃果……
そこへ……
舞踊家「うわああああああああ!!!!」
4人「!!??」
舞踊家「後生ですから、TVを消してくださああああああああああああい!!!!!!!!」
バシッ…… .
-‐:.:.¨¨¨¨:.:.‐-
..:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.丶
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. /:j:.:.:| ゝ // ー―‐′、″ ∨ |│ 穂乃果『』ヒリヒリ…
海未『貴女がそんな人だとは思いませんでした……』
舞踊家「」
きな子「び……」
きな子「ビンタしちゃったっすよ? 海未さん……」
海未『最低ですっ……!!』
海未『あなたは最低ですぅっ!!!!』
舞踊家「」
ガックリと、その場に崩れ落ちる舞踊家…… 四季「あ、大地を感じてる」
メイ「お前じゃねえんだから……」
シンガー「」
舞踊家「」
シンガー「」
舞踊家「」 静岡県・沼津市––––
ダイバー「3421……」
ダイバー「3422……」
腕立て伏せに勤しむダイバー……
ホテル経営見習い「ワン・ツー!!」
ホテル経営見習い「ワン・ツー!!」
サンドバッグ相手に、シャドーボクシング……
硬度10「面〜〜〜〜〜っ!!!!」
硬度10「胴〜〜〜〜〜っ!!!!」
薙刀を振り回す硬度10…… ダイバー「はぁ……はぁ……」
ダイバー「ついに再放送されたね……」
ダイバー「無印の、1期12話が……」
ホテル経営見習い「順調に再放送していけば、つぎはサンシャインのターン……」
ホテル経営見習い「明日は我が身でーす……」
硬度10「えぇ……鞠莉さんの言うとおりですわ」
硬度10「私たちも、いまから備えなければなりません……」
3人「サン1期9話を、再び衆目に晒さないためにも……」
〜おわり〜 綺麗にそれぞれのターンが回ってくるもんだな面白かった 前は鮒寿司だったと思うが今はあらにライバル意識持ってて草 鮒寿司は消えてしまったからね…
書き続けてくれるしまむら先生は偉大や 風呂に入りながら考えてたけど、最後に3人を逮捕させる展開にすれば、あらSSにより近づける事ができたかも 昔ナイトスクープでやってた
一般の家庭訪問してナイトスクープ点けさせるやつかな? >>53
ポケモンネタ書いてて「逮捕を我慢」とか言ってるSS作家をみるの、君が初めだわ
これが鮒寿司だったら「我慢のがの字」もしないでビュルルルルルルルしたろうなぁ 再放送しなくとも後輩が留学ネタやるたびにこの黒歴史は掘り返されてますよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています