四季・夏美「惚気話」
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四季「…あ」バッタリ
夏美「…あら」バッタリ
四季「やっほ、夏美ちゃん」
夏美「やっほ…ですの」
四季「こんなところで、何してるの?」
夏美「動画撮影スポットの調査ですの。そういう四季は?」 四季「お使いの帰り…ここ、私の家の近くだから」
夏美「あら、そうだったんですの」
四季「…寄ってく?お茶でも」
夏美「…お互い、“彼女”に怒られるんじゃないんですの?」ニヤリ
四季「そういう夏美ちゃんこそ…」ニヤリ 夏美「あら、“ウチの”きな子は寛大ですので」
四季「“ウチの”メイも、夏美ちゃんだったら許してくれる」
夏美「では…お邪魔になろうかしら」
四季「邪魔するなら来ないで」スンッ
夏美「あうっ、冗談ですの!四季、待ってぇ〜!」 ーーーーー
夏美「では、お邪魔しますの〜」
四季「邪魔するなら」
夏美「それはもう良いですの…」
四季「夏美ちゃん…ん」
夏美「…どうしたんですの?手をパーにして、こちらに差し出して」 四季「ハイタッチ。お祝い、まだだったでしょ?」
夏美「そういえば…そうでしたの。はいっ」パンッ
四季「いえいっ」パンッ
二人「…ふふっ」 夏美「でも良かったですの。お互い、めでたく彼女ができて」
四季「きな子ちゃんから聞いたよ。夏美ちゃん、OKした瞬間に号泣して大変だったって」
夏美「はぁ!?きな子ってば話したんですの!?まったく…」
四季「…まぁ、そういう私も」
夏美「あら、四季が号泣だなんて意外ですの」
四季「号泣じゃないけど…メイにOKされたら、腰が抜けちゃって」 夏美「ふふっ。水族館のど真ん中で?」
四季「うん。パフェも美味しかった。今度4人で行かない?」
夏美「いいですの。ダブルデートですの♪」
四季「動物園も、行きたい」
夏美「お目当てはやっぱり…?」
四季「フラミンゴ園」グッ
夏美「なんでそこまで執着するんですの…」 四季「…あれから、きな子ちゃんとはどう?」
夏美「そりゃもう。毎日が楽しいんですの」
四季「私も。いつも新鮮な気持ちで過ごしてる」
夏美「あら、メイとは中学から一緒でしたのに?」
四季「恋人のメイと過ごすのは…何もかも、初めてだから」
夏美「ふぅん…そういうものなんですの」 四季「…メイはね、恋人になってから毎日“可愛い”って言ってくれる」
夏美「おや、惚気話ですの?」
四季「私も可愛いって言い返すけど…メイはその倍。この前は1時間ずっと可愛い可愛いって言い合いっこしてた///」
夏美「ぐえ、お砂糖吐きそうですの…」
四季「そういう夏美ちゃんは?夏美ちゃんの惚気話も聞きたい」 夏美「そうですねぇ…きな子は、スキンシップが激しいんですの」
四季「おぉ…それから?」
夏美「この前きな子の家で…ずっとギューって抱き合って、スリスリって///」
四季「いいね」ニヤニヤ
夏美「ちょ、やめるんですの!そんな目で見るな、ですの!」 四季「ふふっ。こうして夏美ちゃんとお話ができるの、楽しい」
夏美「…それもこれも、四季のおかげなんですの」
四季「私が?」
夏美「四季が勇気をくれたから…私はきな子に告白できたんですの。だ、だから…ありがとう」
四季「…!どういたしまして」ニコッ
二人「…えへへ」 四季「もっとしようよ。惚気話」
夏美「いいですの!ウチのきな子の可愛い話、たっぷり聞かせてあげますの!何かお題は?」
四季「いいね。じゃあ…『恋人になった次の日の朝』なんてどう?」
夏美「にゃはっ♪それはもう、とびきりのエピソードがありますの!次の日の朝は一緒に登校しようって約束したんですけど」
四季「ふむふむ」 夏美「きな子がね『あはは、恋人同士ってなんだか緊張するっすね〜…』って頬を赤らめていうんですの!それがもう、可愛くて!!」
四季「いいね…そういう夏美ちゃんは?」
夏美「内心、めちゃくちゃ嬉しかったに決まってますの…まぁ、きな子の前ではカッコつけていたいので、その時は…」
四季「…ギャン泣き?」
夏美「四〜季〜?」ゴゴゴ 四季「どうどう」
夏美「こほん…それで、私の方からギュッて手を繋いでリードしてあげたんですの。それ以来、毎日手を繋いで登校しているんですのよ♪」
四季「いいなぁ…メイは、そういうの恥ずかしがっちゃうから」
夏美「あら、そうなんですの」 四季「でも、あの朝の言葉は忘れない…」
夏美「な、なんて言ったんですの…」
四季「…『不思議だな。恋人になったってだけで、お前が何倍も可愛く見えるよ』って///」
夏美「あらあら、まぁまぁ」ニヤニヤ
四季「う、うぅぅ…///」 夏美「四季はメイの事になるとデレデレですの〜」カシャッ
四季「…今、撮ったね?」
夏美「えぇ。メイにでも送りつけてやりますの」
四季「…夏美ちゃん。これを飲まされたくなかったら」ゴゴゴ
夏美「ひぃぃっ!わかりましたの、消しますの…」イソイソ 四季「ふぅ…それじゃ、次は何を話そっか」
夏美「う〜ん…あ///」
四季「どうしたの?」
夏美「は…初キスは、いつだったんですの?」
四季「ん…」
二人「…///」モジモジ 夏美「じゃ、じゃ〜んけん!」
二人「ぽん!」
夏美「ナッツー!?また私からですのー!?」
四季「はい、それじゃあどうぞ」
夏美「うぅぅ…あ、あれはきな子のお家で…」
四季「ふんふん」 夏美「いつもみたいに、ギュッて抱き合って頬をスリスリ〜ってしてたんですけど、不意に目が合ってしまって…それが、凄く至近距離だったんですの」
四季「うわぉ…」
夏美「私は、慌てて謝ったんですけど…きな子が、『夏美ちゃんとならいいっすよ…』って。それから私が目を閉じると…うぅぅ///」
四季「ふふ。お互いピュアなんだね」
夏美「目を開けたら、きな子に『夏美ちゃん、顔真っ赤っす…』って。そういうきな子のお顔も真っ赤っかだったんですけど。それからは家で会う時は毎回キスしてるんですの」 四季「いいなぁ…」
夏美「そういう四季のファーストキスは」
四季「私は…告白したその日に」
夏美「えっ」
四季「お別れするのが寂しくて…勢いで///」
夏美「だ、大胆ですの…」 四季「でも、すっごく怒られちゃった」
夏美「まぁ、メイならなんとなくわかるんですの」
四季「でも、2回目以降は私がしたい時、メイはなんとなくわかってくれてるみたいで…『いいぞ』って言ってくれるんだ」
夏美「ひゃ〜…イケメンですの…」
四季「…でも、いつも私からだから。たまにはメイからもしてほしいな」
夏美「うんうん、ですの。乙女心ですの」 四季「あとは…これから2人でしたい事、とか」
夏美「ずばり!マニーを貯めて旅行ですの!国内、いや世界一周…くっふっふ…」
四季「夢があって良い」
夏美「きな子の為ならこの夏美、無限のマニーを稼ぐつもりですの!その為にも、Liella!で今の活動を頑張らなきゃですの」
四季「ふふっ、そうだね」 夏美「そういう四季は?」
四季「私は…早く同棲したい、かな」
夏美「おぉ、それまたどういう心持ちで?」
四季「朝から晩まで、ずっとメイが隣。おはようも、いただきますも、いってらっしゃいもただいまも…おやすみまで。休みの日は、一緒にお買い物もよし、家でゴロゴロするのもよし」
夏美「いいですのいいですの。同棲も夢がありますの」
四季「旅行も素敵。見知らぬ土地を、2人っきりで満喫…」 夏美「ふふっ…とと、もうこんな時間ですの」
四季「あっという間…楽しかった。またやろう、惚気話」
夏美「えぇ。では、お邪魔しましたの」ガチャ
メイ「…よぉ」
夏美「」
四季「どうしたの夏美ちゃ…って、メイ!?」 メイ「人様の彼女のお家に上がり込むなんて、随分良い度胸してるな?あん?」
夏美「…許してくれるんじゃなかったんですの」ヒソヒソ
四季「…ダメだったみたい」ヒソヒソ
きな子「夏美ちゃん、きな子何かしちゃったっすか…?」ウルウル
夏美「ナッツー!?きな子もいたんですの!?」
メイ「きな子が四季の家に入ってく夏美を見たって言うから来てみりゃ…何してたんだよ?」
夏美「そ、それは…」 四季「…お互い、どれだけ自分の彼女が可愛いか自慢しあってた」
夏美「ナッツ!?言っちゃうんですの!?」
四季「この際仕方がない」
メイ「ぬあっ///そ、そんな事言ったってな!」
四季「…信じてくれないのなら」ガシッ
メイ「は、ちょ」 四季「私がどれだけメイを好きか…直接叩き込んであげる」
メイ「は、はぁっ!?」
四季「夏美ちゃん、きな子ちゃん。また明日」ガチャ
<おい四季!何して…はむぅっ!?んっ!
二人「…」 きな子「じょ、情熱的っすねぇ…あはは」
夏美「あ、あのねきな子。今日四季と会ったのは本当に…」
きな子「…きな子にも」
夏美「ほえ?」
きな子「きな子にも…教えて欲しいっす。夏美ちゃんが、どれだけきな子の事好きか…」
夏美「ナッツ!?で、では…」
きな子「きな子ん家、来るっすよ///」
その晩、両カップルはめちゃくちゃイチャイチャ(健全)した これは素晴らしい
こういうのでいいんだよこういうので ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています