璃奈「出来たよ、部室の壁になる装置」俺「マジ?」
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璃奈「くれぐれも悪用しないように」
俺「もちろん!」
俺「流石璃奈ちゃんだ。一度で良いから、推しカプがイチャイチャしてる部屋の壁になってみたかったんだよね」
俺「それでは早速……」ポチッ
🧱バーン
俺「うっひょー」 璃奈「壁になったあなたの声は誰にも聞こえない」
璃奈「もちろん私にも」
俺「かすかりかなしずぽむせつあいエマりなミアランしお……」
璃奈「だから、寿命が伸びたり突然の死を迎えても大丈夫」 俺「本当に聞こえてないっぽいね」
璃奈「最後に」
俺「?」
璃奈「カプ厨は、気持ち悪い」クルッ
スタスタ
俺「……どっちなんだ?」
・
・
・ 俺「……暇だ」
俺「朝一番に壁と化したから、放課後まで誰も来ないんだな」
俺「時計は俺の額(?)らへんにあるから見れないし……」 しずく「昼休みが終わりそうになったら、ちゃんと起こしてあげますからね」
彼方「たのんだよー」 彼方「……むむっ?」
しずく「どうしたんですか?」
彼方「なんだか、視線を感じるんだぜ」
しずく「そうですか?」
彼方「これじゃ、安心してすやぴできないよー」 俺「……死のう」
俺「俺の存在が彼方ちゃんの安眠を妨害してしまうのなら」
俺「死のう」 しずく「しょうがないですね、彼方さんは」
彼方「えぇ?」
しずく「今日は私が抱きしめてあげますから」
しずく「そしたら安心して眠れますよね?」
彼方「……」 俺「たすかる」
俺「しずくちゃんは世話やきたがりなんだよね。そして本来お姉さんな彼方ちゃんは、それを察して世話をやかせてあげるわけだ」
俺「解釈一致。ありがとうございます」 彼方「ほんとー?」
彼方「じゃあ、お言葉に甘えて……」
ムギュゥ
しずく「ちょ?! ちょっと! 彼方さん!?」
彼方「しずくちゃん、髪の毛良い匂いするねー」ギュウギュウ
しずく「もごもご」 彼方「なあに?」
しずく「ぷはっ!」
しずく「もうっ、彼方さん! 私がぎゅって」
彼方「えへへ~」ムギュゥ
しずく「もごもご」 俺「ああっ!(絶命)」
俺「……そういうパターンもあるのか」 俺「結局彼方ちゃんがしずくちゃんを起こしてたね」
俺「いやー、壁になれて本当に良かった」
キーンコーンカーンコーン
俺「お、そろそろ放課後かな?」 ガラガラッ
菜々「おつかれ様です」
菜々「……おや?」
菜々「今日は私が一番乗りのようですね」
菜々「それでは……」
カチャッ ~👓 俺「拙者、中川菜々と優木せつ菜の狭間状態すきすき侍」
俺「おさげの優木せつ菜。それはまるで、全て遠き理想郷……」
俺「刮目いたす!」 せつ菜「そうだ! ついでに服も着替えてしまいましょう!」
せつ菜「たとえ同性でも、誰かに見られていると恥ずかしいですが……」キョロキョロ
せつ菜「今は誰もいませんからね!」
シュルルッ👚 俺「?!」
俺「いけない!」ギュッ
俺「……おお、壁でも目を閉じられるんだ」
俺「俺は紳士だからね。覗きは趣味じゃないのさ」 ガラガラッ
歩夢「おつかれさまっ」
せつ菜「きゃっ?!」
歩夢「!」 俺「ほう。ぽむせつですか……」
俺「無防備なせつ菜ちゃんの前に現れた歩夢ちゃん。如何にも愛され歩夢推し好みの展開です」
俺「歩夢ちゃんは強レズですからね。きっとこのチャンスにぐいぐいいくはず」
俺「私は詳しいのですよ」フフフ…… 歩夢「終わったら教えてねっ」
せつ菜「は、はい!」
せつ菜「……」
せつ菜「あの、歩夢さん……?」
歩夢「へ?」 せつ菜「終わりました……よ?」
歩夢「早いね?」
せつ菜「ええ。私の衣装はとても着やすいので」
歩夢「そうなんだ」
せつ菜「はい」 俺「それは新情報だね」
俺「今後の妄想に活かせそうだ」
俺「……つまり、そろそろ目を開けても良いのでは?」
👀 ガラガラッ
歩夢「?!」
せつ菜「……えへへ///」 俺「はーい」ギュッ
俺「見えたけど見てませーん!」 せつ菜「歩夢さんには、一度じっくり見ていただきたかったんです」
せつ菜「私の身体❤」
歩夢「どどど、どうしちゃったのせつ菜ちゃん?!」
せつ菜「うふふ。これが本当の私ですよ」ジリジリ
歩夢「まって!」
せつ菜「待ちません❤」 俺「歩夢ちゃんがごりごりに攻めて、純情せつ菜ちゃんが恥ずかしがる……」
俺「それが、ぽむせつの王道だと。思っていました」
俺「しかし。心の桜坂監督が、こう叫ぶのです」
俺「『――――逆もアリなのでは――――!』」 歩夢「まってよ」
せつ菜「……なんですか?」
歩夢「私のおうちに行こうよ。今日お母さんいないから」
歩夢「練習はおやすみして……ねっ?🤍」
せつ菜「いいですね❤」 俺「りなりー!」
俺「今すぐ歩夢ちゃんの部屋の壁になるスイッチをおくれーーー!!!」
俺「はぁ……。はぁ……」
俺「これじゃあ命がいくつあっても足りないよ……」 >>29から俺くんの声がフリーザ様でずっと再生されてもうダメだ ガラガラッ
璃奈「誰もいない」
ミア「Really? 珍しいね」 俺「りなミアは健康に良い」
俺「将来的には癌にも効くそうだ」
俺「でも、璃奈ちゃんは俺の存在に気付いてるからなあ」 俺「へ?」
俺「鳴り物入りのNEWYORKERがこっちにくる!」 ミア「璃奈、今日の活動は休みらしいよ」
璃奈「そうなの?」
ミア「ほら、ホワイトボードに書いてあるよ」
璃奈「……ほんとだ」
璃奈「これはせつ菜さんの字だね」 ミア「そういえば、前から気になっていたんだけど」
璃奈「?」
ミア「君たちは全員ソロアイドルなんだろう?」
璃奈「うん」
ミア「どうして普段の練習はみんなでやってるんだい?」
璃奈「……たしかに」 俺「たしかに」
俺「時々自主練習をしている描写はあるけど、基本的に同好会でまとまってるイメージだな」 ミア「ねえ、今日は」
璃奈「私と2人っきりで、しよ?」
ミア「!」
ミア「ボクも同じことを考えていたんだ!」
ミア「やっぱりボクと璃奈は相性が良いんだね!」
璃奈「うん。ミアちゃん、すき」
ミア「Oh……」 俺「いいぞ」
俺「期待」
俺「支援」
俺「続けて」 璃奈「じゃあ、押すね?」
ミア「んっ。OK」
璃奈「えいっ」
ミア「ふあっ!」
ミア「璃奈、もっと優しく……!」
璃奈「ごめん。でも、ミアちゃんの力になりたくて」
ミア「璃奈ぁ!」カンゲキ
璃奈「次は私にもして」
ミア「Of course!!」 俺「むう。逆に目を閉じるべき事案」
俺「ただの柔軟体操なのに、いたくえっちだ」
俺「……でも」
俺「どうして璃奈ちゃんは俺を全く気にしてないんだ?」
俺「ミアちゃんにバレないようにしてくれているにしても、1回もこっちを見ない……」
俺「壁になってもオタクは見るに耐えない……ってコト!?🥲」 俺「……むにゃ」
俺「どうやら眠ってしまっていたらしい」
俺「日の傾きを見るに、まだそんなに時間は経っていないようだけど……」 愛「スイスの椅子って、やっぱりカッコいいの?」
エマ「どういうこと?」
愛「イカすイス! スイスだけに!」
愛「あっはっは!」
エマ「?」キョトン
愛「……えっと」
エマ「ごめんね! ちょっと分からなかったから……」
エマ「日本語ってむずかしいね~」
愛「い、いいんだよ……」ションボリ 俺「あいエマ、ね」
俺「同好会のお姉さんであるエマちゃんと、実は妹属性持ちの愛ちゃん」
俺「可能性しかないんだよな」 エマ「あ、そうだ!」
愛「どしたの?」
エマ「愛ちゃん、だじゃれが得意なんだよね?」
愛「得意というか……好きなだけだよ」
エマ「好き……?」
愛「?」 エマ「私も愛ちゃんが好きだよ~!」
愛「いやいや! 文脈おかしくない?!」
エマ「日本語ってむずかしいね~」
愛「そういう問題……?」 俺「"はじまり"なんですよね」
俺「果たしてエマちゃんは本気で天然をかましているのか、それとも……」
俺「いずれにせよ、視力が回復しました」 俺「いやー。綺麗に推しカプの組み合わせで来てくれるから最高だね」 ランジュ「侑ったら、私を誰だと思ってるの?」
ランジュ「ぜーんぶランジュに任せなさい!」
侑「……うん!」
侑「ランジュちゃんがいてくれて良かったよ」
侑「これからも頼りにしてるね!」
ランジュ「ふふん」ドヤッ
栞子「……」 侑「じゃ、私は流しそうめん同好会と交渉してくるから」
侑「コッペパン同好会の説得は任せたよ!」
ランジュ「ええ!」
ピシャッ🚪 ランジュ「しおりこ~」
栞子「どうしたのですか」
ランジュ「ランジュ、ちゃんと侑とおはなしできてたかしら?」
ランジュ「ここにくるまで、変なこととか言ってなかった?」
栞子「……ふふ」 栞子「ええ。きちんとできてましたよ」
ランジュ「周りの子たちからも、ランジュと侑は仲良しに見えたかしら?」
栞子「ええ」ニコッ
ランジュ「そう……!」
ランジュ「とってもうれしいわ!」 ランジュ「この調子で、他の子たちともドンドン仲良くなっちゃうんだから!」
栞子「そうですね」ニコニコ
栞子「……でも」
栞子「ランジュの1番の友だちは、私ですからね?」
ランジュ「!」
ランジュ「しおりこ~!」ギュウッ 果林「かーすみちゃーん」ツンツン
かすみ「なんれすかぁ」 俺「かすかり、私の好きなカップリングです」
俺「果林さんがからかって、かすみんがムキになる」
俺「しかし、最後の最後でかすみんがラッキーパンチカウンターを食らわせ、赤面する果林さん」
俺「かすかりはなんぼあっても良いですからね」 果林「遊びましょ~」フニフニ
かすみ「いーやーでーすー」
果林「どうしてよ~」ナデナデ
かすみ「かすみんは忙しいからですぅ」
果林「どうしてよ~」ギュウ
かすみ「部長だからですよー」
果林「……ふぅ」 果林「それなら、勝手に遊ぶから」
かすみ「はいはい、どうぞどうぞ」
果林「……」
果林「……こんこん🦊」ゴロゴロ
かすみ「……はぁ?」 かすみ「なんですかそれ」
果林「かりんきつねだこん」
果林「かすみちゃんのペットだこん」
かすみ「それ、かすみんネコちゃんの真似ですか?」
果林「ちがうこん。おりじなるだこん」
かすみ「はぁ……」 俺「かっっっっっっ」
俺「甘えモード果林さん可愛すぎんだろ!」
俺「そしてドライみん。いやはや、いやはや……」
俺「なんもいえね」 かすみ「この書類書いたら相手してあげますから、バカなことはやめてください」ツーン
果林「こんこんっ🎶」スリスリ
かすみ「……」
果林「こーん💜」ハムハム
かすみ「……」
かすみ「だー!」
果林「きゃっ!」
かすみ「ここですか!? ここが良いんですか?!」ナデナデ
果林「こんこん💜」
果林「……ふふっ、大成功ね😉」 俺「……」ムクッ
俺「妙だな」
俺「都合が良すぎる」
俺「あまりにも変態妄想キモ豚ガイジ向けのシチュエーション、絡みばかりだった」
俺「公式のあの子たちと違いすぎる」 俺「むう……🤔」
俺「ま、舞台裏の素顔を見れたってことで!」
俺「やっぱり虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は最高だぜ!」
璃奈「……」 ――――
――
璃奈「出来たよ、同好会メンバーの姿になれる装置」
璃奈「出来たよ、同好会メンバーの姿になれる装置」
璃奈「出来たよ、同好会メンバーの姿になれる装置」
璃奈「出来たよ、同好会メンバーの姿になれる装置」
璃奈「出来たよ、同好会メンバーの姿になれる装置」
璃奈「出来たよ、同好会メンバーの姿になれる装置」
璃奈「出来たよ、同好会メンバーの姿になれる装置」
璃奈「出来たよ、同好会メンバーの姿になれる装置」
璃奈「出来たよ、同好会メンバーの姿になれる装置」
璃奈「出来たよ、同好会メンバーの姿になれる装置」
璃奈「出来たよ、同好会メンバーの姿になれる装置」
璃奈「出来たよ、同好会メンバーの姿になれる装置」
璃奈「出来たよ、同好会メンバーの姿になれる装置」
お前ら「「「マジ???」」」
――
――――
璃奈(俺さん幸せそうだし、黙っていよう)
完 同好会メンバーの姿になったお前ら同士が百合百合していたという恐怖のオチか ガワが美少女なら中身がお前らでも俺は一向に構わん
おつおつ メンバーになりきった俺たちを俺たちが見る
つまりラ板では? ネタssかと思ったら良くできてたわ
3回読んだ
乙 ありがとうございました。
前作です。
メフィラス「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会はいいぞ」ウルトラマン「🤔」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1655459413/ >>123
お前だったかw
独特のセンスもっててええよね
次回作も期待(´・ω・`) >>122
言うほどせつ菜(の姿になったお前ら)はセーフか? 歩夢がせつ菜の着替えを見て慌てて出ていったの伏線か
普通同性なら出ていく必要ないしな ミアとランジュのフリはお前らには難易度高くないか?w >>130
どうせ相手はお前らなんだし適当言っててもバレないだろ ランジュ見直したら「無問題ラ」しか中国語言ってなくて草 今頃歩夢の家には2人の歩夢に挟まれるせつ菜がいるんだな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています