すみれ「演技で大泣きしたらとんでもないことになった」
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千砂都「す、す……すみ……なんだっけ?最後にちょっと振りの相談しよ?」
すみれ(前から思ってたけど私の扱い散々じゃない?)
可可「さっさと扇ぐデス!グソクムシ!」
すみれ(別にそんなに気にしてるわけじゃないけど)
かのん「あはは……」
すみれ(もし……)
可可「グソクムシー?耳まで悪くなったらおしまいデスよー!」
すみれ(もし今、大泣きしたらどうなるのかしら) 千砂都「グソクムシって聴力あるのかな?」
すみれ(みんな少しは焦るわよね……)
可可「まったく興味ないデス」
すみれ(やるとしたら本気で……私、まだすぐに泣けるかしら?)
かのん「ひ、ひどいなあ」アハハ
すみれ(うーん、涙……涙……来なさいったら来なさい……!)
すみれ(……あっ、いけそう)ジワ すみれ「……グソクムシ、言わないでよ」
可可「やっと返事したデスか!グソクムシはグソクムシ……」
すみれ(さすが私ね、ショービジネスで培った演技力はまだ衰えてないわ!)ウルウル
千砂都「……!?ま、待って可可ちゃ、」
すみれ「名前、だってっ……あ、あれ……」ポロッ
可可「え……」
すみれ「あ、ぁっ……うぅ……」ポロポロ かのん「す、すみれちゃん!?」
すみれ「もう、もう……限界よっ……」ポロポロ
すみれ「あんたたちにとっては名前間違えられたり、虫って呼ばれたりなんて、大したことじゃないのかもしれないけど……!」ポロポロ
千砂都「あ……ぁ……私、そんな……」
すみれ「……私、今日は帰る……」
可可「す、すみれ……!」
かのん「すみれちゃん!待って!」
すみれ「来ないでよ!あんただって……!」
すみれ(……特に何もしてないのよね!え、えーっと……!) そもそも可可がグソクムシ呼びしたのはかのんがバラシたからだよな… すみれ「わっ……笑って見てたじゃない!」ダッ
かのん「っ……!」
バタン!
恋「わっ……すみれさん!?ど、どこに行くのですか!?」
すみれ(げっ……いなかった人には流石に文句のつけようがないじゃない)
すみれ「っ……!」ダダッ
すみれ(し、仕方ないから無言でやり過ごしましょう)
恋「すみれさん……?」 元いじめられっ子のちぃちゃんがこれやってるのかのんに見られてるときのダメージは計り知れないよな 千砂都「……どう、しよう」フルフル
かのん「すみれちゃん、泣かせちゃった……」
可可「そ、そんなに落ち込まなくても大丈夫デスよ……」シュン
恋「皆さん一体何があったのですか……?」 >>16
幼少時に虐待されてた人は子供を虐待しやすいみたいなやりきれなさがある これすみれちゃんが気にしないでくれてるだけで救われてるけど実際そんなつもりじゃなかったふざけてるだけだったって現実でもありそうな事件だよね ーーーーーー
ーーー
すみれ「……」タッタッ
すみれ「……」
すみれ「……ふふっ」ニヤ
すみれ(あーおかしい!みんなびっくりした顔しちゃって……!)
すみれ(まったく、普段の私の心の広さに感謝しなさいよね!少しぐらい反省すればいいのよ!)
すみれ(……あれ?スマホがない……あっ)
すみれ(練習着ごと部室に置いてきちゃった、取りに戻……)
すみれ(……明日回収すればいいわね、うん。今戻ったら台無しよ) すみれ(振りの相談も今度聞けるように今日は帰ったら復習しておこうかしらね)
すみれ(明日謝ってきたらネタばらししてやりましょ!あー楽しみったら楽しみだわ!)
〜〜〜〜〜〜
部室 夜
ピロンッ
ピロンッ
ピロンッ ピロンッ
ピロンッ
・
・
・ >>19
放送当時わりと本気で怒ってそうな人もいたね ーーーーーー
ーーー
翌日 朝
すみれ「う゛ー……けほっけほっ」
すみれ妹「お姉ちゃん大丈夫?」
すみれ「大丈夫よ゛……早く行かないと遅れるわよ」
すみれ妹「うん……いってきます、お大事にね」
すみれ「ええ……気をつけてね……」グッタリ すみれ母「妹の心配してる場合?まったく、あんなに寒い中遅くまで練習してるからよ」
すみれ「だってダンスの振りを……こほっこほっ」
すみれ母「ほら、学校には連絡しておくから寝ておきなさいったら」
すみれ「はーい……」
すみれ(あ、みんなにも休むって連絡……)
すみれ「……スマホ置いてきたんだった」
すみれ(まあ恋以外は同じクラスなんだから先生から伝わるし、大丈夫よね……)ウトウト
すみれ「……zzz」 ーーーーーー
ーーー
夕方
「届けに──れたんですか?ありが──いま────」
すみれ「ん……」パチ
すみれ(かなり寝てた気がするわね、今何時かしら……う、頭痛い)ガンガン
すみれ妹「お姉ちゃ──はい、起きてたら──ちょっと待──くださ────」
すみれ(誰か来たのかしら……)
タタタ…
ガラガラ
すみれ妹「……あ、起きてる。お友達が忘れ物届けに来てくれたよ!歩ける?」 すみれ(練習着かしら?ちょっとしんどいけどなんとか……)フラ
すみれ「ええ、今行……」チラッ
すみれ「……!!」
すみれ(か、髪ボサボサ!ザ・寝起き!完全にノーメイク!!)
すみれ「ご、ごめん!やっぱり無理!今会うのは無理ったら無理!」
すみれ妹「えー?もう、今度ちゃんとお礼言わなきゃだめだよ?」
すみれ「わかったからっ!」
すみれ(か、鏡見てよかった……!さすがにこんな姿は見せられないわ……)トサ
すみれ(あ……横になったらすぐ眠気が……)ウトウト すみれ妹「……あ、お待たせしま──お姉ちゃん起き──けど、会いたくな──無理────」
すみれ妹「あ、な、泣か──いてない?ご、ごめ──はい、また────」
タタタ
ガラガラッ
すみれ「……」ウトウト
すみれ妹「……お姉ちゃん?お友達悲しそうだったよ?」
すみれ「んん……そんなに私に……会いたかったのかしらね……」
すみれ妹「服は洗濯出しといてあげたからね!あと中にスマホ入ってたよ、はい」
すみれ「ん……ありがと……助かるわ……」
すみれ「……zzz」 ーーーーーー
ーーー
さらに翌日
すみれ「うーん!ギャラクシー!」
すみれ(一日ぐっすり寝たら治って良かったわ、今日からまた練習頑張らないと)
すみれ妹「お姉ちゃん学校行くの?」
すみれ「ええ、もう元気よ」
すみれ妹「でも少し顔赤いよ?まだ熱あるんじゃない?」
すみれ「ほんと?一応測っておこうかしら……」
体温計『37.2℃』
すみれ「……う、うーん」 >>25
実際千砂都もグループ名決めの時にみんなにスルーされてるからすみれだけサンドバッグではないが7話に関しては正直誰もフォロー無かったのがきつかったんだと思うわ
嘘だよ冗談だよの一言あるだけで全く印象違うのに すみれ母「ぶり返したら大変よ?今日も休んで安静にしてなさいな」
すみれ「はーい……とりあえずシャワー浴びてくるわ」
すみれ母「あ、そういえばスマホはどうしたの?お父さんがプリン買っていこうかチャットしたのに返ってこなかったって落ち込んでたわよ」
すみれ「え?……あ、充電切れてたわ」
すみれ母「変なところで抜けてるんだから……お母さん途中で買い物行くかもしれないけど、一人で大丈夫?」
すみれ「もう、いくつだと思ってるのよっ!」 ーーーーーー
ーーー
ピンポ-ン...
すみれ「……はっ」パチ
すみれ(シャワー浴びてからまた寝てた……病み上がりとはいえ疲れてるのかしら)
ピンポ-ン...
すみれ(お母さん、ちょうど出かけてるみたいね)
すみれ「はーい……」チラッ
すみれ(髪整えて、と……メイクはしてないけどこのくらいなら大丈夫ね)サッサッ
ガラガラッ
すみれ「はい、お待たせしました……え!?」
千砂都「あっ……すっ、すみっ……!」ゼェゼェ よく漫画とかで描写あるけど、普通に考えたらお見舞いって一人暮らしでもない限り迷惑じゃないか? すみれ「ち、千砂都!?……え?あれ?い、今学校なんじゃないの?」
千砂都「お昼休みに、走ってきたの……」ハァハァ
すみれ「なんでよ!?」
千砂都「っ……」ウツムキ
すみれ「と、とりあえず上がる……?」
千砂都「……」コクッ
〜〜〜〜〜〜
すみれ(千砂都、どうしたのかしら……今日そんな急ぎの何かあったっけ……?)
千砂都「きゅ、急に来ちゃってごめんね……あの……もう元気……?」
すみれ「ええ、見ての通りよ」 千砂都「そ……そっか、よかった」
すみれ「う、うん……」
千砂都「……」ギュッ
すみれ(な、何かしらこの空気……)
千砂都「っ……あのっ……す、す、すみっ……すみ……!」
すみれ「あんたそのネタ好きね」
千砂都「ちがっ……ちがうのっ……!」ジワ
すみれ「え!?ち、千砂都!?」 >>25
にこ善子の流れでイジられキャラにしたんだろうとは思うけどすみれの場合その時のグループ全員からターゲットにされてフォローもなかったなら過去作以上にいじめ描写になっちゃったからね 千砂都「わ、私っ、だめなのに!意地悪されたら辛いって知ってるのにっ……!」ポロポロ
すみれ「な、何!?なんで突然泣いてるのよ!?」
千砂都「そ、そうだよねっ、私に泣く資格なんて、ない……」ポロポロ
すみれ「そういう意味じゃなくて!え、ええ?どうしたのよ……!」オロオロ
すみれ(ほんとに千砂都よね!?こんな弱々しいところ初めて見たんだけど!?)
千砂都「ごめんね……すみれちゃんごめんなさい……!私、すみれちゃんなら許してくれるって、酷いこと……!」ポロポロ
すみれ「酷いこと?……って……?」
千砂都「ぐすっ、名前、わざと間違えたりっ、覚えてないフリしたりっ……うえぇ……」
すみれ「……あっ」
すみれ(わ……忘れてたったら忘れてたーーー!!) 上手くまとめてくれる上級生のお姉さんがいないから抑えが効かないんだろうな いやそうかまだ高校一年生だもんなぁみんなこれから学ぶこともあるわな すみれ(私、そうだった、泣いて帰ったんじゃない!!)
千砂都「連絡もつかなくてっ、学校にも来なくて……!すごく傷つけちゃったんだって……!」ポロポロ
すみれ(しかも連絡せず休んだから余計に深刻に!?スマホを忘れただけなのに!)
すみれ「そ、それは、えーっと、えーっと……!」
すみれ(ど、どうしよう、これ私が泣かせたようなものよね!?なんとか誤魔化し……)
千砂都「今日もお休みで、私いてもたってもいられなくて……!すみれちゃん、本当にごめんなさい……!」グスグス
すみれ(……ちゃんと謝ったほうがいいわね)
すみれ「……千砂都、聞いて」
千砂都「……?」グス 優しいな。現実なら「何あの子急にキレてんのwww」で一蹴されちゃう すみれ「私、えっと……本当は全然気にしてないから!」
千砂都「え……で、でもっ」
すみれ「泣いたのも演技なのよ!ちょ、ちょっとその、反応が見たくなったというか……私のほうこそ悪かったわ」
千砂都「……そん、な……」ユラ
すみれ(ひぃっ……!や……殺られる……!)
千砂都「そんなごと言わせでごめんねぇ……!」ギュ
すみれ「……ギャラぁ!?」 千砂都「ごめんね……ごめんねっ……もう絶対酷いこと言わないから……!」グスグス
すみれ「い、いや!違うのよ、本当に演技で!」
千砂都「うんっ、うんっ、すみれちゃんは優しいね……」ズビズビ
すみれ(だ、だめだわこれ……)
すみれ「もう、わかったから涙拭きなさいよ……千砂都ぐらいじゃない?そんなに気にしてるの」
千砂都「えっ」
すみれ「えっ?」 千砂都「あ……そ、そっか、チャット見てないんだったね」
すみれ「ああ、一昨日スマホを学校に置きっぱなしにしちゃったのよ。今充電してるんだけど……」
千砂都「そうだったんだ……よかった、既読も付けたくないぐらい嫌われちゃったのかなって……」ウル
すみれ(まだちょっとおどおどしてるわね……元々はこういう性格だったりして)
すみれ(……ちょっとかわいい、なんて)
すみれ「そのくらいで千砂都を嫌いになったりしないわよ」ナデ
千砂都「ひゃ!?」
すみれ「本当に私は傷ついたりしてないから、そんなに泣かないで?」ナデナデ
千砂都「え、あ、あの///」 突き放してから優しくするのはDV男の仕草だぞすみれ すみれ「悪いと思ってるなら、そうね……さっさといつもの千砂都に戻ってたこ焼きでもご馳走しなさい」
千砂都「うっ、うん、わかった……///」
すみれ「ん、良い子」ニコ
千砂都「っ……!?わっ……私もう行くね!授業始まっちゃうから!」スック
すみれ「えっ」
千砂都「ま、また学校で……!お邪魔しました!!///」ダダダッ
ガラガラッ!
すみれ「……」ポカン すみれ(だ、大丈夫そうね……泣いたせいで顔がちょっと赤かったけど)
すみれ(……他にも気にしてる人がいるような口振りだったわね)
すみれ(可可は……ないだろうし恋はすれ違っただけだし、かのんかしら)
すみれ(あ、少し充電できてる。チャット確認して……)スッスッ
すみれ(あれ?恋から……?)
恋:私は生徒会長失格です。
恋:明日理事長にお話しして辞任させてもらいます。
すみれ「なんでったらなんでよ!!?」 書き溜めがもう一切ないので一旦完です!
スレが残っていればゆっくり続き書きます >>79
可可を書かずに終われるわけがないだろ?
スレは残るから頑張ってな こういう大事になっちゃったったらなっちゃった話好き
とんでも大騒ぎ期待 バン はよ
バン (∩`・ω・) バン はよ
/ ミつ/ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄\/___/ ようやくスーパースターの面白そうなSSが出てきたな どうしてだ、どうして続きを見せてくれないんだ
この先の展開を、可可の安否を (演技だけど)泣いて帰るからの連絡つかない学校にも来ない。かのん達視点だと絶望でしょこんなの。 恋ちゃんに笑ったけどなかなか深刻な勘違いしてるんよな >>101
気になる
タイトルわかったら教えてください 絵理とダイヤの存在って大きかったんだと再認識させられるな。多少石頭で融通効かなくても仲間の悪ふざけを窘められる人間がいないとグループってのはまとまらないんだな。 >>109
いや悪ふざけ止めてたのはにこ、海未辺りでしょ めっちゃ気になる終わり方してくれるじゃん😡
待ってるぞ🤗 冷静に考えてずっと一緒なのに名前忘れたり虫呼ばわりとかいじめだからな 名作すぎるw
しかもれんれん荒ぶってて爆笑したwww すみハーになるまで全員やってほしい
>>116
正直見てて愉快ではなかった
生徒会長選挙とかもなかったら全体的な評価もっと上がってたと思うわ レンレンは真面目な顔と態度からシュールギャグ放てるのが強い 待ってます
しかしこんなに伸びるSSがまだあったとは嬉しいね 弱々ちぃちゃんや照れちぃちゃんが見れるちさすみ好き 泣いてるちぃちゃんが性癖に刺さりまくる
ロリが好きでもないのに 話の緩急じゃね?
面白さとシリアスが交差していくタイプは名作になりやすい 皆の心の琴線に触れて先の妄想をかきたてられるか否か かのんの弱メンタル的に自己嫌悪で引きこもりになりそ 星でこういう悪ノリ系のSS珍しいし皆待ってたんだと思う 可可ちゃんにグソクムシ言われて嘘泣きドッキリのやつだろ
俺も思い出して読んだ 続き書いてます、キリのいいところまで書けたら更新します
最速で明日ですが恐らく明後日以降です >>151
いくらでも保守するからゆっくりでいいよ
楽しみにしてる 無理せず
じっくり練りに練って書くんやで
時間はいくらでもある 明後日以降って言ってるやろ!
待つったら、待つわよ 全員やろうとしたら要修正になってしまった
もう少し時間かかるかもしれませんがエタったことはないです ゆっくりでいいよ
なるべく保守するけどもし落ちたらまたスレ立てて書いてくれると嬉しい 24時間以内にレスあれば落ちないから数時間おきに保守しなくていいよ 仕様知らないやつ多いよな
950超えても保守連投して半分埋め立ててるようなSSスレがあって笑ったわ 保守支援
展開の仕方が上手いんだよなこの>>1は
他のSS書きも見習ったほうがいいよ まあ名作だなんだのとプレッシャーを与えるのも良くないと思う
期待に応えようとして詰まって書けなくなるパターンは珍しくないし そういえば練習着とスマホ届けてくれたの誰だったんだろう。会うの無理って言われたからそんなに傷付けちゃったんだ…ってダメージでかそう。 すみれ「しかもこれ昨日のチャットだから……つまり今日じゃない!」
すみれ(う、その前には私を心配してくれてるチャットが何通か……例の件が原因なのは間違いなさそうね)
すみれ(は、早く学校に行って止めないと……!)バタバタ
ガラガラッ
すみれ母「ただいまー……あ、こら!なんで制服着てるの!」
すみれ「私のせいで友達が生徒会長辞めそうなのよ!」
すみれ母「え!?なんでよ!?」
すみれ「私が知りたいわよ!!」 ーーーーーー
ーーー
学校
すみれ「つ、着いた……」ゼ-ハ-
すみれ(あぁ……すぐ音楽科行こうと思ってたけど、もう午後の授業始まっちゃってるわね)
すみれ(とりあえず恋に連絡しておかなきゃ)スッスッ
すみれ:恋、連絡できなくてごめん
すみれ:ちょっと話したいから時間ちょうだい
すみれ(これでよし……適当言って鍵借りて部室で待ってましょ)
〜〜〜〜〜〜
部室
すみれ「授業がある平日にここにいるのは不思議な感じね……」 すみれ(そうだ、恋以外からのチャットも見ておかなきゃ。通知来てたのは……)スッスッ
かのん:新着7
千砂都:新着5
すみれ(あとはクラスの子から少しずつ、か……あ、お父さんも……ごめんね)
すみれ(……可可からも来てるかもって思ったけど、ぶれないわね)
すみれ「かのんからは……」スッスッ
かのん:すみれちゃん、今日はごめんね
かのん:私、止めたらよかったよね…本当にごめん
かのん:明日ちゃんと謝るね、おやすみ
かのん:すみれちゃん体調崩しちゃった?大丈夫?
かのん:心配だから読むだけでもしてくれると嬉しいな
かのん:体調悪いのにこんなこと言ってごめん…
かのん:何度もごめんね、明日は来れそうかな…?もう口もききたくない…?
すみれ(ぐ……めちゃくちゃ心配してるし落ち込んでる……)ズキズキ すみれ(千砂都からのは……うぅ、似てるけどさらにクるわね……もう話したからマシと言えばそうなんだけど)キリキリ
すみれ「はぁ……ちょっと外の空気でも吸おうかしら……」
すみれ(あ、私たちのクラスそういえばこの時間体育だったわね)
すみれ(みんな校庭かしら?屋上から見えるかも)スタスタ
ガチャッ
すみれ「ふー……今日はいい天気ね……」
ワーワー
すみれ(やってるやってる。今日はドッジボールか、楽しそうね……) 千砂都「」၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃ ヒョイッ ササッ
すみれ(あ、千砂都発見。さすが身のこなしが軽いわね)
ピロンッ
すみれ「!チャット……誰かしら」スッ
恋:いまどちらに
恋:いますか
すみれ(え、恋?意外……授業中なのに返信するのね)スッスッ
すみれ:屋上
恋:ま
恋:まって
恋:まってくまさいすぐいきませ 泣きながら帰ってそのあと数日休んだ後に会いたいからって言われて屋上だもんそりゃね すみれ(そんなに焦らなくても終わったらでいいわよ……っと)スッスッ
すみれ(……あら?既読つかなくなっちゃった)
すみれ(すぐ行くって……授業抜けてくるの?廊下を走ってはいけませんよ、なんて真顔で言うあの恋が?)
すみれ(まさかとは思うけど一応待ってようかしら……観戦でもして、ね)
千砂都「」၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃ パシッ! ヒュンッ!
すみれ「……千砂都、球技は全部上手そうね」
すみれ(そういえば可可とかのんもどこかにいるはずよね?うーん……千砂都は目立つんだけど……)ジ-ッ
千砂都「」၄cʸ„о - о„リ)၃ クルッ
すみれ(あ、こっち見た。手を振ったら気づくかしら?)フリフリ
千砂都「」၄cʸ;о □ о„リ)၃ … !? 平日にぶらつくのって特別な感じあるよね
特に学生は すみれ(ふふ、びっくりしてる……って、ちょ、ちょっと!そんなに余所見したら!)
千砂都「」Σ ၄(cʸ„> Δ < リ၃ バシ-ン!
すみれ「ああっ!」
すみれ(ボールが頭に!だ、大丈夫かしら……く、人が集まってきてよく見えないじゃない!)セノビ
すみれ(あ、靴脱いでベンチに上れば……よいしょっと)
タッタッタッタッ…
…バァンッ!
恋「すみれさんっ!!」ゼェハァ
すみれ「ギャラッ!?(ベンチの上)(揃えられた靴)(前のめりの体勢)」
恋「あ……あぁっ……!」ガクガク 悪い方に取られることばっかりやってるすみれも悪いですねこれ すみれ「び、びっくりした……本当に来たのね」
恋「い……いや……」ダッ
すみれ「えっ」
すみれ(な、なに?恋が全力疾走で向かってき……)
恋「いやあぁぁっ!!」オシタオシ
すみれ「れ、恋!?」グラ
すみれ(あ、ちょ、スマホが……!)ポロッ
ドサッ
カタカタンッ
恋「っ……!」ギュウゥ
すみれ(ベ、ベンチに押し倒された……なんなのよこの状況と謎の既視感は……!) 恋「すみれさんっ、どうして……!」ウルウル
すみれ「違うわ!グソクムシのことをかのんが先に知ったのは偶然ったら偶然よ!」
恋「!?し、しっかりしてください!何を言っているのですか!?」
すみれ「はっ……ご、ごめん、あまりのことに一瞬思考がギャラクシー(火星)に……」
恋「うぅ……すみれさん……」フルフル
すみれ「えっと……と、とりあえずどいてくれるかしら……?」
恋「いやですっ……!」ギュウゥ
すみれ「なんでよ!?い、いいから離れなさい!」
恋「いやっ、いやです、もう私は大事な人を失いたくないんです……!」ポロポロ
すみれ「ちょっと落ち着きなさいったら落ち着きなさい!多分何か盛大に勘違いしてるからぁ!」ジタバタ 〜〜〜〜〜〜
恋「取り乱してしまい申し訳ありませんでした……」グス
すみれ「ええ……いいわよ……」グッタリ
すみれ(だいぶ粘られたけどなんとか誤解が解けたわ……)
恋「……それで、私にお話とはなんでしょうか」
すみれ「ど、どこから話そうかしら……とりあえず恋、あなたが生徒会長を辞める必要は一切ないわ!」
恋「!……いえ、私はもう」
すみれ「そもそも何がどうなったらそうなるわけ!あなたは何もしてないじゃない!」
恋「っ……」ギリ
すみれ「私のことで責任感じてるなら……恋?」 恋「……楽しそうに、見えたのです」
すみれ「え?」
恋「最初は意地悪をされているのかと思いました、でもすみれさんは傷ついているようには見えなくて」
すみれ(傷ついてないったらないからね!)
恋「私は、止めないことを選びました。微笑ましくさえ思っていました」
恋「その結果、すみれさんは学校に来られないほどに深く傷ついてっ……!」ウルウル
すみれ(ざ、罪悪感がとんでもないわ……)キリキリ
恋「友人一人助けられない私が、生徒会長など続けていいわけがありません!」 すみれ「あ、ああもう!恋、よく聞いて?私は傷ついたりしてないのよ」
恋「な、なにを言って……!」
すみれ「恋の言う通り、あの子たちいつも私をからかうでしょ?だから私が泣いたらどんな反応するのかって気になって……」
恋「そんな慰めを……すみれさんはお優しいのですね」
すみれ(くっ……千砂都といい恋といい……!)
すみれ「本当ったら本当よ!仮に嘘だとしても恋は私に何もしてないじゃない!」
恋「そうですよ!それこそが私の罪です……私は何もしなかったのです……!」
すみれ「れ、恋……」 好感度反転SSを読んだ時と同じような愉悦を感じる
可可ちゃんの精神状態がとっても心配だよぉ…(ニチャァ 恋「こんな事態になるまで放っておいて……生徒会長どころか、すみれさんの友人としての資格もっ……」ウル
すみれ「何もしなかったことを気にしてるわけ?」
恋「……はい」
すみれ「……だったら、これからしてくれたらいいじゃない」
恋「こ、これから……?」
すみれ「そうよ、これからよ!大体責任取るって言うけど、辞めてどうなるっていうのよ!」
恋「そ、それは……しかしこんな私には務まらないのではないかと……」
すみれ「それは逃げよ!私に悪いことしたと思うならむしろ続けなさいったら続けなさい!」
恋「逃げ……そうですね、仰る通りです……」 すみれの行動が尽く勘違いを加速させる方に突っ走ってるのホント草 すみれ「友達のほうは……そうね、そう言うなら辞めてもいいわよ?」
恋「っ……は、い……」ギュ
すみれ「友達なんかより私たちはもっと……」
恋「え……?」
すみれ(うーん、仲間……同志かしら?うん、そんな感じの……)
すみれ「もっと、特別な関係でしょ?」ニコ
恋「……」
恋「……え!!?///」 >>224
他のSSの名前を出すのは控えましょうね〜 すみれ「責任も取るならちゃんと取りなさいよ!そういうのって、もしまたエスカレートしたら守ったりすることなんじゃないの?」
恋「は、は、はわ……///」
すみれ「まあ、私にはそんなことしなくてもいいんだけど……恋?聞いてる?」
恋「きっ、聞いてます!そ、そうですよね、責任を……わかりました、すみれさんがそう仰るならっ!」
すみれ「う、うん?」
恋「私、葉月恋……!責任を取らせていただきます!とっ……特別な関係として!!///」ギュッ
すみれ「え……ええ、よろしく……?」
すみれ(な、なにかしら、これ……和解の握手?両手で?) 恋「不束者ですがこちらこそよろしくお願いいたします……ご、ご家族へのご挨拶などは後程……///」ボソボソ
すみれ「……?うちに遊びにくるなら親がいない時にしない?」
すみれ(お母さんとか絶対構ってくるし……)
恋「!?!?い、いきなりそれはハードルが高いのではないですか!?///」バッ
すみれ「えっ」
恋「うぅっ……わ、私、今日のところはとりあえず授業に戻ります!」ダッ
すみれ「ちょっ」 恋「それでは、し、失礼いたします!!///」
バタン!!
すみれ「……」ポカン
すみれ「こ……今度は謎じゃない既視感ね……」
すみれ(ま、まあこれで恋はもう大丈夫ね!思い込みも解けたし!)ギャラクシ-!
キーンコーンカーンコーン……
すみれ(あっ……恋のこと思いっきりサボらせちゃったわね)
すみれ(……!千砂都!千砂都は大丈夫だったの!?)バッ
すみれ(いなくなってる……保健室とか?私のせいだし様子見にいこうかしら……)スタスタ レンレン生徒会長辞めるってよ編は以上です
すみませんがまた書き溜めに入ります、続きは土日以降になりそうです とても面白かった、乙です
次は来週か楽しみにしてる すれ違い勘違いからの全員攻略ムーブかぁたまげたなぁこりゃ 千砂都の顔文字芸めちゃくちゃかわいかった
それはそれとしてレンレンは万年エロサイトなんか見てるからそんな勘違いしちゃうんだぞ すみれの言動がとことん勘違いさせてるの笑う
「特別な関係でしょ?」は言い逃れできない 保守ってる間にハードル上がって投下しづらいのでは?と思ってたけど
それを越える面白さだった うーむ練られてるだけあって素晴らしい
早く他の子の反応も見たいな
特に可可が待ち遠しい
善子とかも描くの上手そうだな 今から>>1が来るまでに1秒ごとにチンポ扱くわ
早くしないとテクノブレイクで俺が死んじゃうぞ こういう話アニメでもやるべきだったな
やっぱ7話のはいじめにしか見えないもん 上に「24時間以内にレスあれば落ちない」って書いてるだろ
保守でスレ埋めんのやめな 書き直したり時間取れなかったりで遅くなってすみません
ある程度で見切りつけて明日明後日には更新します ーーーーーー
ーーー
保健室付近の廊下
千砂都「はぁ……」テクテク
すみれ「あ、千砂都!」
千砂都「!?す、すみれちゃん!」
すみれ「今保健室行こうと思ってたのよ、悪かったわね余所見させて……大丈夫?」
千砂都「さっき家で会ったのに屋上にいたからびっくりしちゃった。念のため冷やしてるけど大丈夫だよ」
すみれ「ああ、おでこ少し赤くなってるじゃない……あんた前髪短いから見えちゃうわね」サラッ
千砂都「わっ、ちょ、ちょっと……!」サッ
すみれ(え、避けられた……?)
千砂都「あんまりさわらないでよ……///」 すみれ「なっ!何よ、私はただ……」シュン
千砂都「!?あ、ち、ちがっ」
すみれ(え、名前覚えてない弄りよりよっぽどキツいんだけど……?)ショボ
千砂都「う、うそうそ!嘘だから!ほらっ、いくらでもさわっていいよー!?」アセアセ
すみれ「……ほんと?」
千砂都「ほんとほんと!ちぃちゃんのおでこはつるつるだねって、かのんちゃん……にも……」
すみれ「千砂都……?」
千砂都「……かのんちゃん、保健室にいるの」
すみれ「えっ!だ、大丈夫なの?」 あんまりさわらないでよって字面だけ見たら気持ち悪がられてると思うからね仕方ないね 白瀬小雪ちゃんはさわらないでよって台詞あるんだけど聞くと割とショック 千砂都「来たときから顔色悪かったんだけど、朝礼でもう真っ青になっちゃって」
すみれ「そ、それってやっぱり……」
千砂都「……私のせいだよ」シュン
すみれ(要するに嘘ついた私のせいじゃない……チャットである程度察してたけど、かのんも相当気に病んでるわね)
千砂都「今ね、すみれちゃんの家に行ったこと話そうと思ったんだけど、かのんちゃん寝てて……」
すみれ「そ、そんなに具合悪いの?」
千砂都「えっと……一昨日からほとんど寝られてないみたいだから寝かせてあげたくなっちゃって」
すみれ「そうなのね……早退しなくて大丈夫なの?かのんの親御さんは迎えに来れないのかしら」
千砂都「2時間目には一回戻ってきたんだよ。でも昼休みにまた……多分、早退することになるんじゃないかな」 すみれ「そう……今って先生はいる?」
千砂都「さっき見たときはいなかったけど……」
すみれ「なら、かのんが帰っちゃう前に様子見てくるわ」
千砂都「え、でもすみれちゃん元々おやすみなのに大丈夫?」
すみれ「もう朝から結構元気だったのよ。先生が戻ってきたら頑張って登校したけどやっぱり具合悪くなっちゃいました、って言い訳するわ」
千砂都「そっか、それなら……色々ごめんね、すみれちゃん」シュン
すみれ「……てい」ムニィ
千砂都「!?むぁ、むぁいするの!?」
すみれ「いつもの千砂都に戻るって約束、忘れたの?」ムニムニ
千砂都「わ、わふれてないよ……はなひてよぉ」 すみれ「ほんとかしらね……まだちょっとしおらしいように見えるけど?」パッ
千砂都「……すみれちゃんがいつもの私でいさせてくれないんじゃん」ボソ
すみれ「?私が何したっていうのよ」
千砂都「も、もう!なんで今のを聞き取っちゃうかなぁ!」
すみれ「理不尽じゃない!?」
キーンコーンカーンコーン…
千砂都「あっ、授業始まっちゃった……私もう行かなくちゃ」
すみれ「呼び止めて悪かったわね。かのんは……私がなんとかするから」
すみれ(やったことの責任は取らなくちゃよね……) 千砂都「ごめ……ううん、ありがとう、すみれちゃん」
すみれ「わかってるじゃない、それでいいのよ」ニコ
千砂都「っ……すみれちゃんってほんとその……顔がダメだよね///」フイ
すみれ「顔がダメ!!??」
千砂都「これは悪口じゃないから!……じゃあね!」タッタッ
すみれ「……」
すみれ「じゃあどういう意味よ……」
すみれ(しょ、ショック受けてる場合じゃないわ……かのんの様子見にいかなきゃ……)
すみれ「え……だ、ダメなわけないわよね……?」 ーーーーーー
ーーー
保健室
すみれ「……」ソロソロ
すみれ(よかった、まだ先生は戻ってないみたいね……かのんはあのカーテンかかってるベッドかしら)
すみれ「……」ペラ
かのん「……zzz」
すみれ「かのん……」
すみれ(クマできちゃってるじゃない……これは確かに起こせないわね)
すみれ(先生が来るまでに話せたらって思ってたけど、別に帰り際でも……) かのん「うぅ……ん……ぅ……」
すみれ「!」
かのん「ぅ……ぁ……ゃ、だ……」
すみれ(これ、もしかしてうなされてる?お、起こしてあげたほうがいいのかしら)オロ
かのん「ゃ……あ……すみ……」ジワ
すみれ「っ……か、かのん」キュ
かのん「ぅ、う……」ギュウ
すみれ(思わず手を握っちゃったけど、必死で握り返してくる……)
かのん「ん……」キュ... すみれ「少し汗ばんでるじゃない……どんな夢見てるのよ」ナデ
かのん「ぅ……すみれ、ちゃん……?」パチ...
すみれ「かのん!大丈夫?」
かのん「ぁ……手……」キュ
すみれ「え?……あっ!こ、これはその、あんたが唸ってるからっ!」バッ
かのん「あっ……ぁ……!」
すみれ「別に寝てる隙にこっそり繋いだとかじゃ……かのん?」
かのん「い、いや……」フルフル
すみれ(あっ……ものすっごいデジャヴ……) かのん「ぃ……い゛や゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!!」ガシッ
すみれ「やっぱりね!知ってたったら知ってたわよ!」
かのん「辞めないで!すみれちゃん辞めないでぇぇえ゛!!」ギュウゥ
すみれ「ちょっ……く、くるしっ……!」
かのん「行か゛ないでよ゛ぉ゛……!センター奪いにくる゛っ゛て゛言っだじゃん゛!」ポロポロ
すみれ「いや一回奪ったでしょーが!……って!そ、そうじゃなくてっ」
かのん「そ゛ー だった゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛……!や゛た゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛……!」ギュウゥ
すみれ「は、離し……もう!落ち着きなさいったらぁ!!」 〜〜〜〜〜〜
すみれ「……」ベショ
かのん「ご、ごめんすみれちゃん……これハンカチ……」
すみれ「いや、もういいわよ……自分の顔拭きなさい」
すみれ(この制服今日だけでとんでもない量の涙を吸ってるわね……)
かのん「うぅ……」スンスン
すみれ「で、何をそんなに号泣したわけ?起きた途端に……」
かのん「その……す、すみれちゃんが辞めちゃう夢見て……」
すみれ「……まあそんなところだとは思ったわ」 かのん「私、出ていくすみれちゃんを止めようとして手を掴んだんだけど」
すみれ「そこで目が覚めて、私に振り解かれたわけね」
かのん「うん……ごめんね、夢と現実がぐちゃぐちゃになっちゃって……」
すみれ「ふふっ……何よもう、子供みたいね」
かのん「っ……だって、すみれちゃん、学校来ないし、連絡だって……!」ジワ
すみれ「うっ……そ、そうよね……悪かったわよ」
かのん「あっ!ご、ごめん、そんなつもりじゃ……!すみれちゃんは悪くないのに……」
すみれ「かのん……」
かのん「ご、ごめんね!いっぱいチャット送っちゃって……み、見たくなかったよね……あは、は……」ウル すみれ「なんで笑ってるのよ……」
かのん「あっ……わ、私また笑って誤魔化して……ごめん……何も反省してない……」
すみれ「む、無理して笑わないでって意味よ!あと連絡返せなかったのはスマホを学校に置いてきちゃっただけ!」
かのん「そ、そうなの……?でも学校にも、その……」
すみれ「休んだのも本当に風邪引いたから!私だってタイミング悪かったなとは思ってるわよ……」
かのん「ほんと……?すみれちゃんほんとに……?」グス
すみれ「本当よ、かのんや皆が嫌になったわけじゃないわ」
かのん「でも、私……」
すみれ「……あんたも責任感じてるわけ?」 かのん「責任って言うのかな……私、なんというか、本当にダメだなって……」
すみれ「なっ……」
かのん「自分では言わずにさ?ちぃちゃんや可可ちゃんを……すみれちゃんの言う通り、ただ笑って見てるだけ」
すみれ「そ、それはっ」
かのん「卑怯だよね!……ほんと、嫌なやつ……最低だよ……」ポロポロ
すみれ(うぅ……私が苦し紛れで言った一言でめちゃくちゃ苦しめてるじゃない……)ズキズキ
すみれ「あ、あのねかのん……私本当はただ反応が見たかっただけなの……今泣いたらどうなるのかなって」
かのん「……私なんかにそんな優しい嘘つかなくていいよ」
すみれ「本当だってば!あんた達はほんとっ……いい加減私にも謝らせなさいよ!」 かのん「それに……もし本当だとしても私はすみれちゃんのこと責められないよ」
すみれ「な、なんでよ!」
かのん「私ね、昨日も夢を見たんだ……私がすみれちゃんになる夢」
すみれ「わ、私に?」
かのん「ちぃちゃんに名前を覚えてないって言われて、可可ちゃんに何度もグソクムシって呼ばれて、恋ちゃんは……何もしないけど、止めてくれるわけでもなくて」
かのん「段々すごく悲しくなってきて……なのに、そんな光景を『私』はずっと楽しそうに笑って見てるの……!」ウル
すみれ「か、かのん」
かのん「こんなの、傷ついて当然だよ……私、止めなきゃいけなかったんだ……すみれちゃんだけじゃない、みんなのためにも……」ポロポロ すみれ「……まあ、確かにあまり一人をからかうのは褒められたことじゃないかもしれないわね」
かのん「ごめん……ぐすっ……本当にごめんね……」
すみれ「だけど!もう一回言うからよく聞きなさい?」
かのん「……?」グス
すみれ「私を、誰だと思ってるの?」
かのん「えっ……」
すみれ「小さい頃からショービジネスの世界を生きてきたのよ?かのんのお子様メンタルと一緒にしないでよね」
かのん「おこ……た、確かにすみれちゃんは私より強いかもしれないけどっ!」
すみれ「私だって本当に嫌われてるなら辛いわよ。でもそうじゃないでしょ?……可可はちょっと自信ないけど」
かのん「み、みんなすみれちゃんのこと大好きだよ!可可ちゃんだって……!」 すみれ「そう、それならいいわ」
かのん「で、でも……」
すみれ「かのん、大丈夫だから。悪かったわね、私の演技が上手すぎたせいで辛い思いさせて」
かのん「だ、ダメだよ……やめてよすみれちゃん、私ダメなやつだからそんなこと言われたら信じたくなっちゃうよ……」ウルウル
すみれ「信じなさいったら信じなさい。それとも何、あんたは私のことが嫌いで笑ってたわけ?」
かのん「そ、そんなわけない!!」
すみれ「だったら許してあげる……というか本当にちょっと反省させてやろうと思って泣くふりしただけなのよ」
かのん「そっか……でもそのくらい仕方ないよ、私なんて夢の中で嫌われてるのかなって本当に落ち込んでたし」ズン
すみれ「お互い悪かったってことでいいじゃない、私は止めてくれたらよかったのになんて思ってないわよ?」
かのん「うん、そうだよね……そうなんだけど……」 すみれ「あーもう、しつこいわね!そんなに言うなら罰を与えるわよ?」
かのん「!わ、私にできることならなんでもするよ!」
すみれ「ふーん、言ったわね?何してもらおうかしら」
かのん「ぅ……で、できる、ことなら」
すみれ(どうしようかしら、何か罰があったほうが楽になりそうだったから言ってみたけど)
すみれ(かのんにさせたいこと……それか言わせたいこと、聞きたいこととか……?)
すみれ「……あー……ちょっと変なこと聞いていい?」
かのん「な、なんでも言ってみて!」 すみれ「その……私って、えーと……」
かのん「すみれちゃんって……?」
すみれ「……顔、ダメじゃないわよね?」
かのん「へ?」
すみれ「だ、だから!私って顔は良いわよねって言ってるの!」
かのん「え、え……?うん……」
すみれ「……そう」ホッ
かのん「えっと……それで?」
すみれ「え?終わりだけど」
かのん「え!?」 すみれ「何よ?」
かのん「いや、当たり前のことすぎて……」
すみれ「そ、そうよね!当たり前のことよね!」
かのん(はっ……も、もしかして色々からかわれすぎて自信を失ってるんじゃ……!?)
かのん「す、すみれちゃんはかわいいよ!すっごく美人だと思う!そんな質問する必要ないよ!」
すみれ「わかってるわよ!ちょっとその……さっきダメ出しされたから第三者の意見が欲しかっただけ!」
かのん「すみれちゃんの顔にダメ出し!?し、信じられない……そんな人いるんだね……?」
すみれ(あんたの幼馴染なんだけどね!まあ悪口じゃないとかよく分からないこと言ってたけど……) かのん「と、ところで、これじゃ全然罰になってない気がするんだけど……?」
すみれ「あー……そうね、じゃあ明日から毎日かわいい!大好き!って褒めたたえてもらおうかしら」
かのん「え……えぇっ!?そ、それは……///」
すみれ「何よ、嫌なの?嘘はつけない?」
かのん「うそ?……あ、え!?ち、違うよ!」
すみれ「やっぱりかのんも私のこと……なんてね、冗だ「い、言うよ!!」……えっ」
かのん「私の気持ちが嘘だなんて絶対思ってほしくない……!私、言うよ!言うったら言う!」
すみれ「ちょ、ちょっと!うつってるわよ!」 かのん「スカウトしたのは私なんだよ……?嫌いなわけないじゃん……!」グス
すみれ「ごめんかのん、あの、冗談だからちょっと落ち着いて……」
かのん「すみれちゃん、好きだよ……だから、まだ私との契約続けてくれる……?」ウルウル
すみれ「っ……あ、あんたが嫌だって言ったって破棄なんかしてやらないわよ」
すみれ(あのときの名刺、大事に取ってあるんだから……絶対言わないけど)
かのん「うう、よがっだぁ……す゛み゛れ゛ち゛ゃ゛ぁ゛ぁ゛ん゛……」グスグス
すみれ「もう、今日だけで何人の泣き顔見ればいいのよ……可可以外コンプリートしちゃったじゃない」ポンポン
かのん「……え、可可ちゃんに会ったの?」ズビ すみれ「?いや、会ってないけど」
かのん「あ……そうだよね。その……可可ちゃん今日学校来てないんだ」
すみれ「えっそうだったの?可可も体調不良?」
すみれ(だから屋上から探したとき見つからなかったのね……)
かのん「……そう聞いてるけど、そうじゃないと思う」
すみれ「まさか私のことで気を病んでって言いたいわけ?あの子に限って……」
かのん「すみれちゃんの気持ちもわかるけど、可可ちゃん一番落ち込んでたんだよ」
すみれ「えっ……?」 かのん「昨日すみれちゃんの忘れ物見つけたときも、自分が届けに行くって聞かなくて」
すみれ「……!家まで来てくれたの可可だったのね」
かのん「皆で行こうって言ったんだけど、一対一じゃないとちゃんと謝れないかもしれないからお願いしますって」
すみれ「で、でも可可からはチャットも何も……あっ!?」スッスッ
可可:メッセージを取り消しました
可可:メッセージを取り消しました
可可:メッセージを取り消しました
すみれ(通知がなかったから気づかなかった……何よこれ……)
かのん「そのあと渡せた?ってチャットしたんだけど返事がなくて……今日になって具合が悪いので休みます、とだけ連絡が来て……」シュン
すみれ(可可がそんなに……?信じられないけど、でも……) かのん「だから、その……今話してくれたこと、よかったら可可ちゃんにも教えてあげてくれないかな」
すみれ「……私、まだ欠席ってことになってるのよ」
かのん「あ……そ、そっか、お休みだったもんね。じゃあ今日は……」
すみれ「だから、このまま可可のところ行ってくるわ」
かのん「!すみれちゃん……!」
すみれ「……あの子一人暮らしだし、本当に体調不良ならそれはそれで心配でしょ」フイ
かのん「ありがとうすみれちゃん!そういう優しいところ、だ、大好き……なんて!あ、あはは……」
かのん「……〜〜っ……!!///」ツップシ
すみれ「い、言っといて照れるのやめなさいよ!こっちまで恥ずかしくなるじゃない!///」 今日はここまで、次で最後です
土日で終わらせたいけど延びるかも 忘れ物届けに来たの可可だったのか。
会うの拒否られた訳だからそりゃダメージでかいよな…理由は寝起きだけど。 そういえば可可ってどんな場所で生活してるんだろ
侑ちゃんみたいにアパート暮らしかな 可可編楽しみ
名刺大事に取ってるSS多すぎて公式設定と錯覚しつつある にわか外野は盛り上がってるSSの証として歓迎すべき >>310
「も、もう!なんで今のを聞き取っちゃうかなぁ!」
ちぃちゃんのこういう喋り方いいよね 可愛くて好き くくのせいで…くくのせいで…って思い詰めてほしい
そしてそこに救いの手を差し伸べないでほしい 早すぎる保守に文句言う人いるけど、ラ板の人口的にこまめに保守してちょうどいいと思うよ とは言え保守だけでペイ子の本スレと書き込み数が変わらないのがねw もうすぐスレ立てから1ヶ月経ちそうで草
いくら遅れてもから完結してくれよな〜頼むよ〜 すまん>>1だけどこのスレのこと忘れてたわ
さゆシコで忙しいからもう落としてくれ 残念だけどSSなんてものはスピードが一番大事なんだよね
いいもの書こうと頑張っても更新遅いと最初たくさんいた読者も次第に離れていってレスは減っていき作者もやる気なくなるという負の連鎖 なんだよ、レス増えてるから作者帰ってきたかと思ったのに
ワイは待ち続けるで、これを楽しみに仕事中も確認しとるんやから アニメ1期からウマ娘のリリース待ってた俺はまだまだ待てるぞ 10もレスついてるなら更新来たかと思うやん。思うやん…… >>180でエタった事ないって言ってたけど初エタですかね まだ前の更新から2週間も経ってないのにお前らせっかち過ぎるだろ
もう少し待とうぜ ここ最近土日時間取れず遅くなった上にちょっと話追加してしまいました、すみません
見直したら投稿します 〜二日前〜
放課後 可可の家
可可「……」
可可(あんなに泣かなくたっていいじゃないデスか。あれじゃグソクムシじゃなくてナキムシデス)
可可(……ずっと)
可可(ずっとずっと、本当は泣きたいぐらい嫌だったのデスか)
可可「それならクゥクゥだって……」
可可「……すみれ……」スッスッ
可可:泣かせるつもりは| 可可「……」ポチポチ
可可:泣かせ|
可可:泣かせてしまってごめ|
可可「ごめんなさい……」タン
可可:泣かせてしまってごめんなさい
可可:明日お話しさせてください
可可(……大丈夫デス、ちゃんと謝ればすみれはきっと……)
可可(も、もしかしたら明日にはケロッとしてるかもしれマセンし)
可可「……グソクムシ」
可可(今はもう悪口で言ってるわけではなかったのデスよ……) 〜〜〜〜〜〜
学校
可可(……すみれに謝ろうと思って朝早く学校に来マシタが)
かのん「みんな考えることは同じみたいだね」
千砂都「うん……恋ちゃんは予想外だったけど」
可可(一番乗りだと思ったクゥクゥは四番目デシタ)
恋「あんな様子を見たら放っておくことなどできません……」
かのん「私、昨日連絡したんだけど既読もつかなくて……」
可可「ぁ……かのんも……?」 訂正、>>431の前
ーーーーーー
ーーー
翌日(一日前)
ピピピピ…
可可「ん……」パチ
可可(朝……すみれから返事は来ているデショウか)スッスッ
可可「……あ、れ……?」
可可(既読も……ついてない……)
可可(いつもはすぐに返してくれマス……なのに)
可可(もしかしてもうクゥクゥのことなんて……)
可可「っ……」ブンブン
可可(大丈夫デス!ちゃんと、ちゃんと会って謝れば……!) 〜〜〜〜〜〜
学校
可可(……すみれに謝ろうと思って朝早く学校に来マシタが)
かのん「みんな考えることは同じみたいだね」
千砂都「うん……恋ちゃんは予想外だったけど」
可可(一番乗りだと思ったクゥクゥは四番目デシタ)
恋「あんな様子を見たら放っておくことなどできません……」
かのん「私昨日連絡したんだけど既読もつかなくて……」
可可「ぁ……かのんも……?」
可可(他の皆サンもすみれと連絡はついていないとのことデシタ)
可可(……ばか、クゥクゥだけではなくてよかった、なんて思ってはだめデス)
かのん「すみれちゃん、許してくれるかな……」
可可「だ、大丈夫に決まってマス!まず謝って、連絡無視したことを怒ってやるデス!」 〜〜〜〜〜〜
可可(それから10分経ちマシタ。すみれはまだ来マセン)
恋「そろそろいらっしゃるでしょうか?」
千砂都「すみれちゃん早いから、普段はこのくらいには来てる思う……」
〜〜〜
可可(もう10分経ちマシタ。クラスの半分ぐらい登校してきていマス)
可可(すみれはまだ来ていマセン)
かのん「……遅い、ね」
〜〜〜
可可(それから、もう10分……) 恋「……申し訳ありません、私はもう……」
かのん「うん……また、放課後……」
千砂都「……」フルフル
可可(もう、クゥクゥたち以外の皆が席についていマス)
可可(なのに、クゥクゥの二つ後ろの席は、まだ誰も座っていマセン)
ガラガラッ
担任「はい、朝礼始めますよ。そこの三人、席についてください」
かのん「は、い……」
千砂都「……」
可可「……すみれが、来ていマセン」 担任「ああ、平安名さんなら先ほどお母様から連絡がありまして、今日はお休みとのことです」
かのん「えっ……な、なんで」
担任「あら、聞いてない?体調不良とのことでしたよ」
千砂都「っ……」
担任「それじゃ、日直さん号令をお願いします」
可可「……すみ、れ……」
〜〜〜〜〜〜
放課後 部室
恋「そう、ですか……すみれさん……」 かのん「体調不良なら、さ。連絡してくれるよね……」
千砂都「私のせいだ……」
かのん「ち、ちぃちゃんだけが悪いわけじゃ」
千砂都「私のせいだよ!私だって嫌な思いしたこと、あるのに!なのにっ……!」ギュ
恋「私が……生徒会長という身でありながら……もうそんな資格など……」ブツブツ
可可「れ、レンレン!レンレンは何もっ」
可可(千砂都だってクゥクゥに比べたら全然……ぜんぶ、ぜんぶクゥクゥが……)
恋「……私、今日は帰らせていただきます……」フラ
かのん「れ、恋ちゃん……!」
恋「……失礼いたします」 ガラガラ…
バタン
可可「……」
可可(レンレン、思い詰めた顔をしていマシタ……クゥクゥのせいで……)
可可(なのに誰もクゥクゥのことを責めマセン……)
かのん「……あ、あれ?」
千砂都「かのんちゃん……?」
かのん「これ、すみれちゃんのだよね。いつも着替えとか入れてる……」
可可「!か、貸してクダサイ!」バッ
かのん「わっ!く、可可ちゃん?」
可可「これはクゥクゥがすみれに届けてきマス」 千砂都「ま、待って!私も行く……行って謝らなきゃ……」
かのん「可可ちゃん、みんなで……」
可可「だめデス、悪いのはクゥクゥデス……それに、二人がいるときっとクゥクゥはちゃんと謝れないから」
千砂都「で、でもっ」
可可「お願いしマス!お願いしマス、千砂都……この通りデス……」
かのん「可可ちゃん……」
千砂都「……じゃあ、お願いするね。頭上げて?」
可可「あ、ありがとうございマス!ごめんなさい、千砂都」
かのん「よろしくね、可可ちゃん」
可可「ハイ!このあとすぐに行ってきマス!」 〜〜〜〜〜〜
神社
可可(着きマシタ……すみれの家……)
可可「すー……はー……」
可可(きっと、昨日からすごく具合が悪いのデスよね。それでスマホも見られなかっただけデスよね)
可可(皆さんを……クゥクゥを嫌いになったからじゃないデス、よね……)ドクン ドクン
可可「っ……」カチッ
ピンポーン…
「はーい!」 ガラガラッ
すみれ妹「……あ、お姉ちゃんの……こんにちは……?」
可可「こ、こんにちは!ク……わたし、今日はエト、こりぇを……しゅみ、すみれの忘れものデス!」
可可(うぅぅ、妹サン相手なのに緊張して噛んでしまいマシタ)
すみれ妹「届けに来てくれたんですか?ありがとうございます」ペコ
可可「い、イエ!それでその、すみれは起きてマスか……?ちょっと、お、お話ししたいことがありマシテ」
すみれ妹「お姉ちゃんと?はい、起きてたら呼んできます。ちょっと待っててください」
可可「お、お願いしマス!」ドキドキ ガラガラッ
可可(……クゥクゥ、ちゃんと謝れマス……二人にワガママを言って一人で来たのデスから、頑張らなくては)
可可(すみれが来たらまずゴメンナサイと言って、もし許してくれなかったら何度でも……)
「っぱり────のは──ったら────」
可可(ありぇ……今、一瞬すみれの声がしたような……?)
タタタ…
ガラガラッ
すみれ妹「……あ、お待たせしました」
可可「ハイ!……あ、あれ、すみれは……」
すみれ妹「お姉ちゃん起きてたんですけど、その……会いたくないって……」
可可「……え」 すみれ妹「会うのは無理って言ってて、えと……」
可可「ぁ……」
可可(ムリ。無理?むりって、何がデスか)
可可(……イエ、わかっていマス。すみれに……あのすみれに)
可可(会いたくないと……クゥクゥに会うのは無理だと、そう言われたのデス)
可可(……クゥクゥ、何を勘違いしていたのデショウ)
可可(ちゃんと謝れる?謝ったら許してくれる?)
可可(すみれはもう、そんなの……!)ジワ すみれ妹「あ、な、泣かないで……」
可可「っ……いて、ないデス……から……これは違いマス……」グシグシ
可可(クゥクゥには泣く資格はありマセン……すみれはもっと……)
すみれ妹「……泣いてない?ご、ごめんなさい」
可可「イエ……では、わたしは帰りマスね」ニコ
すみれ妹「はい、また……お姉ちゃんが元気になったら……」
可可「……」ペコ
ガラガラ…
可可「……きっとクゥクゥがいたら、お姉ちゃんは元気になれないのデス……」ボソ 〜〜〜〜〜〜
可可(そのあと、気がついたら家に帰ってきていマシタ)
可可「……」
可可:忘れ物があったので今から届けに行きます
可可:起きられそうなら会ってくれると嬉しいです
可可(神社に行く前に送ったメッセージにも、もちろん既読はついていマセン)
可可(こんなの、全部消してしまいマショウ。きっと見たくないデショウから)スッスッ
可可「……ぁ」
可可(少し前のやりとり。クゥクゥがすみれを誘って、すみれの返事にそっけなく返して)
可可(それでもすみれは来てくれるから、仕方ないわねって笑ってくれるから、クゥクゥは……)
可可「ぅ……うぅ……ごめんなさ、ごめんなさい、すみれぇ……」ポロポロ 〜〜〜〜〜〜
可可「ん……もう朝デスか……」
可可(寝付けないまま夜が明けてしまいマシタ……)
可可「学校に行かなくては……皆さんにも謝らないと……」ノロノロ
可可「すみれも今日は……来て……」
可可(その時、クゥクゥは想像してしまいマシタ)
可可(クゥクゥを見た途端に嫌そうな顔をするすみれを、まったく目を合わせてくれないすみれを、そして、)
すみれ『……あんたにはもう会いたくない。無理』
可可「ぅ……あ……」 可可(重かった身体がさらに鉛のようになって、無理やり玄関に向かったらどんどん気持ちが悪くなってきて)
可可(『今日は体調が悪いので、お休みします』……グループチャットにそれだけ送って、電源をOFFにしマシタ)
可可「すみません、皆さん……ごめんなさい……すみれ……」ポロポロ
〜〜〜〜〜〜
可可(次に目を開けると、あたりは少し暗くなっていマシタ)
可可「寝てしまっていマシタか……」
可可(……さすがに何か食べなくては……昨日のお昼からほとんど食べてないデスし……)
可可(ゼリーぐらいなら胃に入れられるデショウか……買いに行きマショウ)ヨロヨロ
ガチャ…
バタン 今日はここまでです、今度こそ次が最後の予定です
また少し先になりますが今回ほどは遅くならない見込みです 期待のしすぎは作者に悪いと思いつつも期待せざるを得ない ジャンルとしては曇らせ・いじめ系なのにキャラは誰も悪意がないのいいな ふーこれでしばらく生きていけるぜ
次も楽しみ
読んだ後に他の子曇らせたらどう展開するか想像してしまうな あまりにつらいところで切れるのでレイニー止めとか言う死後思い出した 久しぶりに来てまだ来てなかったけど落ちてなくて良かった... 今週中にはまとめます、結局前と同じぐらいで申し訳ないです
保守ありがとうございます ーーーーーー
ーーー
可可の家 近辺
すみれ「……」スッスッ
すみれ(一応今から行くって連絡したけど、返信はないわね)
すみれ(うーん……かのんはああ言ってたけど、可可が私に泣かれて落ち込んでるってやっぱり想像つかないのよね……だって可可よ?)
すみれ(いつもグソクムシグソクムシって、何がそんなに楽しいんだか……お陰でたまに名前呼ばれるの、まだ慣れないわよ)
すみれ(というわけで本当に体調不良な気がするし、たまご粥でも作ろうと思って卵買ってきたけど……流石にお米はあるわよね?)
すみれ(まあなかったらまた買いに行けばいいか……) すみれ「……」テクテク
すみれ(はー……いろいろありすぎたせいかちょっと疲れたわ)
すみれ(なんか顔も熱いし……これはさっきのかのんのせいね、多分)
すみれ「は……はっくしゅ!」
すみれ(うぅ、あったかい日だと思ってたけど体は急に冷えてきた……)ブルブル
すみれ(……あ、れ?あそこにいるのって……)
可可「……」フラフラ
すみれ「やっぱり!可可!」
可可「……!?え、ぁ……あっ……」アトズサリ すみれ「私が言えたことじゃないけど、具合悪いんじゃなかったの?今あんたの家に」
可可「っ……!!」ダッ
すみれ「ちょ、ちょっと!?なんで逃げるのよ!」ダッ
すみれ(あ、あれ……?全然追いつけない、荷物持ってるせい?)
可可「はぁ、はぁっ……!」タッタッ
すみれ「待ちなさいったら待ちなさいよ……!」ハァハァ
〜〜〜〜〜〜
すみれ「捕まえ、た……!」ガシ
すみれ(鍵開けようとしてるときになんとか追いつけた……)ゼーゼー 可可「ひ、ぅ……ぃや……」ビクビク
すみれ「はぁ、はぁ……く、可可……?」
すみれ(この反応は何……?怯えてる、ような……?)
すみれ「あんたに……聞いてほしいことがあって来たの……」
すみれ(あれ……走ったとはいえ、可可の顔を見てるだけなのに鼓動が早い……)ドクン ドクン
可可「ゃ……いやデス……いやデス……」フルフル
すみれ(それに、なんか頭がふわふわして、さっきより顔に熱が集まってきて……)ポー
可可「うぅ、くく、くくは……」
すみれ(ああ、そっか、私……これが……) すみれ「これが……ぶり返す、って、やつね……」フラッ...
可可「……え、」
ドサッ
可可「!?す、すみれ!?すみれ!!」
すみれ「ぁ……う……」ズルズル
すみれ(あ、これはダメね……立てない……)
「すみ──!す──しっか──みれ──!」ユサユサ
すみれ「…………」 ーーーーーー
ーーー
すみれ(…………)
すみれ(……おでこが……)
すみれ(なんか……すごく濡れてる……)パチ...
可可「!!……っ」ササッ
シャーッ…ガサゴソ…シャッ
すみれ(……?何の音かしら)ムクリ
ベシャ
すみれ(あ、頭から何か落ちて……濡れタオル?) すみれ(えーと……可可に逃げられて、追いかけて……そうだったわ、家の前で倒れちゃって……)
「……」
すみれ「あれ?可可……?」キョロキョロ
すみれ(ここ……可可の部屋よね……?可可はどこに……)
「……」コンモリ
すみれ「えー、と……」
すみれ(か、カーテンに隠れて……そんなに顔合わせたくないわけ?)
すみれ「可可?その……迷惑かけて悪かったわね、熱がぶり返したみたいで……ね、出てきなさいよ」
(可可)「……っ」
すみれ(む、無言……もしかして嘘だったのがバレて怒ってる?でも看病してくれたのよね……) すみません特番終わったら再開します、今日で終わらせます。 すみれ「返事ぐらいしなさいったらしなさい!どうしても嫌ならそのまま聞いてくれればいいけど」
(可可)「……!き、聞きたくありマセン!やめてクダサイ……!」
すみれ「ギャラッ!?ま、まだ何も言ってないじゃない!」
(可可)「もうアナタの気持ちは知ってマス……!なのに、なのにっ……」グス
すみれ「可可……?」
(可可)「もう一回、直接言いにこなくてもいいではないデスか……ホント性格の悪いぐ、グソク……ぐそ、くっ……うぅ……」
すみれ「え……あんた泣いて、」
(可可)「ひっ……ひっく……ごめ、ごめんなさい……もう会わないデス、話さないデス、からっ」
すみれ「な、何言ってるのよ!?ちゃんと私の話を聞きなさいよ!」
(可可)「やっ、いやデス!す、すみれの口から直接聞いたら、くくは、ぐすっ、くくはぁ……うぅ、うぅぅ……」 すみれ「はぁ……どういう勘違いしてるのよ、ったく……!」モゾ
トサトサッ
すみれ(あ……毛布の上にたくさん可可の服が……温めようとしてくれたのね)
すみれ「ぅ……」クラ
すみれ(動くと結構しんどい……)ヨロヨロ
(可可)「ひっく……うぅ……」
すみれ「くく……」ポン
(可可)「ひっ……」ビクッ すみれ「なにをそんなに怖がってるのよ……いつもの威勢はどうしたの」ポンポン
(可可)「だって、だってもう、もうくくにあ、会いたく、ひっ、ひくっ、けほっ」
すみれ「……」サスサス
(可可)「ぐす……ひっく……ひっく……」
すみれ「……大丈夫?」
(可可)「なん、で……すみれはクゥクゥと、ぜっ、ゼッコウしにきたのではないのデスか」グスグス
すみれ「ゼッコウ……絶交!?な、なんでそんな話に……ああ、連絡返さなかったからよね!あれは、」
(可可)「どうしてとぼけるのデスか!アナタがクゥクゥに会いたくないと!む……ムリ、だと……言ったのではないデスか……」ポロポロ
すみれ「はぁ!?私がいつそんなこと言ったのよ!」 (可可)「忘れ物を届けにいったとき妹サンから聞きマシタ!」
すみれ「妹?……あっ!?ち、違うのよ、あれはっ」
(可可)「そんなに、ぐすっ、そんなにグソクムシが嫌なのデシタら!なんで……なんでこっちを見たのデスかっ……」
すみれ「え……?」
(可可)「な、名前で、呼んだら、生返事でっ……そっぽ向く、クセに……」
すみれ「……!」
(可可)「こんなに嫌われてしまうのなら、くくだって……くくだって……!ぅ、うぅ、うぁぁぁ……!」
すみれ「……可可」
(可可)「ひっく、うぅ、对不起……不想被讨厌、对不起……ふぇぇ……」エグエグ すみれ「ね……出てきて?お願い」クイ
(可可)「!やだ、ぐすっ、いやデスっ」ギュウ
すみれ「……そう。早くしないとこっちにも考えがあるわよ?」スッ
(可可)「ふぁ……?」ヒック
すみれ「……えいっ」コチョコチョ
(可可)「ひゃゎうッ!?」ビクンッ
すみれ「ほーら、出てきなさいったら出てきなさい!」コチョコチョ
(可可)「はっ……なぁっ!?なにすっ……ひぃっ、ひぐ、ぁ、や、やめっ……!」ジタバタ
すみれ「あんたここ弱かったわよねえ?ほらほらほらぁーーー!」コチョコチョコチョ!
(可可)「ぅひっ、ぃあ、マジデスかこのヒト!?っあ、やめっ、やめてクダサ、はひっ、アッ、あーーーっっ!」ビクビク ーーーーーー
ーーー
すみれ「ぜぇ……はぁ……」
可可「ひゅー……ひゅー……」ピクピク
すみれ「ご、強情すぎるでしょあんた……我慢弱いくせに随分粘ってくれちゃって……」グッタリ
すみれ(なんとかカーテンからは引っ張り出したけど、まだ全然目が合わないし……)
可可「アリエナイ……アリエナイデス……コンチキショーはやはり外に捨て置くべきデシタ……」グッタリ
すみれ「はぁ、はぁ……少しはいつものあんたらしくなってきたじゃない」
可可「な、なんなのデスかアナタは……イッタイ何をしに……ハッ!さては鬱憤を晴らしに来たのデスね!?」 すみれ「違うったら……最初はね、体調崩したんだと思ってたからお見舞いのつもりで来たのよ」
可可「アナタが……クゥクゥの……?」
すみれ「でも、あんたの様子見てかのんの言ったことは……可可が落ち込んでたっていうのは本当だってわかって」
可可「……っ」
すみれ「だから、えっと……私の話っていうのは嘘をついたことの謝罪なのよ」
可可「う、うそ?」
すみれ「なのにあんた聞く耳持たないんだから……はーしんど……」
可可「あ、あの、それはもしかして会いたくないは言いすぎたトカ、そういうことデスか……?」チラ
すみれ「あー……その……」 可可「ぁ……違うのデスか……」ウル
すみれ「……ごめんなさい、もっと前……というか最初から嘘」
可可「……ハイ?」
すみれ「あんた、私のこと泣かせたと思ってるでしょ?」
可可「く、クゥクゥ泣かせるつもりはっ!……うぅ、その……ハイ……」シュン
すみれ「……ぅ、うぅ……」ポロッ
可可「!?!?」 すみれ「うぅ……可可……」ポロポロ
可可「あっ……あ、あぅ、す、すみれ……」オロオロ
すみれ「……ふぅ」グイッ
可可「え」
すみれ「と、まあこういうわけなのよ」ケロッ
可可「……は、ぇ??」
すみれ「いや……本当悪かったったら悪かったわ……」 可可「な……なっ、なぁ……!?つまり全部嘘だったのデスか!?」
すみれ「お、おぉ……!」
可可「な、ナンデスカその顔!なぁにを感心しているのデスか!!」
すみれ「ご、ごめん、初めてすんなり信じてもらえたからつい……」
可可「く、クゥクゥが……クゥクゥたちが一体どんな気持ちで……!!」ワナワナ
すみれ「その、いじってくるあんたたちの反応が見たくて……反省してるわよ」
可可「ぁ……デスが、会いたくないと言ったのは……?」
すみれ「あー……あのとき私起きたばっかりで、身なりがその……しょ、ショービジネスの世界を生きてきた私としては、あんな姿を晒すのはいかないったらいかないのよ!」
可可「……」
すみれ「だ……だから、えっと……届けに来てくれてありがとう……」チラ 可可「……目を瞑ってクダサイ。強くデス」
すみれ「え、あ、あの……つかぬことをお聞きしますが、それは歯を食いしばれとかそういう……?」
可可「ハヤク」
すみれ(ひぃっ!?デスマスじゃない可可こっわ!!)
すみれ「かっ、顔はやめてほしいのですけど、」
可可「……だめデス」スッ
すみれ(!!た、叩かれるっ……!)ギュッ
可可「……」
可可「……」ペタ… すみれ「っ……?」チラ
可可「……平気、デスか……?」
すみれ「え……」
可可「こうやってクゥクゥがさわっても……顔を見ても……嫌じゃない、デスか……?」フルフル
すみれ「……」
すみれ「……そのままちょっと俯いててくれる?」
可可「っ……」ビク
すみれ「……その、ね。あんたずっと私の名前呼ばなかったでしょ?」
可可「……は、い……」ジワ すみれ「だから、えっと……可可にすみれって言われるのまだ慣れてなくて……気恥ずかしいというか……」
可可「……え、」
すみれ「い、嫌なわけじゃないのよ?むしろ、その……表情崩れちゃってる気がして……」
可可「な、なぁ……?」
すみれ「それで確かにそっぽ向いてたかも……みたいな……」モゴモゴ
可可「……まさか照れて目を逸らしていたということデスか?」
すみれ「あーうるさいったらうるさい」ギュ
可可「っ……ホントっ……〜〜〜っ、ま、まったく!まぁっったく!仕方ないヒトデスね……!」バフッ
すみれ「ぐっ……なによ、お互い様でしょ」
可可「うるさいったらうるさいデス」グリグリ すみれ「……」
可可「……」
すみれ「……ねえ、仕方ないついでに一個お願いがあるんだけど」
可可「?……なんデスか?」
すみれ「ベッド貸して……」
可可「……エッ」
すみれ「ちょっと、またクラクラ……してきちゃって……」グラ…
可可「!?す、すみれ!しっかりするデス!」ガシッ すみれ「うぅ……悪い、わね……」フラフラ
可可「肩ぐらい貸してやりマス……ほら、ベッドつきマシタよ!寝てクダサイ」
すみれ「ありがと……ごめん……」モゾモゾ
すみれ(あ、あったかくてすぐ寝ちゃいそう……)
可可「……あの、すみれ」
すみれ「……?」ウトウト
可可「演技だったとはいえ、やっぱりクゥクゥも……クゥクゥが悪かったデス……本当に嫌いになられても仕方なかったと思いマス……」
すみれ(きらい……って言った……?私が可可を?それとも可可が私を……?)ボー
すみれ(でも、どっちにしても……)
すみれ「わたしは……すきよ、くぅくぅ……」
可可「はぇ、……エッ!?アッ……え、え……///」 すみれ「だから……くぅく……」
可可「くっ、クゥクゥも嫌いでは、……あ、アノ、い今のは、どういう」
すみれ「あのね……わたし、なれる……から……」ウトウト
可可「な、ナレ……?」
すみれ「これからたくさん、なまえ、よんで……」
可可「!……すみ、れ」
すみれ「ぅん……」
可可「すみれ……すみれ……」
すみれ「……」スヤスヤ ーーーーーー
ーーー
翌日 学校
すみれ「……」
すみれ(昨日、可可のベッドで横になってからのことはあんまり覚えてないけど、お母さんを呼んで迎えに来てもらって、家でしっかり寝直して……)
すみれ(朝には熱もしっかり下がって、今度こそ完全に復活!)
すみれ(今回の件は私のせいで皆をすごく落ち込ませちゃったけど、なんとか全員と直接話して……)
すみれ(誤解は……まあ解けたり解けなかったりしたけど、とりあえずは元通りになれたはず)
すみれ(……そう、思って学校に来たんだけど……)タラ 千砂都「ふー、ふー……はいすみれちゃん、約束のたこ焼きだYO〜!あーん」
すみれ「あ、あーん……」モグモグ
すみれ(千砂都は元に戻ったように見せかけてめちゃくちゃ距離が近いし)
恋「すみれさん!よろしければ今度我が家にいらっしゃいませんか?ま、まずはサヤさんに改めて紹介を……///」キュ
すみれ「いいけど……しょ、紹介?」
すみれ(恋は隙あらば手を握ってくるし、家に呼ぼうとするし)
かのん「ね、すみれちゃん……だ、大好きだからね///」コソ
すみれ「かのん、確かに私は毎日褒め称えてって言ったわよ」
すみれ(でも誰も耳元で囁けとは言ってないったら言ってない!!) 可可「まぁーったく仕方ないデスねすみれ、風邪引くなんてだらしないデス、すみれ」ピットリ
すみれ「そこまでねじ込まなくてもいいのよ、もはや語尾みたいになってるじゃない」
すみれ(可可に至っては距離近いどころかくっついてるし……!な、なんなのよったらなんなのよこの状況!?)
すみれ(あ、もしかして私に気を遣って……?それなら邪険にはできないけど、少し一人にさせてほしい……!)
すみれ「わ、私ちょっと飲み物買ってくるわね……何か飲みたい人いる?」ガタ
かのん「あ、じゃあ……」
千砂都「すみれちゃん私も行くよ、一緒にコーラにしよっ」ガタッ
すみれ「えっ」
恋「わ、私もちょうど喉が渇いたなと!」ガタッ
すみれ「ちょ……」 可可「こくこく……ぷはっ、クゥクゥも飲み切ってしまったのでついてってやりマス、すみれ」ガタッ
すみれ「さっきまで結構残ってなかった!?」
かのん「……!や、やっぱり私も行く!」ガタッ
すみれ「ぎゃ、ギャラ……」ヒクッ
「すみれちゃーん」
「すみれさん!」
「すみれちゃん!」
「すみれぇ」
すみれ「……とんでもないことになったわ」
完 1ヶ月くらい毎日更新楽しみにしてたSS、本当に面白かった 以上で完結です!めちゃくちゃ長引いてほんとすみませんでした、二度と書き溜めなしでスレ立てしません
保守や感想ありがとうございました! 完走乙
色んなカプがかけるのはありがたいからこれからも頼むぜ ちゃんと完結して偉い
更新ごとにちゃんと面白いのも偉い 6cƠᴗƠ∂ スバラシイエスエスノヒト....!!
最高でしたありがとうございました 乙デス!最高でした
毎日スレ確認をするくらい楽しめましたありがとう 乙
今月から読み始めたけど、面白くて一気に最新話まで読んじゃって、続きが待ち遠しいSSだったよ
ひと月半くらい?本当にお疲れ様でした!楽しかったです 素晴らしかった 素晴らしかった
クゥすみが好きだけど、すみれちゃんどのカプでもいけるんだよなあ 他の人も言ってるように更新のたびに上がるハードルを毎回クリアしてとても面白かった
勘違いの様子も心情描写もとても上手いと思う。また書いてください 個人的に今まで見たスーパースターSSの中で1番面白かった、ありがとう 乙 完結してくれて感謝
軽率なすみハーもっとやってくださいおながいします!! 最高です、ご馳走様です......
くぅすみてぇてぇ >>549
完走乙
気にすんな、面白かったから次も書き溜めなしでやってやれ とても素晴らしかったです!
ありがとうございました! これはスパスタSSの中でも屈指の名作
キャラそれぞれの心情に涙出ちゃった しまむらだな 覚えたわ
ぜひPixiv辺りにでも載せてくれ... 凄く良かった
この感じ推せそう!と思ってちさすみ探したら少なくて泣いたわ 更新を楽しみにしつつSS読むの楽しかったわ
是非また書いて欲しい 素晴らしい…完結してくれてよかった乙
すみハーにも色んなすみれカプにも可能性感じられたし是非また何か書いてくれ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています