侑「高咲さん無敵モード」
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「エマさん!」
エマ「〜♪」シャカシャカ♪
「エーマさーん」
エマ「ふんふふ〜ん♪」シャカシャカ♪
「おーい」ポンポン
エマ「ん?」
侑「えへへ〜」
エマ「なぁに?侑ちゃん」 侑「願いを叶えたまえ!」
エマ「……はぇ?」
侑「エマに願いを!」
エマ「???」
「エマさんごめんねぇ〜」スッ
侑「!」
歩夢「侑ちゃん、またいつもの発作が出ちゃったみたいで」
侑「あゆぴょん!巣にお帰り!」バッ
歩夢「……」 ムニッ
侑「いっ!?いひゃいいひゃいっ!!ご、ごえんあはいぃっ!」ギュッ
エマ「あ、あのぅ……」
歩夢「侑ちゃん。エマさん困ってるよ?」パッ
侑「うぅっ、ごめんねぇ」スリスリ
エマ「う、うぅん。」
エマ「それより、お願いが何とかって言ってなかった?」
侑「あ、そうそう!お願いがあるの」 エマ「わたしに?」
侑「そう。実はね?」
エマ「うん」
侑「わたし、一回でいいから──」
侑「本場の人と、アルプス一万尺を躍るのが夢だったの!」
エマ「……」
エマ「え?」 侑「ね?いいでしょ!?」
エマ「……それって、私に言ってるの?」
侑「うん!」
エマ「ほ、本場?」
侑「そう、本場!」
彼方「ん〜?」
愛「あはは、ゆうゆってホント面白いこと考えてるんだねぇ」
侑「お願い!1番だけでいいから!」パンッ
エマ「いや……でもぉ……」 果林「……」
しずく「ど、どうします?止めるなら今のうちですけど」
かすみ「なになに?どう言うこと?」
歩夢「え?ぇえ??」
せつ菜「んん……」スッスッ
せつ菜「あ"っ」
璃奈「りなちゃんボード[し〜ん]」 侑「ねぇ、だめ?」
エマ「うっ」
エマ「ぃ……いい、よっ?」
侑「ほんと!?」
エマ「……ハィ。」
侑「わいわーい♪」
エマ「っ……っっ」
エマ「じゃ、じゃあやろっか……?」
侑「うん♪」 「せーの!」
侑「あーるーぷーすいちまんじゃーく〜♪」パチッパチッ
エマ「こ、こ〜や〜り〜の〜ぅう〜え〜で〜……」ペチ…ペチ…
侑「あーるーぺーんーおーどーりーを〜♪」パチッパチッ
エマ「さ〜ぁ〜お〜ど〜り〜ま〜しょ〜……っ」ペチ…ペチ…
侑「ラーンラランランランランランラン♪ ラーンラランランランランラン♪」タンッタンッタンッタンッ
エマ「ら、らーんららんらんらんらんらんらん、らんらんらんらんらんっ……』タンッタンッタンッ 侑「ハイッ!」パチッ
エマ「っ」パチッ
侑「〜っ!」
侑「やったぁーっ!!人生でやりたかった事のベスト8位が叶ったよぉ!!」
エマ「あ、あはは……っ」
侑「エマさんありがとーっ!」モギュッ
エマ「ッッッ」 かすみ「???」
果林「ぇ……ほ、本当にどーするの?コレ」
しずく「……」スッ
果林「ちょっと!?しずくちゃ──」
しずく「呼び止めないで下さい、ヤンキーの演技しますよ?」
果林「!?」
せつ菜「わ、わたしもっ、そろそろ生徒会室に行こっかなぁ……っ」スッ ガシッ!
せつ菜「!!?」
果林「せつ菜……っ!」グッ
せつ菜「はっ、はひぃ……」
果林「貴方は、今日一日、絶対!何があっても優木せつ菜よ……っ!!」ググッ
せつ菜「ひいぃぃぃ……っ!!?」
璃奈「逃げちゃダメ。りなちゃんボード[通行止め]」
愛「んん?みんな、さっきからなんでそんなに慌ててるの?」
かすみ「そ、それが、かすみんにも全然分かんないんですぅ」 せつ菜「〜っ」
かすみ「あの、アレって何か問題でもあるんですか?」
せつ菜「そ、それがですね……」
愛「え?なになに?」
彼方「ん〜、あの曲ってたしかぁ〜」
彼方「アメリカの曲だった気がするなぁ〜」
かすみ「え"っ」
愛「あ〜」 歩夢「はぁ……、侑ちゃんってたま〜に変な勘違いしちゃうからなぁ」
かすみ「な、なんで誰も言わなかったんですか!?」
せつ菜「だってぇ……」
愛「ゆうゆ、メチャクチャ喜んじゃってるじゃん。どうする?」
かすみ「どうするもなにもっ!!最初にエマ先輩が言うべきだったんですよっ!!」
果林「……ご覧なさい。」
かすみ「へ?」 侑「あははは〜♪」
エマ「えへへへ〜……っ」
かすみ「なっ、泣きながら笑ってる……」
果林「ね?」
果林「あの状態のエマを責めるなんて、子犬でキャッチボールする様なものよ。」
かすみ「そのたとえ最低ですっ!!」
果林「いいわ!もっと責めなさいっ!!」
しずく(誰か助けて) せつ菜「と、とにかく!一刻も早く真実を伝えないと、侑さんがアッチコッチで恥を描く事になりますよ!?」
かすみ「それ以上にエマ先輩がかわいそうですっ!!」
愛「でもさぁー、コレ誰が伝えるの?因みに愛さんはヤだよ?」
歩夢「私もちょっと……」
せつ菜「うっ……な、なら!しずくさんがっ」スッ
しずく「上等だぁあああああああぁあっっっ!!!!!」
せつ菜「ひひいぃぃいぃぃぃぃっっっ!!?!?」 「ごっ、ごめんなさいっ!」
せつ菜「っ……っっ」ビクビクッ
しずく「ち、ちなみにですけど、ヤンキーってこんな感じで合ってますか?」
せつ菜「うぅ……し、知らないですぅ……」
璃奈「りなちゃんボード[夜露死苦]」
かすみ「二人とも何してるの!」
せつ菜「あっ!」
せつ菜「そ、そうですよ!かすみさんが言えばいいじゃないですか!」
かすみ「うっ!?か、かすみんはぁ……」チラッ
しずく「!」 かすみ「し、しず子が言うんだったらかすみんも」
しずく「──ッ」スゥ
かすみ「ごめんっ!!!もう言わないっ!!!」
せつ菜「しずくさんっ!!早く侑さんを止めなきゃ!」
しずく「す、すいませんっ、」チラッ
しずく「!」
果林「え?」
かすみ「そ、そうだ!」
果林「……は?」 「エマ。」
エマ「!」
果林「……」
エマ「か、果林ちゃん?」
果林「チェンジよ。ちょっと下がってて」
エマ「う、うんっ」
侑「ん?」
果林「……んんっ!」ゴホンッ
果林「あ〜。ゆ、侑?あのねっ、」
侑「果林さん?どうしたの?」 果林「えぇっと……よ、よぉーく聞いて欲しい話があるの。いい?」
侑「はい?」
果林「さっきの、あの曲のお話なんだけどっ」
侑「?」
果林「あ、アルプス一万尺ってね?実は……」
果林「アメリカの曲、なのっ。」
侑「」 果林「で、でね?」
侑「……」
果林「……あの、大丈夫?」
侑「……」
「──ぷっ、」
侑「アーッハッハッハッ!!」
果林「!?」
侑「やだなぁ果林さん!そんな訳ないじゃないですかー!」 果林「〜っ」
侑「……はぁ〜、今のボケすっごく面白かったですよ?」
果林「だ、だから!別にウケを狙った訳じゃなくて、アルプス一万尺って曲は本当n」
侑「もぉー!つまんない嘘付かないで下さいよぉ〜。お尻掴んでペンペンしますよ?」
果林「掴んでっ!!?」
かすみ「へ、変態っ」
せつ菜「み……みんなのっ、大好きをっ……尊重……ぅッ、」ガクガクッ 侑「大体あり得ないですって!」
侑「だって、アルプス山脈ってスイスとかイタリアとかを跨いでるんですよ?」
侑「それなのに、なんで全然関係のないアメリカの曲になっちゃうんですか?開拓精神ですか?」
果林「い、いや……それは……っ」
侑「あ、でもアメリカの人だったら、こやりじゃなくて子山羊の上で踊りそうですよねぇ。アハハ!大惨事だ!」
歩夢(あぁ、変なスイッチ入ったかも) 侑「そもそもですよ!?あの曲って29番まであるんです!」
侑「29番ですよ!?ロードだって半分もないのに!」
果林(アレって別々に出てる曲じゃ……)
侑「あんなの、スイスの人じゃないと絶対に覚えられませんよ!」
侑「だから、あの曲はスイスの曲なんです!分かってくれました!?」
果林「も、もうそれでいいわ……」
「良くありません!!」 果林「!」ビクッ
かすみ「〜ッッッ」
果林「か、かすみちゃん?」
かすみ「侑先輩!!」
侑「え!?は、はい!」
かすみ「もぉ〜我慢の限界ですっ!!今すぐ!スマホでアルプス一万尺の事を調べてください!」
侑「うっ……」
侑「そ、そんな必要ないよ!アレはスイスの曲!スイスの曲なの!」 かすみ「そんっなに言うのなら!今ここで調べたってなんの問題もないですよね!?ね!?」
侑「問題なんてないよ!」
侑「た、ただ問題なのは……私のスマホが今、板チョコになっちゃってるって事なのっ」
かすみ「問題あるじゃないですかっ!!」
侑「ち、違うのっ!!家から出るときに間違って持って来ちゃったみたいで……それで……」
かすみ「〜ッッッ」
侑「あ!で、でもコレ、Meijiになら繋がるかも……」スッ かすみ「かすみんが調べますっ!!」バッ
侑「!?」
かすみ「えっと、なになに〜?」
侑「ッッッ」
かすみ「アルプス一万尺はぁ?元々アメリカが発祥のきょk」
ガバッ!
かすみ「!?」
侑「んっ!!!」ブチュ-ッ!
かすみ「んんんんっっっ!!?!?」ムチュ-ッ! 果林「!!?!?」
璃奈「[error]」
せつ菜「はぁああああっっ///」
エマ「」
しずく「」
歩夢「……」
ムチュチュウゥゥゥゥゥゥゥッッ!!!!!
「──むはぁ!!!」バチュッ
「ぷぁっ!!?」プチュンッ かすみ「はふっ!ふぅっ……っ///」
「かすみちゃん」クイッ
かすみ「ひぃっ///」
侑「……アルプス一万尺はスイス。分かった?」
かすみ「は、はひぃ……っ、こやりでヨーデルしまひゅ……っ///」フラッ
バタッ
エマ「か、かすみちゃん!?」
璃奈「たぶん酸欠」 せつ菜「〜っ///」
しずく「……生徒会長。」
せつ菜「な、なんで急に役職で呼ぶんですか!?」
しずく「お願いします。この場を打開できるのは、もう生徒会長のお力しかないんです。何卒お願い奉ります」
せつ菜「奉らないで下さいっ!!あと!役職で呼ばないでっ!!」
果林「せつ菜、」
せつ菜「は、はい?」
果林「いえ、生徒会長。」
せつ菜「……」 「ゆ、侑さんっ」
侑「?」
せつ菜「っ」
侑「なぁに?せつ菜ちゃん」
せつ菜「あ、あのですね……っ」
侑「……」
せつ菜「実は……っ!!」
侑「……」
せつ菜「〜ッッッ」 せつ菜「あっ、アルプス一万尺って!!!!!!!!」バッ
ガバッ!
せつ菜「ホントはアメん──っ!!?」チュムッ
侑「んんっ!!」ムチュ---ッ!!!
せつ菜「んんんっ!!?んんんんんんんんっっっ!!!!!!!!!!」バタバタッ
果林「うわぁ……あ、あんなに思いっきり……っ」
エマ「あわわわわっっ///」
バタッ せつ菜「っ……っっ♡」ビクッビクッ
侑「ふぅ。」
侑「……次、だれ?」
果林「ひぃっ!!?」
璃奈「[❗]」
しずく「!?」
彼方「zzZ」
エマ「〜ッッッ」 侑「果林さん?」
果林「ッッッ」ブンブンッ
侑「璃奈ちゃん?」
璃奈「りな段ボール」ガバッ
エマ「〜っ」
しずく「ッッッ」
しずく(い、今のうちにっ!)スッ
「──しずくちゃん。」
しずく「ひぃっ!!?」ビクッ 侑「……」
しずく「あっ…ぅ……ゆ、ゆぅさん?」
侑「行かないでよ。寂しいじゃん」
しずく「えっ……」
しずく「い、いやいや!さっきいっぱいチューしてたでしょう!?」
侑「……足りないよ。」
果林「はあぁぁぁっ///」
歩夢「……」 しずく「た、足りないっ!!?足りないってなんですかっ!!?」
侑「足りないんだよ……」ユラァ
しずく「ひっ、ひいぃぃぃっ!!!」
侑「……」ザッザッ
しずく「いっ、いいんですか!!?それ以上近づいたらまたヤンキーの演技しますよっ!!?怖いですよっ!!?」
侑「……」ザッザッ
しずく「いぃいぃぃぃぃっ!!!」ブンブンッ ギュッ
しずく「…………へ?」
侑「……」
しずく「ゆ、ゆうさn」
侑「アルプス一万尺はスイス」ボソッ
しずく「!!?」
ムチュ!
しずく「んんんんんんんんんんんんんんんんっっっ!!?!?!?」チュ---ッ!!! バタッ
しずく「♡ッ……♡♡ッ」
侑「ふむっ」ペロッ
歩夢「……」
果林「お、終わりよっ……」
果林「虹ヶ咲スクールアイドル同好会は……高咲侑と性奴隷たちの会に成り下がるんだわ……っ」ガクガクッ
璃奈「明日から首輪生活か。りなちゃんボード[わんわん]」
エマ「か、果林ちゃあ〜んっ!」ギュッ 果林「……ん!?あれっ!?」
エマ「へ?」
果林「愛はっ!!?」
エマ「い、言われてみれば……」
璃奈「さっき帰った。りなちゃんボード[もんじゃ]」
果林「あ、あのマイペース女っ……ッ!!」
歩夢「……」
ザッ 果林「えっ!?」
璃奈「あっ」
エマ「歩夢ちゃん!?」
スタッ スタッ
侑「……」
ザッ!
歩夢「……」
侑「へぇ、もうあゆぴょんなんだ。」
歩夢「……ぴょんって言わないで、」 いいところで止まってて草。何ま言わないってことは規制入ったんか…… 侑「ふふ、昔からそうだったよ。」
歩夢「……」
侑「歩夢って、意外と頑固ってゆーか、頭が堅いよね。」
侑「そのクセ変に意地っ張りで、でもホントは凄く寂しがり屋で」
歩夢「……」
侑「もっと素直に言えばいいのにって、いつも思ってたよ」 侑「ま、そんなとこも好きなんだけどさ」
歩夢「……侑ちゃんさ、忘れちゃったの?」
侑「はい?」
歩夢「昔からそうだったじゃない。」
歩夢「私と本気でなにかを勝負して、侑ちゃんが勝ったことってただの一度も無いじゃない?」
侑「……」
歩夢「負けて悔しがってる侑ちゃんをヨシヨシするのが勝負後の決まりごとだった。そうでしょ?」 歩夢「……でも大丈夫。」
歩夢「今日もこの後、お家でいっぱいヨシヨシしてあげるから」
歩夢「"二人っきり"でね。」
侑「……」
侑「面白いこと言うんだね、」
侑「"あゆぴょん"」
歩夢「……」 ザッ
果林「ぇ……え!?」
歩夢「……」
侑「……」
果林「な、なんなの!?あなた達なにするつもりなの!!?」
エマ「ッッッ」
璃奈「っ」
歩夢「……」
侑「……」 スッ
歩夢「!」
侑「ねぇ、歩夢。」ボソッ
歩夢「な、なに?」
侑「……」ヒソヒソ
歩夢「……」
歩夢「──うっ!?」
バタッ
果林「!?」
璃奈「!」 侑「……」
エマ「あ、歩夢ちゃん!!?」ダッ
歩夢「ユウチャンユウチャンユウチャンユウチャンユウチャンユウチャンユウチャンユウチャンユウチャンユウチャンユウチャンユウチャン……♡♡♡♡♡っ///」
エマ「大丈夫!?しっかりs──」ベチョ
エマ「うっ!!?」
果林「かっ、顔中鼻血まみれ……っ!!」
璃奈「はい、ハンケチーフ」
侑「あゆぴょんはねぇ〜、昔からえっちぃのによわよわなんだよねぇ〜」ケラケラッ 侑「あとは、」
エマ「っ……ッッ」
侑「……」
果林「んっ!んっ!」クイックイッ
侑「?」
果林「んんっ!!」クイッ!
璃奈「あ、アッチの寝てる人……っ、」
彼方「zzZ」 侑「……あぁ、」
エマ「か、果林ちゃんっ!!?璃奈ちゃんまでっ!!」
果林「もはや自分が助かるので精一杯っ!」
璃奈「右に同じっ!」
侑「……」
彼方「zzZ」
侑「……」スッ 果林「うあっ///」
璃奈「[REC]」
侑「ん〜っ」ムチュ~
エマ「かっ……っ」
エマ「彼方ちゃん逃げてぇーっ!!」
彼方「んん……ムニャムニャ」
彼方「あうふすいひあんひゃくは〜、ふいふ〜」
侑「ッ」ビタッ 彼方「……zzZ」
侑「……」
侑「ふふ♪」ナデナデ
果林「な、なんて言ったの?」
璃奈「ナゾ」
エマ「〜っ」
「──さて、」
エマ「ひいっ!?」
果林「!!?」
璃奈「り、りなちゃんアイテム[段ボール]!」ガバッ 侑「残るは、貴方たちだけだよ?」
侑「朝香果林さん。」
果林「っ……っっ」ガタガタッ
侑「天王寺璃奈ちゃん。」
璃奈「り、りな段ボード![中身は山田花子です]」
侑「そして──」
侑「エマ・ヴェルデさん。」
エマ「〜ッッッ」 エマ「ゆ、侑ちゃんもうやめてっ!!!」
侑「……」
エマ「悪いのは私なのっ、最初にちゃんと私が伝えてれば……っ!」
侑「なに言ってるの?違うよ」
侑「アルプス一万尺はスイス。エマさんの国の曲じゃない。ね?」
エマ「ッッッ」
侑「素敵な曲だよねぇ。だってスイスの曲なんだもん♪そうだよぉ」
エマ「うっ……うぅ……っ!」 エマ「ぅぅうううっ!!侑ちゃんっ!!!」ガシッ
侑「!?」
エマ「アルプス一万尺はねっ!?アメリカの曲なのっ!!!」
「私の国の曲じゃないのっ!!!」
侑「……」
エマ「だっ、だから……ねっ?」 ガバッ!
エマ「!?」
侑「ウゥゥゥッ!!!」グィ-ッ!
エマ「んいぃぃぃぃっ!!ち、チューしないっ!!!チューしないからぁ!!!」グググッ
侑「んむむむむうぅぅぅぅっっ!!!!」ギュ-ッ
エマ「か、果林ちゃん助けてぇえええっ!!!」
果林「えっ……えま……っ」ガクガクッ
璃奈「[ガタガタガタッ]」 侑「んんーっ!!チュゥウウウウウッッッ!!!!!」ギギギッ
エマ「にぃいぃいいいいいいいっっ!!!!」グイィィィッ
ガツッ
エマ「うわっ!!?」
侑「んんっ!!?」
ゴチンッ!!!
エマ「いたっ!!!」
侑「うっ!!」 ドテッ
果林「!?」
璃奈「はわわわっ!」
エマ「いっ……たたたっ……っ!」
果林「え、エマっ!」バッ
エマ「〜っ」
果林「大丈夫なの!?凄い音したわよ!?」
エマ「うぅ……わ、私は大丈夫っ」
エマ「そ、それより侑ちゃんは!?」
果林「あっ」 侑「」
エマ「ゆ、侑ちゃん!?」
璃奈「気絶してるみたい」ツンツン
侑「」
果林「ちょ、ちょっと!?」
エマ「ッッッ」
「……ん、」
璃奈「あ、起きた」 侑「んぁ……璃奈ちゃん……?」
果林「アナタ平気なの!?痛くない!?」
侑「んん、なんか……おでこがジンジンする……」
璃奈「……」スッ
侑「ん」サラッ
璃奈「……ちょっと赤くなってる。」
侑「え?なんで?」
璃奈「は?」
エマ「ゆ、侑ちゃん?」
侑「てゆーか──」 侑「みんな、何してるの?」
果林「……」
璃奈「……」
エマ「あ、あはは……」
彼方「zzZ」
………………
………
… 「お疲れ様ーっ!」
侑「今日もいい感じだったねぇー!」
彼方「ふあ〜ぁ。彼方ちゃん疲れちゃったよぉ〜」フニャ
愛「あはは、ゆうゆは一番ハッスルしてたねぇ」
璃奈「もんじゃ食べに行った人……」ヒソヒソ
果林「一人でさっさと帰った人……」ヒソヒソ
愛「?」
エマ「二人とも!めっ!」 せつ菜「……」
かすみ「……」
しずく「……」
歩夢「〜っ///」モジモジ
侑「……てゆーか、」
侑「あの4人さ、練習中ずぅーっとうわの空だったよね?」
エマ「うっ!」
侑「歩夢はな〜んかモジモジしてばっかだし、何かあったのかなぁ」 エマ「だ、大丈夫だよっ。きっと疲れてるだけだからさ?」
侑「う〜ん。でも、歩夢なんて授業中もこんな感じだったけど」
エマ「た、たぶん、深夜アニメでも見てて寝不足なんだと思うよ?」
侑「エッチなやつかな?」
エマ「ゆ、侑ちゃん!?」
果林「(……ねぇ、)」コソ
璃奈「(うん?)」コソ 果林「(コレ、やっぱり覚えてない感じなのかしら?)」ヒソヒソ
璃奈「(どうだろ……もしかしたら、あの人なりのそう言う罠なのかも)」ヒソヒソ
果林「(そ、そう言う罠!?どーゆー罠!?)」ヒソヒソ
璃奈「(油断させて、後ろからいきなり私たちの事を……メコッ、て。)」ヒソヒソ
果林「(メコッ!!?私たちメコってなるのっ!!?チューじゃなくて!!?)」ヒソヒソ
璃奈「(もしくはドスッ)」ヒソヒソ
果林「(ひいぃぃぃぃっ!!!だ、打撃音ばっかりいぃぃぃっ……っ!!)」ヒソヒソ 侑「ねぇねぇ」
歩夢「///」
侑「歩夢ったら〜」グイグイ
歩夢「──ハッ!?」
愛「……」スッスッ
愛「あ、ゆうゆ。」
侑「なに?」
愛「昨日言ってたヤツなんだけど、」
愛「アルプス一万尺って、オランダ由来の曲かも知れないんだってさ。」
侑「」 エマ「あ"っ」
しずく「!」ハッ
せつ菜「!?」ビクッ
かすみ「んぁ!?」ガバッ
璃奈「愛さん……」
侑「……」
愛「え?なに?」
ガバッ!
侑「んっ!!!」ムチュ-ッ!!!
愛「んっ!!?んんんんんんんんんっっっ!!?!?!?」 バタッ
愛「〜ッ♡」ピクピクッ
エマ「ゆ、侑ちゃ……っ」
歩夢「うぁ……」
果林「また!?」
璃奈「〜っ」
侑「ふぅ」
侑「……次。」 しずく「私帰りますっ!!!」ダッ
かすみ「しず子待ってぇ!!」ザッ
せつ菜「わ、わたしもっ!!」ガタッ
果林「お疲れ様でしたっ!!」ガタッ
エマ「も、もうヤダよぉ!!」ガガッ
歩夢「ゆ、侑ちゃん落ち着いてっ」スッ
璃奈「りなちゃんボード[撤退]」バッ
ガンッ!!
「ちょっ!?これじゃ通れないですよっ!」「年功序列よっ!まず私を通しなさい!」「嫌です!またヤンキーの真似しますよ!?」「うぐぐっ、りなちゃんボードがっ……」「り、璃奈ちゃん引っ張らないでぇ〜っ!」「せまい!せまいからぁ!」「待って待って!押さないでっ!」「早くして下さい!なんか後ろから気配がっ!」 ユラァ…
『!!?』
侑「……」
果林「ひっ!か、かすみちゃ〜んっ」ギュッ
かすみ「果林せんぱぁ〜いっ!」ムギュ
歩夢「ゆ、侑ちゃんっ、お願いだから落ち着いて……ね?」
侑「……」
しずく「そ、それいけ生徒会長!」
せつ菜「ヤンキー!ヤンキーの真似!」
璃奈「あわわっ、り、りなちゃんボード[110]」 侑「……」
エマ「ゆっ……侑、ちゃん?」
侑「……なに、」
エマ「あ、アルプス一万尺はねっ?すっ、す……っ、」
侑「……」
エマ「ッッッ」
エマ「…………す、スイス……だよっ?」
侑「……」
侑「……」ニコッ ガバッ!!!
侑「んんっ!!!」ムチュチュッ!!!
エマ「んっ!!?んんんんっっ!!?!?」バタバタッ!!!
バタンッ
エマ「っ///……っっ♡」
侑「美味しい。スイスの味がする。」ペロッ
かすみ「え、エマせんぱい……っ」
しずく「〜っ」
歩夢「ゆ、侑ちゃん……っ」
せつ菜「ひぃいぃぃぃぃっ!!」 侑「ふふふ、」
ガチャ
侑「!」
タッタッタッタッ……
侑「……」
侑「……逃げられると思ったんだ。」
侑「うっふっふっふ♡」 タッタッタッタッ
果林「……ふぅ、なんとか外に出られたわね。」
璃奈「果林さんやったよ、私たちだけ助かった。」
果林「璃奈ちゃんいい仕事よ。素晴らしいタイミングだったわ」
璃奈「段ボールはみんなの味方。潜入隠蔽なんでもござれ。」
果林「えぇ。中に隠れて後ろからそのまま教室の外に出らたんだもの、最高のアイテムね!」 璃奈「それより、明日からどうしよう?」
果林「大丈夫よ。」
果林「あの子の事だから、どーせ明日になったらまた忘れてるわ」
果林「そしたら、もう二度とあの曲の話題は出さない様にしましょう?」
璃奈「うん。今日は帰って闇鍋パーティーしよう」
果林「そうね、訳わかんない物いっぱい入れて楽しみましょ。」
\「アッハッハッハッ!」/ ……ッタッタッダッダッダッダッダッダッダッダッ
果林「えっ」
ダッダッダッダッ ダッ ダッ ダッ ダッッッ!!!!!!!!
璃奈「ひっ!?」
ガバッ!!!
侑「んっっっ!!!!!!!!!」ムチュッ!
『んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんっっっっっ!!?!?!?!!?!?!?』 一番大切な人とのキスシーンがないのは不公平だよキスシーンの追加を要求する@ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています