曜「メイドカフェに行くよ!」海未「行きます!」善子「行くわよ!」
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曜「ここが、噂の美少女系メイドカフェ……」
海未「ほんわか美少女が優しく私たちを癒してくれるという……」
善子「癒し、もしかして天使……?」
曜(メイドさんに囲まれるハーレム空間とかできちゃったりして……)
海未(ここに来れば念願の可愛い彼女が……!!)
善子(従順なリトルデーモンと巡り合える千載一遇のチャンスかも!!)
曜「……」ワクワク
海未「……」ソワソワ
善子「……」ウキウキ
曜「よーし二人とも!準備はいい?」
うみよし「おおーっ!」
曜「いくよ!お願いしまーす!」ガチャッ!
梨子「あら、いらっしゃい!うふふっ♡♡」
曜「……」クルッ
海未「……」クルッ
善子「……」クルッ 曜「ちょっ、ちょっと何アレ!!ガチレズがいるなんて聞いてないんだけど!!」
海未「ガチレズだなんて聞いてません!!」
善子「聞いてないわよ!!」
海未「曜!!聞いてた話と違います!!もっとソフトでふんわりとした雰囲気のお店じゃなかったのですか!!?」
善子「これじゃあ私たちの方が喰われちゃう!!」
海未「彼女を作るどころの騒ぎじゃありません!!どうなっているのですか、曜!!?」
曜「それはこっちが聞きたいよ!!もっと萌え萌えな感じを想像してたのに〜っ!!」
よううみよし「ぐぬぬ〜!!」
かすみ「……あれ?三人とも、こんなところで何してるんです?」 曜「あ、かすみちゃん!!あのねあのね!!聞いてよ!!私たちゆるふわ系メイドカフェに行こうと思ってたんだけどさ!!」
海未「店員の方がひどいんです!!」
善子「癒し系って感じじゃ全然ないのよ!!もうガチレズなんだから!!ガチレズ!!」
かすみ「がちれず……?」
ソーッ
梨子「んもう、最近のお客様はすーぐ帰っちゃうんだから。ほんっと意気地なしよね〜……」プンプン
かすみ「あぁ〜……」
曜「ね!!わかるでしょ!!?」
かすみ「確かにあれは本物ですね。顔がもう既にレズって感じですし……」
善子「でしょ!!?」
曜「かすみちゃんどうにかして!!」
かすみ「嫌ですよ。かすみんメイドカフェなんて全然興味ありませんし。かすみんはここで待って……」
梨子「……あら?こんなところにいたの?」
よううみよし「ひぃっ!?」
梨子「うふふっ、最近の若い娘はシャイなんだからっ♡ほーら、こっちにおいで〜♡」ガシッ!
曜「あっ!レズはいやっ!助けて〜っ!!」ズルズル
海未「本物なのは望んでません!!もっとソフトな感じのがいいです〜!!」ズルズル
善子「いやーっ!レズに犯される!!めちゃくちゃにされるーっ!!」ズルズル
かすみ「が、頑張ってください……」 曜「……」
海未「……」
善子「……」
曜「ちょっと!!どうしてこうなるのさ!!」
海未「曜が全部悪いんです!!ろくに下調べもしないで!!」
善子「そんなんだから悪いガチレズに騙されるのよ!!」
曜「あーっ!!すぐそうやって他人のせいにする!!海未ちゃんも善子ちゃんもノリノリだったくせに!!」
海未「私は曜に騙されてついてきただけですから!!」
善子「そうよ!!こっちはただの付き添いなの!!」
曜「よく言うよ!!二人とも服装ばっちりキメてきてるくせに!!彼女作る気満々で!!」
海未「それはそれ、これはこれです!!一緒にしないでください!!」
善子「そーよそーよ!!曜だってちゃんと勝負服選んできてるじゃない!!おあいこよ!!おあいこ!!」
よううみよし「ぐぬぬ〜っ!!」
梨子「んもう、お客様?目の前でそんなにイジワル言われちゃうとりこっぴーも傷ついちゃうわよ?女の子には優しくしないとだめだぞっ♡♡きゃるん♪」
曜「いえガチレズは女の子じゃないので大丈夫です」
海未「ガチレズに人権はありません」
善子「ガチレズは迫害されて当然よ」
梨子「あなたたち初対面の人によくそこまで酷いこと言えるわね。仕事じゃなかったら手が出てたと思うわよ」 海未「だいたい曜は嘘つきです!!私、癒し系のゆるふわメイドがいると言うからついてきたんですよ!!」
善子「そうよそうよ!!あの有名なことりさんがいるって言うからはるばるやって来たんだわ!!」
梨子「え、ことりさん?」
海未「知ってるんですか!!?」
梨子「ええ、まあ……だってことりちゃんもこのお店の従業員だもん。今はちょうど休憩中だけど」
善子「なんですって!!?」
曜「ほーらやっぱり!!私の言った通りじゃん!!」
梨子「あ、そう言えばちょうど一枚だけことりちゃんの紹介チケットが……」ピラッ
よううみよし「!!?」 曜「それちょうだい!!」
海未「私のものです!!」
善子「絶対に譲らないんだから!!」
梨子「ダメに決まってるわよ。だってあなたたち私に酷いことばっか言うんだもん」
よううみよし「うむむ……」
梨子「けど〜……もし私と楽しく遊んでくれるのなら、誰かにプレゼントしちゃおっかなぁ〜♡」チラッ
よううみよし「ほんとに!!?」ガタッ!
梨子「ええ。まあもちろん一枚だけだから、一番気に入った人にだけ特別に……」
海未「あなたの忠実なる下僕ですよ、姫」シュタッ!
曜「犬とお呼び下さい」シュタッ!
善子「やっぱりちゃんと犯されに参りました」シュタッ!
梨子「やーん、可愛い女の子三人に求婚されちゃうなんて困っちゃう〜♡♡」 梨子「うふふっ、それじゃあ何して遊びましょっか?貝合わせ??亀甲縛り??」
うみよし「……」
善子「ちょっと!!アイツさらっとヤバいこと言ってくるんだけど!!」
海未「遊びの内容が過激すぎます!!」
善子「曜が責任取って身体を張るべきだわ!!私たち騙されてここに来てるんだから!!」
海未「そうですそうです!!」
善子「そしてチケットはこのヨハネがいただくわよ!!」
海未「あ、ズルいです!!私だってことりと戯れたいのに!!」
善子「私だってメイドさんとラブラブしたいわよ!!」
海未「私に譲って下さい!!一枚しかない以上、ここは年長者である
曜「待って二人とも」
うみよし「えっ?」
曜「二人とも落ち着いて、私たちの間で争ってても仕方ないよ」 曜「やっぱりここは三人で協力し合うべきだと思う。自分だけいい思いをしようってのは良くないもん」
海未「でもどうするんですか?」
善子「そうよ、チケットは一枚だけって言ってたんじゃない」
曜「確かに今あるチケットはことりちゃんの一枚だけ。でも可愛いメイドさんはことりちゃん以外にもまだまだいるって可能性もあるよね」
うみよし「……」
曜「ガチレズだからって差別するのは良くないよ。私たちの好みには全く合わないかもだけど、仲良くすればまた新しい繋がりが生まれるのかもしれないし……今はぐっと我慢の時期なんじゃないかな?」
海未「なるほど……」
善子「昨日の敵は今日の友ってことね!」
曜「そういうこと!痛みだって苦しみだって三人で分かち合えば怖くない!!今、この瞬間の頑張りが!いつかはハーレムを創り出すのかもしれないってこと!」
うみよし「おぉ〜!!」
曜「よーしそれじゃあ二人とも!私たち三人の夢に向かって!えいえい〜……」
よううみよし「お〜!!!」 曜「わーい!ことりちゃんことりちゃん!萌え萌えきゅんやって〜!!」
ことり「えぇ〜?ワガママなご主人様は、めっ!ですよ〜?」
曜「いいじゃんいいじゃーん!」
ことり「しょうがないなぁ〜、それでは〜……ことりのハート、受け取って下さい♡きゅん♡」
曜「くぅ〜っ!!か〜わ〜い〜い〜!!」バタバタ!!
梨子「それじゃ、あなたたち二人が私の相手をしてくれるってことでいいのね。よろしくねっ♡♡」
海未「……」
善子「……」 海未「納得いきません!!」
善子「納得いかないわよ!!」
海未「どうして曜だけことりと戯れているのですか!!」
善子「そーよそーよ!!私もあっちのメイドさんがいい!!こっちのガチレズじゃなくて!!」
梨子「もうっ、そんな悲しいこと言われちゃうとさすがにりこっぴーも泣いちゃうぞー?」シクシク
海未「だいたい協力って話はどこ行ったんですか!!三人で一緒に夢に向かって頑張るって話はどこに!!?」
善子「そーよそーよ!!一人だけいい思いをしようだなんて許せないんだから!!」
海未「抜け駆けなんて許せません!!今すぐ私と代わるべきです!!」
善子「ちょっと!?次はヨハネの番なんだからっ!!」
梨子(ってか全く聞いてないし……)
善子「かくなる上は……」
海未「何かいい案があるのですか!?」
善子「任せて!とっておきの作戦があるんだから!!」シュタッ! 曜「ねえねえことりちゃん!もう一回!もう一回だけ!!」
ことり「え〜?もうっ、本当に曜ちゃんってば……」
善子「あーっ!!そう言えば曜!!アレ忘れてるんじゃない?アレ!!」
ことり「あれ?」
善子「彼女!!あんた女の子待たせてるんじゃなかったの?」
海未「!?」
曜(んなっ!?)
梨子「女の子……?」
海未(こっ、これはまさか!!?こういう系のお店では御法度なことが暗黙の了解であるという!!?)
海未(ホントはこいつ別に彼女いるんですよ大作戦!!しかも真っ赤な嘘っぱちというおまけ付き、ですか……!!) 海未(まさに外道!!嘘をかぶせてまで他人の幸せを壊そうとするなんて!!ですがそんなあなたが本当に格好いいですよ、善子!!)
曜「や、やだなぁ善子ちゃん。私、別に彼女なんて……」ヒラヒラ
善子「いるわよ!ほら!」グイッ!
かすみ「わあっ!?あ、あはは……」
曜「かすみちゃん!?」
ことり「知り合いなの?」
曜「あ、や、知り合いは知り合いだけど、そんなに特別な関係ってわけじゃ……」
善子「特別な関係よね!!?」
かすみ「え?ええ、まあ、一応知り合いよりは上っていうか、誠に遺憾ながら知り合ってしまったというか……」
かすみ(別にかすみん曜先輩なんかの恋人じゃないんですけど。ってかこんなクズどもの恋人なんてこっちの方から願い下げですし。死んでもお断りです)
善子「ねっ?ほら!!」
梨子「ふーん……」
ことり「そっか、曜ちゃんってば浮気目的でこういうお店使ってるんだね〜。うんうん、そういう時もあるよ」
曜「ち、違うからっ!!私はそんな不埒な子じゃないんだってば〜!!!」 曜「ちょっと善子ちゃん!!どういうつもり!!?私がせっかくことりちゃんと仲良くお話してたんだから邪魔しないで!!」
善子「うるさーいっ!!抜け駆けするのが悪いのよ!!」
海未「そうです!!自分だけいい思いをするだなんて許せません!!」
曜「だから二人にはちゃんと後でチャンスをあげるって言ってんじゃん!!二人が上手くガチレズを丸め込めたらの話だけど!!」
善子「そんなチャンスいらない!!今すぐ可愛いメイドさんとお話できる権利が欲しい!!」
海未「もう私たちは騙されませんからね、曜!!」
よううみよし「ぐぬぬ〜!!!」
かすみ「はぁ……」 海未「そうです!私たちで決められないんだったらメイドさんの方に選んでもらえばいいんですよ!!」
善子「そうよ!!それがいいわ!!」
曜「えっ!?」
海未「二人とも、曜なんかより私とお話したいですよね?」
善子「恋人がいるくせにメイドさんを喰いに来たこんなクズ女、出禁にしたっていいレベルだもの!!」
曜「ちょ、ちょっと二人とも!!それはズルいって!!」
曜「ってか別に彼女持ちじゃないし!!それに二人だってすぐ女の子のおっぱいの大きさ最強議論始めちゃうくらいにはクズ………もがっ!?」
善子「ちょっと曜!!メイドさんの思考の邪魔だから黙ってなさい!!」ガバッ!!
曜「もふぁふぁ〜!!」ジタバタ!!
海未「さあことり!!選んでください!!私たち三人で、誰が一番魅力的かを!!」
ことり「う〜ん……」
海未「いいんですよことり!!遠慮なんてしなくても!!曜みたいな浮気性の不届きものなんて、もはや客として……」
ことり「ううん海未ちゃん。そんなことはないよ」
うみよし「……え?」 ことり「わたしたちメイドにとって、お客様はみーんな大切なご主人様なの。たとえどんな事情があったとしても、みんなに平等におもてなしをしなくちゃなんだよ?」
ことり「だからお客様じゃないとかそんなことを思っちゃダメ。いくら曜ちゃんが浮気性のダメダメさんだったとしても、心を込めておもてなしをすることが私たちの使命なの。わかった?」
海未「そんなぁ……」
善子「ぐぬぬ……」
曜「か、神……!!神メイド!!」ウルウル
ことり「あ、でも浮気プレイとかそういう系は梨子ちゃんが専門だからおもてなしはそっちにお任せするね」
梨子「ええ。たくさんおもてなししてア・ゲ・ル♡」
海未「ですって。良かったですね、専門の人に相手をしてもらえて」
善子「そうね。わざわざ本当の自分をさらけ出した甲斐があったってものよね」
梨子「ほーら、こっち来て?沢山楽しいことして遊びましょ♡♡」
曜「ふぇっ!?あ、やだっ!!鬼!!悪魔!!人殺し〜!!!」ジタバタ 曜「ちょ、ちょっと!!やっぱりこんなのおかしいって!!」
善子「なによ、公正な議論を経て決まったことに文句を言わないでちょうだい」
海未「そうですよ、曜。あんまり駄々をこねるのもみっともないですよ」
曜「だって明らかにおかしいってこんなの!!えっと……あ、そうだ!!ほら!!さっきことりちゃんは平等なおもてなしが大切って言ってたけど!!こんなの全然平等じゃない!!私だけガチレズが相手だって」
ことり「う〜ん……」
善子「見苦しいわよ。この期に及んで助かろうだなんて」
海未「何を言っても無駄です。所詮は負け犬の遠吠えですね。」
曜「そんなぁ〜!!私だってことりちゃんと!
梨子「あ、だったらこういうのはどう?」 梨子「今からこの6人でゲームをやって、それで勝った人から順に好きなメイドさんを指名できる権利をあげるの。それなら問題ないでしょ、ことりちゃん?」
ことり「うん。ことりは大丈夫だよ」
かすみ「あの……6人ってことはかすみんもですか?」
梨子「みんなでやった方が楽しいかなって思ったんだけど、ダメかな?」
かすみ「い、いえ、ダメってわけじゃないんですけど……」チラリ
よううみよし「……」
梨子「さっきたまたまね、お店の奥でUNO見つけたんだ。どうせなら大人数でやりたいなって思ったの」
ことり「わぁ〜、面白そう!」
善子「ゲーム……」
曜「UNO、か……」
海未「ほう……」
よううみよし「……」
善子「確認だけど、勝った人が好きな人を指名できるってことで問題ないのよね」
梨子「うん。でももし私やことりちゃんが勝ったら、ちゃんと言うこと聞いてもらうからね」
よううみよし「……」 ことり「ウノ!あと一枚だよ!」
梨子「わっ!ことりちゃん早い!これなら……」
曜「ふっふっふー、それはどうかな?」
梨子「え?」
曜「海未ちゃん!」
海未「はい!いきます!」
ペチッ!
海未「ワイルドカード!赤です!!」
ことり「ふえっ!?」
梨子「また色替え?」
ことり「そんなぁ、せっかくことりのカード緑色だったのにぃ〜……」
善子「残念ね!一枚引きなさい!」
海未「ルールですよ!!ことり!!」
ことり「うぇ〜ん……」 梨子「ねえ、海未ちゃんまた色替え?さっきからことりちゃんの妨害ばっかしすぎじゃない?」
海未「気のせいです!私も一番になるために必死なんですよ!!」
善子「そーよそーよ!!こっちが何のカードを使おうが勝手でしょう!?ルール違反もしてないんだし!!」
曜「文句は一位になってから言ってよね!!」
梨子「……」
善子(……そう。このUNOというゲームは、構造上人数が多い方が圧倒的に有利なんだから)
曜(あっちは二人、こっちはかすみちゃんを含めれば四人。人数差は圧倒的有利!これを上手く使えば!いける!!)
海未(いけます!!私たちで上手く連携さえすれば、勝利はもらったも同然!!)
曜「そしたら……」
海未「ことりと……」
善子「ヨハネの夢が……」
曜(憧れのメイドさんと二人っきり、ラッキースケベし放題でありますなぁ……♡)
海未(ことりのことを独り占め、どんな命令も言いたい放題です……♡)
善子(ハーレム、天国、ヨハネの地球大侵略計画が、また一つ……♡)
よううみよし「ふふふ……」ニタニタ
かすみ(うっわ、こいつらまた絶対下らないこと考えてる……) 曜「よし!今度は私がウノ!あと一枚!」ペチッ!
梨子「!?」
ことり「大丈夫だよ梨子ちゃん!ことり、さっき色替えのカード……」
海未「待って下さい!その前に私のターンです!」
曜「お願い海未ちゃん!」
海未「はい!!いきますよ!!スキップ!!これでことりの番は強制パスです!!」
ことり「ふぇっ!?り、梨子ちゃん!代わりにお願い!!」
梨子「ええっ!?けど、私……色替えのやつ、持ってない……」 梨子「じゃあ、赤の2で……」
海未「かすみ!善子!!後は託しました!!」
かすみ「はいはい。かすみんは何もしませんよ」
曜「善子ちゃんお願い!!」
善子「承知!」
海未「お願いです善子!!私の希望、繋げて下さい!!」
善子「もちろんよ!見てなさい!邪に染め上げるカラーチェンジ!色替えの………」
曜「いっけー!!」
善子「ドロー4!!!」ペチン!!!
曜「……え?」 善子「はい!!次は曜の番ね!!」
海未「ルールはルールです!!まずは4枚引いて下さい!!」
曜「ちょっと!!?連携するって流れじゃなかったの!!?」
善子「何がよ!!私が一番になるためにはアンタにも沈んでもらわなくちゃなんだからね!!」
海未「そうです!!抜け駆けなんて許せません!!」
曜「ぐぬぬ〜!!!」
かすみ「……」
かすみ(こいつらの頭の中には協力という単語は載ってないんでしょうか……?) ことり「あっ、私あがり!」
梨子「私も!二番♪」
よううみよし「!!?」
曜「ちょっと二人とも!!二人が邪魔ばっかするから負けちゃったじゃん!!」
海未「それはこっちの台詞です!!さっきドロー2こっちに投げて来たでしょう!!?」
曜「そっちが先にケンカ売ってきたんじゃん!!」
海未「ケンカを売ったのは私じゃなくて善子ですよ!!」
善子「他人のせいにするなぁ!!さっきはあんなにはしゃいでた癖に!!」
よううみよし「ぐぬぬ〜!!!」
かすみ「三人ともパスですか?じゃあかすみんが三着ということで……」 梨子「ふぅ〜。というわけでこの勝負、私たちの勝ちってことね」
ことり「ね〜、面白かった〜!そうだ、もう一回やらない?」
善子「えっ!?」
海未「いいんですか!!?」
ことり「うん、いいよ。もちろん勝負に勝ったらって言うのも……」
梨子「ちょっとことりちゃん?」
ことり「どうかしたの?」
梨子「あの三人調子に乗らせちゃうと……」ヒソヒソ
ことり「え〜?でもさ〜……」ヒソヒソ
梨子「……」ヒソヒソ
曜「……」 ことり「あ、ごめんね。待ってて、今カード配り直しちゃうから……」
曜「あ、いえ。結構です。私たちこれでおいとまするので」
梨子「えっ?」
ことり「いいの?」
曜「はい。お代はここに……」
善子「ちょっと曜!?」
海未「どういうことです!!?」
曜「ほら海未ちゃん、善子ちゃん、かすみちゃん。今日はもう帰ろっか」テクテク
海未「あっ、こら待ちなさい!曜!!」テテッ!
善子「待ってぇ!!置いてかないで〜!!」
かすみ「……?」 曜「……」トボトボ
海未「曜、何かあったのですか?さっきから妙に落ち込んでますが」
善子「そうよ。さっきの店員さんに対するそっけない態度、ちゃんと説明しなさいよ」
曜「……ねえ、二人とも。怒らないで聞いて欲しいんだけどさ」
曜「さっきの二人、私たち三人のこと……」
ことり『え〜?でもさ〜、あの三人ってなんか〜……』
ことり『ちょっぴり面白くない?ほら、童貞さんって感じがして』
梨子『童貞……ぷっ、確かにそうね。いかにもって感じだし』
ことり『ね〜!』
梨子『ね〜!』
曜「……だって」
よううみよし「……」 よううみよし「……」
善子「……むきーっ!!」
海未「だ、誰がバキバキの童貞ですか!!?たっ、確かに経験人数はまだですが……」
善子「だからって童貞みたいは酷い!!ってかガチレズだけには言われたくない!!」
曜「そーだそーだ!!偏見はやめろー!!差別をするなー!!」
よううみよし「童貞差別はんたーい!!童貞差別はんたーい!!」
かすみ「……」 曜「あーもう怒った!!怒ったもん!!今日はやけ食いしてやるっ!!」
海未「その意気です!!二度と私たちのことを馬鹿に出来ないくらい、完膚なきまでに見返してやります!!」
善子「今夜はパーッと騒ぐわよ!!」
よううみよし「おおーっ!!!」
曜「そうと決まれば!!ほーらかすみちゃんも!!行くよ!!」
かすみ「はぁ、全くほんとにしょうがないですね〜。かすみんも少しは慰め……」
曜「あ、言っとくけどここから先はお代全部かすみちゃん持ちだから」
かすみ「え?」
善子「だってしょうがないじゃない。さっきのお店でバイト代全部使い果たしちゃったんだもの」
海未「一文無しには支払いは出来ません。立て替えておいてくださいね、かすみ」
かすみ「えっ!?ちょ、ちょっと!!?かすみんはあなたたちのお財布じゃないんですってばぁ〜!!」 乙
面白かった
あと欲を言えば梨子ちゃんに犯される3人のパターンでも見てみたい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています