【超短編】あいぽむと女神
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歩夢「愛ちゃん今週の土曜日、バスケ部の助っ人に出るんだよね?私応援しに行ってもいい?」
愛「もちろんだよー!でもいいの?ここ最近アタシが出る試合に毎回顔出してるけど...無理に付き合わなくてもいいんだぞ?」
歩夢「無理なんてしてないよ。私、愛ちゃんが頑張ってるところ見るの大好きだもん」
愛「...ッ////そ、それならいいんだけどさ!愛さんめっちゃ頑張るからいっぱい応援してね!」
歩夢「うんっ!」 土曜日
体育館前
歩夢「んー、愛ちゃんはどこかな」キョロキョロ
愛「あーゆむっ♡」
ピトッ
歩夢「きゃあっ」
愛「えっへへー、相変わらずいい反応する♡」
歩夢「首根っこに氷当てるの禁止!!///」
愛「ごめんごめん」
歩夢「もーっ!」 歩夢「愛ちゃん、今日もレモンの蜂蜜漬けを持ってきたから空いた時間に食べてね」
愛「うん!いつもありがと!」
歩夢「後は汗を拭くタオルと着替えと───」
愛「毎回こんなに用意してくれるなんて、本当に歩夢には助かってるよ」
歩夢「だって私にはこんなことしか出来ないから」
愛「十分すぎる位だよ」ギュッ
歩夢「わ」 愛「今日も頑張るから、歩夢成分摂取させてね」
歩夢「効果はあるの...?」
愛「えっとねー...試合に絶対勝てる効果──かな!」
歩夢「ふふ、そっか♪」
バスケ部1「宮下さーん、そろそろコート入るよー」
バスケ部2「あ、今日も女神様が居るじゃん!」
歩夢「...女神様?それって誰のことなの愛ちゃん」
愛「...」
歩夢「愛ちゃん?」 バスケ部2「女神様って言うのは上原の事だよ」
歩夢「...へ?」
愛「も、もういいでしょその話は!///」
歩夢「どうして私なんかが女神様なんて大それた名前...」
バスケ部1「上原さんが応援に来ると必ずその試合には勝てるんだよ。まさに勝利の女神様!」
バスケ部2「ま、それだけじゃなくてもう一つ理由があるんだけどねー?」ニヤー
歩夢「もう一つ...?」
愛「歩夢、そろそろ試合始まるから───」
バスケ部1「もう一つの理由は宮下さんにとって上原さんは女神様だからだよ!」
歩夢「愛ちゃんにとって私が...」チラッ
愛「...///」 愛「ふ、二人が言ってることはあんまり気にしなくていいからねっ///」
歩夢「私のどこら辺が女神様なの?」ニヤニヤ
愛「歩夢まで愛さんをからかうつもり〜?///」グニグニ
歩夢「ほっぺいたい〜」
───
──
─
愛「──っと、こんなことしてる場合じゃなかった!愛さん達そろそろ行くから上で応援しててよ」
歩夢「...ねぇ愛ちゃん♪」
愛「ん?」
歩夢「愛ちゃんのチームが勝ったら、勝利の女神らしく、私がご褒美に愛ちゃんにキスしてあげよっか♡」 愛「は、はぁっ!?何言ってんの!?///」
歩夢「ふふ、どうしてそんなに慌てるのかな、冗談に決まってるでしょ愛ちゃん」
愛「今日の歩夢は私をからかい過ぎ!....試合が終わったら覚悟してろよー!」
歩夢「覚悟ってどんな覚悟ー?」
愛「それは終わってからのお楽しみ!」
歩夢「それって──期待してもいいのかな?///」
愛「...うん」
歩夢「じゃあ待ってるね──///」
あいぽむ「...///」
バスケ部(ラブコメしてるなぁ...)
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