菜々「今度はしずくさんと2人きりの時に⋯⋯」
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〜数日後の昼休み・生徒会室〜 しずく「失礼します」 しずく(昼休みに演劇部長から頼まれた書類を生徒会室に届けに来ると生徒会長はいませんでした⋯⋯) しずく(代わりに副会長に演劇部の講堂使用の申請書をお渡しする⋯⋯) しずく(2人でお逢いできるのではないかと淡い期待を抱いていたのだけれど上手くはいきませんよね)
しずく(副会長に頭を下げて退室しようとドアに手を伸ばそうとすると突然ドアが勢い良く開いた) 菜々「あ! すみません!」 しずく「びっくりした!」 しずく(お互いにドアの先に人がいるとは思わなかったので目を丸くして驚いてしまった) 菜々「国際交流学科1年、桜坂しずくさん⋯⋯ いかがなさいました?」 しずく「あ、いえ、講堂使用の申請書を演劇部長の代わりにお届けに伺いまして、今しがた副会長にお渡ししたところです」 菜々「そうでしたか」 しずく「よろしくお願い致します」 しずく(つい先日、この場所で菜々さんの肌に触れ⋯ 更衣室では口づけを交わし⋯ 菜々さんを見ているとそれを思い出して私は鼓動が高鳴っているというのに⋯⋯) 菜々「副会長、ありがとうございます」 しずく(副会長から私がお渡しした申請書を受け取る菜々さん⋯⋯) 菜々「記入不備は特に無いようですので学校側に提出しておきますね」 しずく「ありがとうございます」 しずく(そうすると、副会長は用件があるようで生徒会室から立ち去って行った) しずく(また、生徒会室で菜々さんと2人きり⋯⋯) しずく「⋯⋯」 菜々「えっ!?」 しずく(私は堪らず菜々さんの背後から抱きついてしまった) しずく「あれから2人きりになれるチャンスが無かったですから⋯⋯」 菜々「しずくさん⋯⋯」 しずく「私に肌を触れられて⋯⋯ 更衣室ではあんなに熱い口づけを交わしたのに何故平然としていられるのですか?」 しずく「私は先程菜々さんとドアのところで向かい合ってからこんなにも鼓動が高鳴っているのですよ?」 しずく(私は後ろから抱きしめた菜々さんの背中に私の胸を強く押し付ける⋯⋯) 菜々「しずくさん⋯⋯ 平然としていられるわけがありませんよ」 菜々「私も同じです⋯⋯」 しずく(私が抱きしめた腕を緩めると菜々さんが私の方を向く⋯⋯) しずく(そして無言のまま、目と目を見つめ合ったまま、唇と唇を重ね合う⋯⋯) しずく(30秒⋯⋯ いやもう少し長かったかな⋯⋯) しずく(重ねた唇を一度離す⋯⋯) 菜々「昼休みの生徒会室でこのようなことをしていたら誰かに見られてしまいますね」 しずく(少し照れながらそう言う菜々さんの表情に私は見惚れてしまう⋯⋯) 菜々「私は教室に戻りますけど、しずくさんは?」 しずく「あ、あの⋯⋯」 菜々「どうしました?」 しずく「お昼休みが終わるまであと15分ほどありますが、ギリギリまで菜々さんと居たいです⋯⋯」 しずく(私は菜々さんの目を見つめながらそう答える⋯⋯) 菜々「本当は私もしずくさんと居たいです⋯⋯」 しずく「では⋯⋯」 しずく(菜々さんは目線をソファーの方へ向ける) しずく(何となく意味を察した私は菜々さんの手を引き2人でソファーに腰掛ける⋯⋯) しずく「嬉しい⋯⋯」 しずく(私は菜々さんの肩に頭を傾ける⋯⋯) しずく「時間までこうしていてもよろしいですか?」 菜々「これくらいなら誰かが来ても反応できそうですし、いいですよ」 しずく(そう言われると傾けてた頭を菜々さんの肩に乗せる⋯⋯) しずく(菜々さんが指と指を交互に絡めるように私の手を握ってくる⋯⋯) 菜々「しずくさんの手、温かいですね」 しずく「それだけ菜々さんと2人きりでいる事に体が熱くなっているのですよ?」 菜々「私も同じです⋯⋯」 しずく(2人で同じ方向に視線を置きながら話しているけれど、菜々さんがどのような表情をされているのかは何となくわかる⋯⋯) しずく(菜々さんが握ってきた手を私は少し強く握り返してみる⋯⋯) しずく(それに合わせて菜々さんも少し強く握り返す⋯⋯) しずく「あの⋯ 更衣室の時みたいに、またキスしませんか⋯⋯?」 菜々「だ、ダメですよ」 しずく「⋯⋯」 菜々「私もしずくさんとキスがしたいけれど、今ここでは⋯⋯」 しずく(菜々さんは握った手を少し緩めたと思うと、より深く指と指を絡め直して握ってくる) しずく「では、我慢しますね⋯⋯」 菜々「ええ」 しずく(あの日のあのキスの⋯⋯ 頭が真っ白になるような感覚を思いだす⋯⋯) しずく(またあの溶けるような気持ち良さを菜々さんと舌を絡め合いながら感じたい⋯⋯) しずく(お互いに握り合った手も熱くなってきた⋯⋯) 菜々「そろそろ時間になります」 菜々「行きましょうか?」 しずく「そうですね⋯⋯」 菜々「少しだけだけど、一緒に居ることが出来て良かったです⋯⋯」 しずく「私もです⋯⋯」 しずく(私が菜々さんの肩に乗せていた頭を上げると菜々さんは立ち上がり私に手を差し伸べる) しずく(その手を取り私も立ち上がる、そして菜々さんと向かい合う⋯⋯) 菜々「ではまた放課後、同好会で⋯⋯」 しずく(少し寂しそうな目で私を見つめる菜々さん⋯⋯) しずく「⋯⋯」 菜々「きゃっ!」 しずく(あまりの愛おしさに私は考える間もなく菜々さんを抱きしめる⋯⋯) 菜々「しずくさん!? ダメです⋯⋯」 しずく「我慢できません⋯⋯」 菜々「あっ⋯ ん⋯⋯」 しずく(私は菜々さんにキスをしながら菜々さんの股間に左手を伸ばす⋯⋯) 菜々「ああっ!」 しずく(一度唇を離し、右手は菜々さんの体を抱き、左手は菜々さんの大切なところを下着の上から中指でゆっくり摩る⋯⋯) 菜々「も、もう行かないと⋯ しずくさん??」 しずく「少しだけ⋯⋯ ね?」 しずく(私は少し息を乱しながら菜々さんの耳元でそう告げる⋯⋯) しずく「っはぁ⋯ん⋯」 しずく(舌に唾液をたっぷり溜めながら私は菜々さんの耳たぶを舐める⋯⋯) しずく(菜々さんは首と背をのけぞらせながら息を乱す⋯⋯) 菜々「ああっ⋯⋯⋯⋯」 しずく(言葉ではダメと言っても菜々さんの体は嘘をつかない⋯⋯) しずく(下着越しに愛撫する大切なところは十分に湿っている⋯⋯) 菜々「やっ⋯ だめ⋯⋯」 しずく「気持ちいいですか?」 菜々「はあっ⋯ んぁっ⋯⋯ ん⋯」 しずく(菜々さんは今にも溶けそうな表情を浮かべている⋯⋯) しずく「止まらなくなりそうなのでここまでにしましょう⋯⋯」 菜々「ああ⋯⋯ 下着がこんなにも濡れて⋯⋯」 しずく「ごめんなさい⋯⋯」 しずく(菜々さんはロッカーから予備で置いていたと思われるジャージを取り出しスカートの下に履く) しずく「ふふふっ!」 しずく(その姿が滑稽で思わず笑ってしまったけれど、私のせいなんですよね⋯⋯) 菜々「しずくさんのせいですからね?」 しずく(菜々さんは少し照れたような顔で笑い混じりにそう言う⋯⋯) 菜々「急ぎますよ? しずくさん」 しずく「は、はい!」 菜々「今度は完全に2人きりの時にちゃんと責任取って抱いて下さいね⋯⋯」 しずく(歩き出したが一度立ち止まると菜々さんはそう言った⋯⋯) しずく「はい」 しずく(間もなく昼休みが終わる⋯⋯) しずく(走ってはいけない廊下を走り、予鈴が鳴る前に教室に戻らないと⋯⋯) 〜終〜 to be continuedの文字が見えない…? 菜々(しずくさんが覆い被さりながら全身を絡めてくる⋯⋯) 菜々(私もしずくさんの背中に両腕を回す⋯⋯) 菜々「あっ⋯⋯、首は痕がつくからやめて⋯⋯」 ・ ・ ・ to be continued ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.0 2024/04/24 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる