希 「真姫ちゃんにちょっかいをかけるの巻」
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今日、5月14日はのぞまき真ん中バースデーということで、のぞまきssを書かせてもらいます。リリホワも出番多めです。
日付は超えてしまうかも。頑張ります! 希 「凛二等兵!」
凛 「にゃ! なんでしょう希隊長!!」
希 「真姫ちゃんっていつもクール気取るやん?」
凛 「その通りにゃ! クールじゃないくせにいつもクール気取ってるにゃ!! 前だってノート見せてって言っただけなのに説教が始まるなんて……」 ブツブツ
海未 「それは完全に私怨ですよ、凛」
希 「実際は純粋だしチョロいし周りに甘々なのに、クール気取ってる真姫ちゃんに今からウチはちょっかいをかけたいと思ってます」
海未 「ちょっかい……? 希!! 真姫だって毎日忙しいのですよ!? そんなくだらない理由で」 希 「でも真姫ちゃんの慌ててる顔とか」
海未 「!」
希 「真姫ちゃんの赤面してる顔とか」
海未 「!!」
希 「見たくない?」
海未 「……ふ、仕方ないですね」
凛 「なにドヤ顔してるにゃ」
希 「ってことで改めて行くぞ、凛二等兵! 海未少佐!」
凛 「了解にゃ!!」
海未 「私は少佐なんですか……」 @ラブレター作戦
真姫 「? 下駄箱に何か入ってるわ、手紙?」
サッ
真姫 「えっと中身は」
――
西木野真姫ちゃんへ
私はずっとあなたのことが……っ、やっぱり言えません!! 恥ずかしいです!! 破廉恥です!! そもそもラブレターというものを私が書けるはずがないじゃないですか!! いや、まあ、メールがメインとなってしまった時代に手紙というのはとても風情があって素晴らしいし、私だったら確かに手紙でもらった方が嬉しいのはそうなんですが、とはいえ書く側なんてできません!! 真姫!! 真姫ならどうですか!? ラブレターは破廉恥ですよね!? ちなみにこの手紙は恥ずかしいからと他の人には誰にも見せてません。なので忠告しておきます、真姫。今日はあの二人に気をつけてください……そう……
↑
上に書いてることは気にしないでにゃ!
真姫ちゃん好きや!! 付き合って!!
真姫ちゃん好きにゃ!! ラーメン奢るにゃ!!
――
真姫 「……」
真姫 「はぁ、何やってるのよあの三人」 Aだって可能性感じたんだ作戦
希 「ラブレター読んだはずなのに全然真姫ちゃん、顔赤面しなかったなぁ」
凛 「やっぱりあんなバレバレな手紙は送るべきじゃなかったにゃ」
海未 「ラブレターなんて破廉恥です!///」
希 「海未ちゃんの赤面ならこんなバーゲンセールかってくらい見れるんやけどなぁ」
凛 「で次はどうするの?」
希 「次はその名も」
凛 「その名も〜?」
希 「だって可能性感じたんだ作戦!!!!」
海未 「はぁ、希も懲りませんね……それでその作戦はどのような作戦なんですか?」
希 「どういう作戦なのかと言うとね……」 コショコショ
…
…
… 真姫 「愛してるばんざーい! ここでよかった」 テン テン テン
パチパチ
真姫 「ヴェェェ! 何してるのよ凛!?」
凛 「やっぱり凛ちゃんのピアノは綺麗にゃ」
真姫 「褒めても何も出ないわよ!///」 カァァ
凛 (もう普通に赤面顔見れちゃったにゃ。でもまぁ作戦決行しよう)
凛 「ねぇ真姫ちゃん、ススメ→トゥモロウ弾いて欲しいにゃ」
真姫 「ススメ→トゥモロウ?」
凛 「うん!!」 真姫 「いやでもそろそろ昼休み終わっちゃうし」
凛 「真姫ちゃんのススメ→トゥモロウ聴きたいなぁ。凛、真姫ちゃんの声大好きだから!!」 ニコッ
真姫 「っ、もう仕方ないわね〜///」
凛 (チョロいにゃ)
真姫 「行くわよ?」 ポロロン 真姫 「だって」
ガラッ
真姫・希 「「可能性感じたんだ〜そうだススメ〜」」
真姫 「!?」
真姫・希 「「後悔したくない目の前に僕らの道がある〜」」
真姫 「ってなんで希が入ってくるのよ!!」
凛 「なんで西木野さんが凛と希ちゃんの話に入ってくるの!?」
真姫 「!?」
凛 「ごめん、つい反射的に」 希 「ほら、真姫ちゃん、歌の続きやで?」 ギュッ
真姫 「って希ぃ!?/// なんで手なんて握るのよ!?///」 カァァ
希 「それはもちろん! ススメ→トゥモロウといえば!」
海未 「Let's go! Do! I do! I live! Yes,Do! I do! I live! Let's go,Let's go! Hi!!」←園田流奥義によってことほのうみ三人分の声を再現
希 「外にダッシュや!!」
真姫 「ヴェェェ! 引っ張らないで!!」 タタタ
希 「さぁ! 一緒に歌おう! 真姫ちゃん!」
真姫 「ちょ希ぃ!///」
凛 「って車来てるにゃ!?」
希 「前向こう上を向こぉぉぉぉぉぉぐわぁぁぁぁーーーーー!!!!」 クルクル
真姫 「希ぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーーーー!!!!」 B噂作戦
希 「スピリチュアルでなんとか擦り傷で済んだ」
海未 「まぁ真姫の慌ててる顔は見れましたが……」
凛 「求めてたようなほのぼのしたものじゃなかったにゃ……」
希 「でもまだウチは諦めてないで」
凛 「一応凛は真姫ちゃんの照れた顔、見れたけどね」
海未 「私と希は歌うことばかり考えてたがゆえに真姫の顔を見てませんでした……っ、まさに本末転倒。園田海未、痛恨のミスです」
希 「まぁまぁ、元気出して海未ちゃん。今度こそ真姫ちゃんの照れ顔見れるから」 フフ
海未 「……そこまで自信があるなら一応聞きましょう。その作戦というのは?」
希 「ふふふ、作戦っちゅうのは噂作戦や!!!!」
…
…
… 生徒1 「あ、あれが噂の西木野さんよ」
生徒2 「それにしてもまさかねぇ」
真姫 (私のことを噂してる……?)
生徒3 「西木野さん!」
真姫 「えっ、あ、えっと何ですか?」
生徒3 「聞いたわよ! おめでとう!!」
真姫 「??」
生徒3 「告白がうまくいって付き合うんでしょ?」
真姫 「!?」 生徒3 「おめでとう!」
生徒1 「おめでとう」
生徒2 「おめでとう」
ことり 「めでたいなぁ」
凛 「おめでとさん」
アルパカ 「くぁ〜」
真姫 「あ、ありがとう……ってチガウデショ⁉ 誰が付き合ってるのよ!! 私がいったい誰と!!」
生徒3 「えっ、付き合ってるんじゃないの?」
真姫 「だから誰と!!!」 生徒3 「副会長の東條希さんと!」
真姫 「なっ!? 希と私が!?///」 カァァ
パシャリ
凛 「はい、真姫ちゃんの赤面、一つ撮りました隊長!」
希 「ふむ。凛二等兵、見事だ良くやった。褒美として上等兵に昇進させてあげよう」
凛 「二階級特進ってそれフラグじゃ」
真姫 「凛!! 写真撮ってるんじゃないわよ!!」 バチーン
凛 「あべしっ!!」
凛 「」 チーン
希 「凛ちゃぁぁぁぁぁぁーーーーん!!!!!」 真姫 「やれやれ、バカバカしい、海未まで何やってるのよ」
海未 「こ、これには事情がありましてですね///」
真姫 「さっきから何したいのか分からないけど、からかってるなら怒るわよ? 凛、希?」
希 「別にからかってる訳やないんよ」
真姫 「じゃあ何なのよ!」 プンプン
希 (怒ってる真姫ちゃん可愛い)
真姫 「とりあえずもうやめてよね! そ、それと……///」 モジモジ
希 「? どうしたん真姫ちゃん?」 真姫 「つ、つ、付き合うとか軽々しく言っちゃダメじゃない……?///」
希 (可愛すぎるやろ真姫ちゃん)
海未 「園田流蘇生術っ!」 ダッ
凛 「はっ!?」 ガバッ
海未 「大丈夫ですか? 凛?」
凛 「凛はいったい……記憶が飛んでるにゃ。でもしっかりかよちんのことは覚えてる。凛、決めたにゃ!! この真姫ちゃんへのちょっかいが終わった後は、かよちんに告白するよ!!」
海未 「なぜあなたはそうも死亡フラグを立てるのですか」 Cリリホワ&真姫劇場
凛 「真姫ちゃん、お願いがあります」
真姫 「またちょっかい? いい加減にしてほしいんだけど」
凛 「いや、これがね、結構真面目なお願いなんだにゃ」
真姫 「そう言われても信じられないわよ」
凛 「うぅ……じゃあこれならどうだ!」 スッ
真姫 「? 屈んだりしてどうしたのよ?」
凛 「お願い、真姫ちゃん!!」
真姫 「頼んだって無駄よ」
凛 「じゃあさらにこれならどうだ!」 スッ
真姫 「体育座り? とにかくダメなものはダメよ」
凛 「こんなに頭を下げてるのに!?」
真姫 「頭を下げるってそういう意味じゃないわよ!!!!」 凛 「とにかく小さな子供たちのためだにゃ!! 凛に協力して!!」
真姫 「小さな子供たちのため……?」
凛 「うん!! 今度保育園で凛、演劇をやってくれないかって依頼されたんだけど、あんまりそういうのやったことなくて……」
真姫 「そう……」
凛 「手伝ってくれないかな?」
真姫 「……もう、仕方ないわね!」
凛 「真姫ちゃん!!」 パァァ
真姫 「この天才女優真姫ちゃんに手伝わせるんだから、練習も手を抜いちゃダメよ?」
凛 「もちろんだにゃ!! ありがとう真姫ちゃん!! やっぱり真姫ちゃんは優しいにゃーーーー!!」 ダキッ
真姫 「ちょ、凛……!///」 希 (微笑ましいな、海未ちゃん)
海未 (そうですね、希)
希 (じゃあ今からウチらも練習に参加させてもらうで)
海未 (まぁそういう作戦ですし……ていうかなんで心の中で会話できてるんですか?)
希 (スピリチュアルやからね)
海未 (はぁ……もはや何でもありですね)
希 (ファミチキください)
海未 (こいつ直接脳内に……!)
希 (……)
海未 (……)
希 (一度やってみたかったんよ。ていうか海未ちゃんも思ったよりノリノリやね)
海未 (……忘れてください///)
…
…
… 凛 「はっはっはっ! 真姫姫はこの大魔王凛が誘拐したにゃーーー!!」
海未 「大魔王の語尾はにゃ、なんですか」
希 「ツッコミどころがあるのは分かるけど、今はそういうことを言っとる場合やないやろ? 賢者海未。早く真姫姫を助けに行くんや!」
海未 「了解です!!」
真姫 「タスケテー!」
海未 「園田流呪文! 『山頂アタックです!』」
希 (聞いたことない呪文……いったいどんな効果が!?)
凛 「ひぃぃぃ! もう山には登りたくないよぉ」 ガクガク
希 (単純にトラウマを刺激しただけやった) 海未 「今です! 希!! 凛から真姫を救ってあげてください!!」
希 「任せとき!」 タタタ
希 (今助けるよ……真姫ちゃん!!)
希 「秘技! りんがべーーー!!」 ザッーーーーン
凛 「ぐわぁぁぁぁーーーーー!!」
海未 「!? 凛がやられて真姫を落としました! このままでは真姫が怪我をしてしまう!」
真姫 「きゃぁぁぁぁーーーー!」
希 (間に合え、真姫ちゃん!!!!)
ダキッ 真姫 「!?///」
希 「……大丈夫? 真姫ちゃん?」
凛 (お、お、お、お姫様抱っこにゃぁぁぁぁぁーーーーーーー!?)
海未 (破廉恥ですぅぅぅーーーーー!!!)
真姫 「ちょ、希!? お姫様抱っこなんて脚本には……」 アセアセ
希 「助けに来ましたよ、真姫姫」 ニコッ
真姫 「……!///」 キュン
真姫 (な、なに、胸がドキドキして……さっきまでこんなことなかったのに……)
希 「帰りましょうか」
真姫 「……はい///」 凛 (なんか見てるこっちがドキドキしてきたにゃ)
海未 (希、あなたがNo. 1です。破廉恥の)
希 「……」 ニコニコ
真姫 「うぅ……///」 カァァ
希 (念願の真姫ちゃんの照れ顔……やっぱり良いもんやなぁ)
真姫 (もう希の顔がまともに見れないわ……///)
希 「ねぇ、真姫ちゃん」
真姫 「!」
真姫 (真姫姫じゃない? ってことは素の希ってこと?)
凛 (もしかして告白にゃ!? 告白にゃ!?)
海未 (破廉恥のフルコースですぅ……///) 希 「少し重くなった?」
パシーーーーーーン
希 「」 ヒリヒリ
真姫 「イミワカンナイ!」
凛 「いつも通りの希ちゃんで安心したにゃ」
海未 「ですね」 その一週間後、この四人で行った演劇は大好評。園児の中でもブームとなった。また、穂乃果たちも見学に来てたらしく、海未は無茶苦茶いじられた。
穂乃果 「ラブアローシュートぉぉぉーーー!」 パッ
ことり 「穂乃果ちゃんかっこいいよぉぉぉーーーー!!」 パァァ
海未 「生き殺しですか?」 ちなみに、希と真姫はというと……。
希 「ちょ、真姫ちゃん最近ウチのこと避けてない?」
真姫 「ヴェェェ! 気のせいよ!!」
希 「なら離れないでよ!」
真姫 「こっち来ないで!」
希 「がーん!」 真姫 (ほんと何なのよこの胸のドキドキ……!/// 健康診断もう一回したほうがいいかしら?)
希 「はぁ……なんか嫌われることしちゃったかなぁ」
絵里 「元気出して? 希。良ければ私と一緒に映画でも」
希 「やめとくわ」
絵里 「がーん!」
おわり ありがとうございました。
日付超えてしまいましたが、のぞまき真ん中バースデーということでのぞまきssでした!
クール気取ってる真姫ちゃんかわいい。
また、回線等変わってないのに、定期的にやわ銀表記、もんじゃ表記が交互に入れ替わる現象はなんなんでしょう。
前作
海未 「山に行きますよーー!」 穂乃果・ことり 「「いえーーーい!!」」
前々作
希 「わしわしー!!」 真姫 「きゃああああ」 弁護士 「」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています