菜々「ああ、コンタクトを落としてしまいました…」ヨロヨロ 歩夢「菜々ちゃん、大丈夫?」
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菜々「いえ、大丈夫ではないですね 視界がぼやけまくってます」フラフラ
歩夢「コンタクトどこに落としちゃったの?」
菜々「確かこの辺です」
歩夢「窓から落としちゃったの?!」
菜々「違いますが」
歩夢「菜々ちゃん窓の外指さしてるよ」
菜々「ほんとですか!?」
歩夢「うん、これは重症だね」
菜々「すみません…申し訳ないのですが、わたしの周りの床を探してもらってもよろしいでしょうか」
歩夢「わかった 探してみるね!」
菜々「ありがとうございます!」 ─────────
歩夢「見つからないよぉ…」
菜々「そうですか…」
歩夢「替えのコンタクトとか持ってきてないの?」
菜々「探してもらったのに本当に申し訳ないのですが、、実は持ってきてるんですよね…ごめんなさい」
歩夢「いいよいいよ 誰だって最初から探すの諦めて新しいの出そうとは思わないし」
菜々「さすが歩夢さん、優しいですね!」
歩夢「もう」
菜々「もはやバッグがどこにあるのかもわからないので、案内してもらっていいですか?」
歩夢「うん!じゃあ手握るよ?」ガシ
菜々「はい!」ギュ バキッ
歩夢「あっ!」
菜々「どうしました?」
歩夢「な、何でもないっす。帰るっす…ササーッ」 歩夢「こっちだよー」
菜々「はい」
菜々「……歩夢さんの手、温かいですね」
歩夢「…手汗とか大丈夫?」
菜々「全然!すべすべで柔らかいです!」
歩夢「変態みたいなこと言わないで!」
菜々「ええ…」
歩夢「ほら、バッグ置いてるとこまでついたよ?」
菜々「ありがとうございます!」
歩夢「これが菜々ちゃんのバッグだね」スッ
菜々「むむっ!あとは替えのコンタクトを出すだけですね!」ガサガサ >>5
どんなハードコンタクトならそんな音するんだ 菜々「…見えません……」ガーン
歩夢「まあそうだよね…どこにあるのか言ってくれればわたしが出すよ」
菜々「ほんとですか?!えっとですね、前ポケットにポーチが入ってると思うんですけど」
歩夢「…いっぱい入ってる」
菜々「それの赤色のポーチの中に入ってるはずです!」
歩夢「全部赤色でわからないよぉ…」
菜々「そしたら、ポーチをわたしの手に置いてください!感覚でわかるはずです!」
歩夢「わたしがチャック開ければいいんじゃ」
菜々「ちょっと恥ずかしいものとか入れてるポーチもありまして…//」
歩夢「なるほど」 歩夢「それじゃポーチ出すね」
菜々「お願いします!」
歩夢「1つずつ渡していけばいい?」
菜々「はい!それで大丈夫です!」
歩夢「おっけー、まずはこのポーチからかな」スッ
菜々「どこですか?!」ブンブン
歩夢「ちょっと、手ぶんぶんしたら渡せないでしょ!」
菜々「すみません…」
歩夢「全く…はい、これが最初のポーチだよ」
菜々「むむむ…これではないですね」
歩夢「残念!それじゃ次のポーチを渡すね」
菜々「はい!」ブンブン
歩夢「もー、だからぶんぶんしちゃだめだっ…」
ムニュッ
歩夢「っ…!」
菜々「ん…?むにゅ???」 京都旅行で田舎からようおこしやすって言われた東京人かな 菜々「なんだかすごく柔らかいですね」ムニムニ
歩夢「…」
菜々「こんな柔らかい物をポーチに入れてましたっけ…」ムニュムニュ
歩夢「……」
菜々「ていうかこれ本当にポーチですか?もー、歩夢さん?からかうのはだめですよ?」モニュモニュ
歩夢「………ちゃんの……………」
菜々「はい?」
歩夢「菜々ちゃんのばかーーーーっ!!!!!!!!/////」ベチン!!!!!!!!!!!!!!!
菜々「へぶっ??!!!!!!!!!!!!!?」 歩夢「もう知らない!!」スタスタ
菜々「え?あの、歩夢さん??」
歩夢「うるさい!!!」バタン
菜々「あ……」
菜々「……わたしのコンタクトは…」シュン
ガチャ
菜々「歩夢さん?」
歩夢「……はい、これ残りのポーチ」
菜々「むっ、あ、これです!このポーチです!」
歩夢「それで本当に合ってるね?」
菜々「はい!ありがとうございます!」
歩夢「ふん!」スタスタ
菜々「あ、歩夢さん?」
バタン ────────
菜々「視力完全復活!!からの、変身です!!!」
せつ菜「一頓挫ありましたが、今日も張り切って行きましょう!!」
せつ菜「…とはいえ、何故か歩夢さんを怒らせてしまってるみたいですし、原因を究明して仲直りしなければ…」
せつ菜「うーん、思い当たる節が全くありません」
せつ菜「が、歩夢さんはそんな理不尽な人では絶対ないです」
せつ菜「必ず、わたしが怒らせてしまったトリガーがあるはず…」
せつ菜「うーーん………」
せつ菜「歩夢さんが怒り始める前にわたしがしてしまったこと………うーーーーーん……………」 せつ菜「あ、注意されたのに手をぶんぶんしていたことですかね」
せつ菜「しかし、歩夢さんは怒ってなかったように思えます」
せつ菜「ぼやけまくって顔は見えませんが、いつもの可愛い笑顔で、もう〜!みたいな感じだったと思います」
せつ菜「てことは、それが原因ではない…?」
せつ菜「では一体なにが……」
せつ菜「…わたしが手をぶんぶんしていた時に触れた、柔らかい物が気になりますね」
せつ菜「わたしがバッグを置いている場所を見る限り、手が届く位置に柔らかい物なんてないですし」
せつ菜「そもそもバッグにもそんな物は入れてません」
せつ菜「うーーーーん……」 この菜々は近眼通り越して目見えてないレベルだな…閃いた せつ菜「よく思い出してください、せつ菜」
せつ菜「そして考えるんです…」
せつ菜「…」
せつ菜「あの時、わたしのそばにあったのはわたしのバッグと歩夢さんだけ…」
せつ菜「そしてわたしはこれくらい腕を上げたところで、手をぶんぶんしていた……」
せつ菜「そしてその時、柔らかい何かに触れて……それをふにふにして……その後歩夢さんが怒って……………」
せつ菜「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 せつ菜「まさかあれは、歩夢さんの胸??!!!!!!!!!!!????///」
せつ菜「いえ、照れてる場合じゃありません!!!!!」
せつ菜「めちゃくちゃ重罪じゃないですか!!!!!!!!!!」
せつ菜「そりゃ歩夢さんも怒りますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
せつ菜「うあああ!どうしましょう!!!!」
せつ菜「とにかく謝らなければ………」
────────── 歩夢「はぁ…」
歩夢「…」
歩夢「わたし、嫌な女だなぁ…」
歩夢(あの時はついびっくりしちゃって、菜々ちゃんのことをぶっちゃったけど…)
歩夢(菜々ちゃんはコンタクト落としててほとんど視力が効かない状況だったし、全く悪気はなかったのに……)
歩夢(きっと菜々ちゃんだって、なんでわたしが怒ってたのかわからないだろうし、その事に対して菜々ちゃんが怒ってるかもしれない……)
歩夢「はぁ」
歩夢「菜々ちゃんに嫌われちゃったかな…」
歩夢「ちゃんと謝らないと…」
───────── ⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞視力悪いことにしたらいいのか! 二人ともお詫びに自分のをもっと触らせてあげればいいんだよ 八つ橋出入り禁止草
展開予想とかしまくっててウザいから? 落としたのは戦国無双コラボのコンタクトじゃないのか はい!!!!!コンタクトレンズを落としてしまったのですが!!!!!!! テクテク
せつ菜「あ…」
歩夢「あ」
せつ菜「…」
歩夢「…」
せつ菜「…」
歩夢「……あ、あの…せつ菜ちゃ」
せつ菜「すみませんでした!!」
歩夢「…え?」 せつ菜「どうして歩夢さんが怒っていたのか、ずっと考えてたんです」
歩夢「!」
せつ菜「胸…ですよね…」
歩夢「え、う、うn」
せつ菜「わたしが歩夢さんの胸を触ってしまったから怒ってるんですよね!!!!!??!」アセアセ
ザワザワ
歩夢「ちょ、声が大きいって!」
せつ菜「あ、ごめんなさい…テンパってしまって……」シュン
歩夢「もう…」 歩夢「…せつ菜ちゃんはどうしてわたしが怒ったのか考えてくれたの?」
せつ菜「それは…わたしが原因で歩夢さんを怒らせて、そのまま仲が悪くなってしまうなんて嫌じゃないですか!」
せつ菜「わたしは歩夢さんとこれからもずっと仲良くしてたいんです!だから、すぐにでも仲直りがしたくて…」
歩夢「…そっか」
歩夢(そうだよね…せつ菜ちゃんはこういう子なんだよ…それなのにわたしは…)
歩夢「せつ菜ちゃん」
せつ菜「はい」
歩夢「わたしも、本当にごめんなさい…!」
せつ菜「え?」 せつ菜「どうして歩夢さんが謝るんですか?!」
歩夢「だって…せつ菜ちゃんはコンタクト落としてて視界が悪くなってたんだもん…」
歩夢「それなのにわたし、びっくりしちゃった拍子でせつ菜ちゃんのことぶって…怒っちゃったんだよ…!?」
せつ菜「歩夢さん…」
歩夢「だから本当にごめんなさい…」
せつ菜「…やっぱり歩夢さんは素敵な方ですね」
歩夢「え…?」
せつ菜「そりゃあ誰だっていきなり胸を触られたら嫌に決まってます 視界が悪かったとか関係なく、悪いのはわたしです!」
歩夢「そんなこと…」
せつ菜「それに、わたし言ったじゃないですか 歩夢さんの手は温かいって」
せつ菜「歩夢さんの手は人を傷つけられるものではありませんし、わたしがそうはさせません!」 せつ菜「ほら!見てください!わたしのほっぺは無事です!」
歩夢「…!」
せつ菜「だから心配しないでください!」
歩夢「…うん!…それと……」
せつ菜「それと?」
歩夢「…ありがとう」
せつ菜「何がですか?」
歩夢「せつ菜ちゃんがなんでわたしが怒ってるか考えてたって聞いた時、すごい嬉しかった」
歩夢「せつ菜ちゃんがわたしのことを大切に想ってくれてたのが、本当に嬉しかったの」
せつ菜「もう、照れるのでやめてください…////」
歩夢「えへへ」 歩夢「…せつ菜ちゃん…」
せつ菜「はい」
歩夢「少しだけ…ぎゅっとしてもいいかな…?」
せつ菜「奇遇ですね わたしも歩夢さんを抱きしめたい気分ですよ」
歩夢「えへ…せつ菜ちゃん…」
せつ菜「歩夢さん…」
────────── せつ菜「さあ!歩夢さんとも仲直りが出来ましたし、優木せつ菜完全復活です!!」
歩夢「わたしも今日はすごい気合いが入ってるよ!!」
せつ菜「今日も練習頑張りましょう!!!」
歩夢「うん!わたし負けないよ!」
せつ菜「望むところです!」ウオオオオオ
歩夢「それじゃ行こっか!」
せつ菜「はい!!!!」 これからコンタクト付けるたびにおっぱいの感触を思い出して赤面するんだよね 最高のSSなんだけど、八つ橋出入り禁止が気になってしかたねーわw 京都に嫌な思い出でもあったのか…
>>25
ここのぽむ良いこすぎて好き いいね
これからもぽむせつを書いていってくれると嬉しい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています