侑「やっぱりスクールアイドルってみんな処女なのかな?」
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璃奈「突然どうしたの?」
侑「だって気になるじゃん?」
璃奈「まあわからなくもない」
侑「わたしとしては処女であってほしいんだよね」
璃奈「確かめてみる?」
侑「どうやって?」
璃奈「これを使う」つ経験人数スカウター
侑「なにこれ?」
璃奈「その名の通り相手の経験人数がわかっちゃう優れモノ」 侑「え、すごい! 璃奈ちゃんが作ったの?」
璃奈「うん。自信作」
侑「さすが璃奈ちゃん!」
璃奈「でも、世の中には知らない方が幸せなこともあると思う」
侑「大丈夫、同好会のみんなはわたしと同じで処女に決まってるよ!」
璃奈「そうだといいけど」
侑「じゃあ早速借りていくね」
璃奈「璃奈ちゃんボード『ちょっと心配』」 侑「さて、最初は誰にしようかなぁ〜」
愛「あれ? ゆうゆ、そのメガネ何?」
果林「結構似合ってるわね。イメチェンかしら?」
侑「あ、愛ちゃんに果林さん! ちょうどよかった。ちょっとそこに立っててもらえますか」
侑(さっそくこのボタンを押して……)ポチッ
スカウター『愛:7人 果林:9人』
侑「えっ」
侑(え、いやいやいや待って? そんなことある?)
愛「どうしたのゆうゆ?」
果林「何だか様子がおかしいわね」
侑「し、失礼しましたぁぁぁ!」
愛「あ、ちょっと!」
果林「どうしたのかしら……?」 侑(待って、待って、待って、さすがにおかしいでしょ!?)
侑(いや1人とかならまだわかるよ? でも9人って!)
侑(わたしたちまだ高校生だよ!? しかも女子高だよ!?)
侑(いくら二人ともエッチな衣装着てるからってさすがにそれは──)
スカウター『ピピッ』
侑「ん?」
スカウター『もう一度ボタンを押すと詳細を表示』 侑「詳細? なんのことだろう……」ポチッ
スカウター『愛→彼氏:1人、元カレ:1人、セフレ:5人』
侑「」
侑(いやいやいや、愛ちゃんガチビッチじゃん! セフレ5人ってどういうこと!?)
侑(ま、待って、じゃあ果林さんは……)ポチッ
スカウター『果林→彼氏:1人、元カレ:2人、枕営業:6人』
侑(いやぁぁぁ!!! 果林さんが枕で読モしてたなんて知りなくなかったぁぁぁ!!!)
侑(え? じゃあ何? DiverDivaってドスケベビッチユニットだったの!?)
侑(やばい! 次からどんな顔して話せばいいかわかんないよぉぉぉ!!!) 彼方「あれ? 侑ちゃん?」
エマ「そんなに慌ててどうしたの?」
侑「か、彼方さんにエマさん……!」
侑(も、もしかしてお二人もビッチだったりして……)
彼方「お、そのメガネかっこいいねぇ」
エマ「本当だ。いつもと雰囲気違うね」
侑(お、落ち着くんだわたし! 考えてみればあんなに露出が多いDD組がビッチなのは当たり前!)
侑(でも清楚でおっとり系の彼方さんとエマさんが非処女なわけない!) 侑「か、確認ですけど、お二人は愛ちゃんや果林さんとは違いますよね……?」
彼方「うーん、確かに彼方ちゃんは愛ちゃんみたいに元気いっぱいって感じじゃないかな〜」
エマ「わたしも果林ちゃんみたいなクールさはないかなぁ」
侑「で、ですよね! よかった……」ポチッ
スカウター『彼方:13人 エマ:16人』
侑「」
彼方「あれ? 侑ちゃん?」
エマ「固まっちゃった……?」
侑「何で裏切るんですかぁぁぁ!!!」 彼方「うわぁっ、ビックリした」
エマ「ど、どうしたの……?」
侑「どうしたもこうしたもありませんよ! わたし信じてたのに!」
侑(そもそもなんでこの二人が二桁なの……!?)ポチッ
スカウター『彼方→遥、援交:12人』
侑「彼方さん何でぇぇぇぇぇ!!!」
侑「遥ちゃんはわかるよ!? でも知らないオジサン12人はおかしいでしょ!」
侑「週五日のバイトってそういうことだったんですか!?」
彼方「ち、ちょっと落ち着いてよ侑ちゃん」
侑「落ち着いてなんかいられませんよ! 12人ですよ12人! どれだけ稼いできたんですか!?」
彼方「な、なんの話……? 彼方ちゃんちょっとわかんないな……」
侑「とぼけないで下さい!」 りなりー侑ちゃんを騙しておかしいメガネ渡したのか… 侑(そ、そうだ……! エマさんの内訳は…?)ポチッ
スカウター『エマ→弟:3人、スイスのショタ:5人、近所のショタ:8人』
侑「エマさんのエッチバカ変態ショタコン!」
侑「何ですか? 生きのいいショタ漁るために日本に来たんですか!?」
エマ「な、何のこと……?」
侑「だいたいスイスのショタって何ですか!? ショタに国籍は関係ないでしょ!?」
エマ「し、しょた……?」
侑「せめて弟さんだけで満足して欲しかったよぉぉぉ!!!」
エマ「ちょっと侑ちゃん、どこいくのー!」 侑「はぁ……はぁ……」
侑(なんでみんな非処女なの……)
侑(ていうか非処女にしても経験人数多すぎでしょ……)
かすみ「あ、侑先輩」
しずく「お疲れみたいですけど大丈夫ですか?」
侑「あ、かすみちゃんにしずくちゃん」
侑(そ、そうだ……! 二人は一年生! 流石に経験人数は少ないはず……!)ポチッ
スカウター『かすみ:1人』
侑「よかったぁぁぁ!!!」 かすみ「ちょ、侑先輩!? どうしたんですか?」
侑「ありがとうかすみちゃん! いや今までが酷過ぎただけだけど!」
かすみ「な、何のことですか?」
侑「そうだよね、普通は1人とかだよね!」ポチッ
スカウター『かすみ→しずく』
侑「あーなるほど! 二人はそういう」
しずく「え、わたしも関係あるんですか?」
侑「またまた〜。隠さなくてもいいんだよ!」
しずく「え?」
侑「二人のこと、わたし応援してるから!」ポチッ
スカウター『しずく:1人と1匹』
侑「」 しずく「侑さん?」
侑「なに!? 匹ってなに!?」
侑「わたし信じてたのに! 返して! わたしの純情を返して!」
侑「ていうか、しずくちゃんにとってオフィーリアってどういう存在なの!?」
しずく「え、オフィーリアは大切な家族ですけど……」
侑「家族ってそういう意味なんだ!?」
しずく「……? よく分かりませんが、侑さんもきっと仲良くなれると思いますよ」
侑「えっ」 しずく「あ、そうだ。二人とも、今週末わたしの家に遊びに来ませんか?」
かすみ「え、ホント? 行く行く!」
しずく「じゃあ約束ね。オフィーリアもきっと喜ぶと思うな」
侑「待って! かすみちゃんはそっちの世界行っちゃダメ!」
かすみ「侑先輩何言ってるんですか?」
しずく「侑さんも是非来てください。一緒にオフィーリアと遊びましょう」
侑「わたし、初めては人間って決めてるからぁぁぁ!!!」 侑「ぜぇ……ぜぇ……」
侑(まさかしずくちゃんにあんな性癖があったなんて……)
侑(この同好会絶対おかしいよ……。まともな人はいないの……?)
侑「そ、そうだ! せつ菜ちゃんなら……!」
せつ菜「私がどうかしましたか?」
侑「うわっ、ビックリした。でもちょうどいいところに!」
せつ菜「何かご用ですか?」
侑「ちょっと聞きたいんだけど、せつ菜ちゃんって今まで誰かと付き合ったことある?」
せつ菜「えっ、何ですか急に///」 侑「いいからいいから」
せつ菜「えっと……ない、です///」
侑「一人も?」
せつ菜「はい///」
侑「そっかぁ、よかったぁ!」
せつ菜「侑さん、それって……///」
侑「うん! とっても嬉しいよ!」ポチッ
スカウター『せつ菜:28人』
侑「」 せつ菜「あの、不束者ですが──」
侑「何で!?」
せつ菜「えっ?」
侑「何で嘘ついたの!? 付き合ったことないって言ったよね!?」
せつ菜「は、はい。一度もないですよ……?」
侑「そんなわけ──」ポチッ
スカウター『せつ菜→ファンサービス:28人』
侑「そういうことかぁぁぁ!!!」
侑「にしてもさすがにサービスしすぎでしょ!? アイドルだよ!?」
侑「え、なに? せつ菜ちゃんってファンの人のことどう思ってるの?」
せつ菜「えっと、ファンのみなさんはもちろん大好きですよ?」
侑「それでサービスしてるの……?」
せつ菜「サービスというか、私の“大好き”が少しでも伝わるといいなって思ってますね」
侑「そんな“大好き”の伝え方、わたしにはまだ早すぎるよぉぉぉ!!!」 侑(もうだめ……ついていけない……)
侑(まさかこんなにも貞操観念ガバガバの人ばっかりだったなんて……)
侑(これからわたしは何を信じればいいの……?)
歩夢「あれ? 侑ちゃん?」
侑「あ、歩夢……!」
歩夢「何だか元気なさそうだね。大丈夫?」
侑「歩夢ぅぅぅ!!!」ダキッ
歩夢「わわっ! どうしたの侑ちゃん?」
侑「歩夢はわたしのこと裏切らないよね……?」
歩夢「え? そんなの当たり前だよ」
侑「本当に……?」
歩夢「もちろん。わたしはずっと侑ちゃんの味方だよ」ギューッ
侑「うぅ……ありがとう……」 ⎛(cV„・ ᴗ ・V⎞ あまりにも辛すぎるトキメキ… 歩夢「もう、侑ちゃんったら甘えん坊なんだから///」
侑「ねえ歩夢、念のため聞くけど今付き合ってる人っている?」
歩夢「え? いないよ……?」
侑「じ、じゃあ今までに誰かと付き合ったことある……?」
歩夢「ううん、一度もないよ。……だって、わたしはずっと侑ちゃんのことが──」
スカウター『歩夢→セフレ:52人』
侑「」
歩夢「侑ちゃん、これからもずっと一緒に──」
侑「歩夢のバカぁぁぁぁぁ!!!」
歩夢「侑ちゃん!? どこ行くの!?」 これジョークグッズでしょそうじゃないと俺の脳は再生されへん 侑「う“わ”ー“ん“璃奈ち”ゃ“ぁ”ぁ“ぁ”ぁ“ん”!!!」
璃奈「あ、侑さんお帰り。どうだった?」
侑「……この同好会がビッチの集まりだったなんて知りたくなかったよ」
璃奈「そっか……」
侑「この世には知らないほうが幸せなことがあるんだね。璃奈ちゃんの言う通りだったよ」
璃奈「侑さん、なんかごめんね」
侑「ううん、璃奈ちゃんは何も悪くないから」
璃奈「ねえ侑さん、わたしの経験人数は見ないの?」
侑「え、いやその、璃奈ちゃんまでビッチだったらもう立ち直れないかもしれないし……」 璃奈「大丈夫。わたしは侑さんを裏切らない」
侑「いやでも……」
璃奈「わたしを信じて」
侑「う、うん……。わかった……」ポチッ
スカウター『璃奈:0人』
侑「り、璃奈ちゃん……!」
璃奈「わたしと侑さん、一緒だね」
侑「うん……! ありがとう璃奈ちゃんっ」ダキッ
璃奈「はわわわっ///」
侑「これからも変わらずに話せるのは璃奈ちゃんだけだよ」ギューッ 璃奈「わたしも侑さんがいてくれて嬉しい」
侑「璃奈ちゃんも?」
璃奈「うん。実は侑さんに渡す前に自分でもスカウター試してみたんだけど」
侑「あっ……」
璃奈「愛さんも他のみんなも予想以上に人数多くて……」
侑「そっか……」
璃奈「だからわたしも侑さんがいてくれて嬉しい」ギューッ
侑「そっか、わたしも嬉しいな///」
璃奈「ねえ、侑さん。これからウチに来ない?」
侑「璃奈ちゃんの家に?」 璃奈「うん。同好会で処女なのってわたしたちだけでしょ?」
侑「それって……」
璃奈「わたしの処女、侑さんに貰ってほしい」
侑「で、でも」
璃奈「侑さんが歩夢さんと仲良いのは知ってる。でも歩夢さんは誰にでも股を開くガチビッチなんだよ?」
侑「う“っ、確かに」
璃奈「だから、わたしと一緒に……しよ?」
侑「……うん、わかった。璃奈ちゃんとなら/// その、よろしくね?///」ギュッ
璃奈「うん、よろしく/// 璃奈ちゃんボード『テレテレ///』」
〜おしまい〜 〜おまけ(というかオチ)〜
侑「じゃあ璃奈ちゃん、また後でねっ///」
璃奈「うん、楽しみにしてる///」
璃奈(ふう。まさかここまで作戦がうまく行くとは思わなかった)
璃奈(侑さんに渡したスカウターは適当な人数を表示するだけの偽物)
璃奈(当然、侑さんが見た数字も全部嘘)
璃奈(だいたいそんなメカ、わたしに作れるわけない) 最初にりなりーの数字見ないから全部りなりーの策略で、表示される経験人数の多さはりなりーにとっての警戒度の高さみたいなものかと思ってた 璃奈(でも歩夢さんのガチビッチ人数はさすがにショックだったみたい)
璃奈(けど大丈夫。その分わたしがしっかりと慰めてあげる。璃奈ちゃんボード『ハアハア///』)
璃奈(それにしてもここまで長かった)
璃奈(同好会のみんなにも偽スカウターを渡して同じことをやってきたけど、今日でやっとハーレムが完成する)
璃奈(侑さんとセックスすればわたしの経験人数は9人。同好会全員の処女を奪ったことになる)
璃奈(璃奈ちゃんボード『やっぱりスクドルの処女は最高だぜ!』)
〜本当におしまい〜 おつでした。りなりーすごすぎて全員分の読みたくなるww ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています